SMILE DIARY

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  L change the World 観てきました～

  原作とはだいぶ違っていました・・。それはそれでいいんですが。おとぼけＦＢＩ駿河との掛け合いが原作では面白かったのでそのところが省略されてたのでちょっと不満(^^;)九條の過去が語られてないのも作品としては奥行きが浅くなったかも。原作を読んだ時もＬが外を走るなんて！と思ったけど、見たらやっぱりちょっと変な感じ。でもＬってああ見えて運動神経抜群なんですよね。マンガではのけぞったもの(^^;)電車の中のつり革にぶら下がってぶらぶらやってるのは・・面白かった～（笑）Ｌのロゴが入ったポットは欲しい気がする・・＠飛行機に飛び移るシーンはかっこよかったですねえｖｖ惚れ惚れｖｖ感染した人のシーンや死んで行く様は、あそこまでグロテスクにしなくても良かったのでは・・と思うのですが。突っ込みどころはいろいろあるのですがそれなりに楽しめましたｖｖラスト、ＢＯＹが誰かわかるところでは息子がびっくりしてました。松山Ｌはやっぱり魅力満杯ですね。松山ケンイチ君はうまいです。原作本はこちらです↓

  2008.03.03

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  椿三十郎　観ましたｖ

  これは黒澤明監督、三船敏郎主演の映画のリメイク版、台本もそのまま使っていると言うことで、それがどういう風に現代版として甦っているか観るのを楽しみにしていってきました。現代版三十郎、織田裕二三十郎はとっても良かったですよ～ｖ私はオリジナル版を観ていないし原作も読んでないのだけど、現代の作品として楽しめました。三十郎は剣の達人だけど、よけいな殺傷はしない、人を切ることの重みをちゃんと描いているのがいいです。２１人斬りのシーンがあるのだけど、これはやむを得ずやったことだし、涼しい顔をして斬ってしまうのではなく、三十郎も疲れ、刀も血に濡れて斬れなくなり、そんなところを描いているのがいい。そのあと、そんな多人数を斬らなければならなくなった原因の若者を素手で殴るシーンがあるのだけど、殴るふりでなしに本当に平手で殴ってるんだって。そういうところに監督のこだわりが感じられますねえ～。三十郎は頭の良い策略家で、敵の作戦を読みながら行動を進めていくところも面白かった。若い侍たちが浅はかな行動をとろうとするのをいさめていくやり取りが面白いし、ぎらぎらしている三十郎と、対照的なおっとり穏やかで平和主義の城代家老の奥方とその娘との掛け合いも愉快愉快ｖｖ主人公の名前、映画のタイトルに使われている椿も効果的に使われ、話に華やかさを添えているのがいい。まあ、何十年も前に大ヒットしたこの映画、現代では当時ほどの衝撃は無いと思うけれど、登場人物のキャラの面白さ、人間性の描き方がすごくいいと思いました。キャストもいい役者さん達が揃ってますｖ詳しくは→こちら

  2008.01.06

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  FRau 映画特集♪

  詳しくは→こちら今号は映画特集。『映画は、女のもの！2008』私的にとっても楽しい内容でした。あれも観たい、これも観たい、と思うような映画がたくさん。「エリザベス　ゴールデン・エイジ」は面白そう～～エリザベスが１６世紀のイギリスで女王になってからのお話。ケイト・ブランシェットがはまり役だそうですｖ女王になるまでのお話の「エリザベス」をまだ観ていないので観ておこうかな～。愛した男にも裏切られ、「私は国家と結婚する！」　な～んて、かっこいい！詳しくは→こちらもう一つ気になるのはボブ・ディランの大胆かつ冒険的な伝記映画「アイム・ノット・ゼア」。６人のまったく個性の異なる俳優たちが様々な側面からディランを演じているんですが、なんとケイト・ブランシェットもその中に！そして優秀女優賞を受賞していると言うのだから凄いですよね～～　観てみたいですｖｖ詳しくは→こちらそしてそして・・ジョニデの歌が聴ける(^^;)「スウィーニー・ドット」はもうすぐ公開ですよね。この有名なミュージカルは一度観てみたいと思ってるんですが・・。詳しくは→こちらまたあのティム・バートン監督なんで楽しみですわ～ｖｖあとですね、「ペネロピ」詳しくは→こちらお金持ちのお嬢様なのに、ご先祖様が受けた呪いのせいでブタの鼻と耳を持って生まれてしまった女の子の話。まさにはまり役のクリスティーナ・リッチｖ製作はリース・ウィザー・スプーンで出演もしているそう。ところでジュード・ロウってまだ３５歳だったんですね・・もうちょっといってるのかと思ってました；；ノラ・ジョーンズと共演した「マイ・ブルーベリー・ナイツ」も良さそうですｖ詳しくは→こちら

  2007.12.17

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  「ミス・ポター」観てきましたｖ

  監督：クリス・ヌーナン出演：レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソンあの有名な「ピーター・ラビット」の作者、ビアトリクス・ポターの生涯を描いた物語。私は彼女のことは雑誌か何かで読んで、幼い頃から絵が上手で、上流階級の出だけれど湖水地方の田舎に住み、死後は膨大な土地を国に寄付した人、という程度の知識しかありませんでした。こんな、哀しすぎる別れを経験したことなど知らず、観ていて涙が流れました。また全体的に抑えた描き方で、大げさや甘ったるくならないところがいいなあと思いました。そして一番に思ったのが、この時代、女性は結婚して子供を作るのが当たり前、ましてや上流階級の女性が働くことなどもっての他と思われていた時代に、意志を貫き、また、完璧なこだわった仕事を成し遂げてアーティストとして立派に自立した、素晴らしい女性だと言うこと。カッコイイし、憧れますね～ｖｖイギリスの湖水地方も文句無く美しくって・・やっぱり是非是非行ってみたいです。レニーも良かったけれど、ユアンが良かったですね～ｖ彼も役によっていろんな顔を見せてくれて、楽しいです。

  2007.09.24

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  映画のロケ地～～「火垂るの墓」

  アニメで有名になった「火垂るの墓」が実写版で映画になるそうなんですがうちの近所の小学校がそのロケ地になるそうなんですよ～ｖその小学校、木造で、すごいいい雰囲気の校舎なんです。うちの子の小学校とは違うんですが、以前からすごくいいデザインの校舎だな～とは思ってたんですが。在校生徒や、その親たちも、エキストラで出演したい人は出てもいいらしいですよ（娘が聞いてきた話では；；）その代わり、子供達はおかっぱと丸坊主にならないといけないらしいですが(^^;)なんだか、近所に映画を撮りに来るなんて思うとちょっとそわそわしちゃいますね(^^;)もうロケは始まってるように聞いたけど。どうなんでしょう・・その小学校については→こちらでどうぞ

  2007.09.02

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  「かもめ食堂」

  原作：群ようこ監督：荻上直子出演：小林聡美、片桐はいり、もたいまさこずっと観たかったこの映画、やっと観ました。主人公がフィンランドのヘルシンキで開いた「かもめ食堂」。そこに集う人々の、ゆったりとして心が癒されるような日常。なんでお客さんが全然来ないのにこの店は成り立ってるの？　とか女一人で海外旅行、それも何日いてもかまわないような・・どうやってそんなにお金貯めたの～～？　とか夢の無いことばかり考えてしまう自分がちょっと情けなくもあったりするのですが・・(^^;)あのお店の内装がいいですねえ～ｖ白とスモーキーブルーと天然木・・キッチンを新しくするならこんなのがいいな～～　と思いながら観てましたｖ大きな事件が起こるわけでもなく、ゆったり、気持ちよく流れる日常。おいしそうなお料理。でもそれは凝ったものではなく、おにぎり、シナモンロール、焼きしゃけ定食。レストランではなく、あくまで「食堂」にこだわる主人公の、大事なポリシーが生かされています。こんな映画もいいですね～ｖｖフィンランドに興味を持ったのもこの映画がきっかけ。いい国ですよね、人々はあくせくせず余裕があって、街は綺麗だし。ムーミンの生まれた国でも有名だけど、「エアギター」の生まれた国でもあるんですよ。知ってました？我慢大会とか、ばかばかしいようなことも大好きで、ユーモアもあるし。子供の教育にも熱心で、子供の学習能力も世界で上位に入ってるんですよ。普通に働く人も１ヶ月の休日が取れたり。いい国だな～～　行ってみたい気がしますｖ小作ながら、心にほんわか残る、いい映画でした！

  2007.07.26

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  「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」観て来ました～ｖ

  観にいけるとは思ってなかったのですが、急に時間が空いて、一人でダッシュで観に行ってきました；；みんな大人になったなあ～～というのはどなたも同じ意見でしょうねえ。寂しいような、嬉しいような。そして今回は様々な要因で苦悩するハリー。それも大人になったということでしょう。やっぱり、原作が内容が多い分、この時間内でまとめるとなるとはしょる部分が多いのも無理からぬことかも・・。原作を読んでいないとすぐにはわかり辛いところも多かったと思います。読んでいた私も、読んだのはずっと前だったので画像で観てから、ああ、そうだったなあ、と思いだしたりしてました；；でも、私はしっかり楽しめましたよ～ｖCGはやっぱりすごいし、ラストの闘いのシーンはすごい迫力！鳥肌が立ちました＠ランブルドア軍団を結成して、”防衛術”を教えるハリー。その時の言葉に、「楽しかった時の思い出で胸をいっぱいにするんだ。自分を信じて！」という意味の台詞があって、ああいいなあと思ってしまった。気分を高揚させ、自分を信じ、集中すること。そのことで自分自身の本当の力が出せる。それはどんなことにも共通すると思う。ポジティブな考え方を持って、集中すれば、いろんな場面できっと上手くいく。そんなことを考えてました。悪役のアンブリッジはいい味出してたなあと思います。悪役は上手くないと出来ないですよね。変わり者のルーナも良かったですｖ私、こんな変わった子って結構好きなんです(^^;)トレローニー先生（エマ・トンプソン）も相変わらずいいですよねえ～(^^;)公式HPは→こちら

  2007.07.23

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  「西遊記」観て来ました～ｖ

  子供達と一緒に観て来ました～ｖ完全に漫画なんだけど、それはそれで単純に面白かったですｖ息子はもともと西遊記ファンなので喜んでたし、お姉ちゃんも「思ってたよりも楽しめた～」と言ってました。最初の方で倖田來未や草薙くんたちが出てきてびっくり。三蔵法師一行の偽者役で、ほんのちょっと出てきただけだったのだけど、カタログにばっちり出てたり、裏表紙にまでなってたのにもびっくり。予告編にも出ててさらにびっくり＠＠完全に人寄せパンダだよね～～；；ストーリー自体は単純だし、台詞もはっきり言ってクサイんだけど、それでよいんですよ～。いまどきの若者が失くしてしまってるような熱さとか一生懸命さとか仲間を大事に思う心とか・・。馬鹿で単純な孫悟空がその力の限りで戦ってるところを観てるだけで単純にこちらも元気が出てきますｖ熱いっていいですよ～若者ももうちょっと熱くなろう～　とオバサンの私は思ったのでした(^^;)詳しくは→こちらを見てね。

  2007.07.15

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  今気になる映画ｖｖ

  今気になってるのがこの映画、「サルバドールの朝」ダニエル・ブリュール主演、７０年代スペインの、フランコ軍事政権の抑圧のもと、正当な裁判も行われず死刑を宣告された一人の青年の実話。詳しくは→こちらを見てね。ダニエル君ってドイツ人だとばかり思っていたらドイツとスペインのハーフだったのね。それでもって、政治色の濃い映画出演が多いですね。この作品も、ちょっと重そうだけど面白そう。この秋公開だそう。楽しみだな～ｖｖもう一つはあのピーター・ラビットの作者、ビアトリクス・ポッターの映画、「MISS POTTER」詳しくは→こちら主演はレニー・ゼルウイガー、ユアン・マクレガー。絵画のように美しいイギリスの湖水地方の風景が堪能できそうで、わあ、これは観たい～＠＠こちらも、この秋公開だそうです。

  2007.06.17

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  「８月のメモワール」

  監督：ジョン・アブネット出演：イライジャ・ウッド、ケビン・コスナーあらすじ：１９７０年、ベトナム戦争の後遺症で入院していたスティーヴン（ケビン・コスナー）が久々に家族のもとへ帰ってきた。しかし仕事も見つからず、息子のステュー（イライジャ・ウッド）と娘のリディアと妻とのつつましい暮らしを続けていた。そんな彼にやっと仕事が見つかるが・・。原題は「THE　WAR」なんですよ、これは重要。ベトナム戦争が多くの人々に残して行った傷、苦痛。いがみ合う子供達を諭すスティーブンのなんと潔く慈悲に満ち、そして威厳のあることか。子供達がけんかをしあうシーンがあるのですが、結構すさまじいのです；；木の上に隠れ家を作るのですが、そこを襲われ、火をつけられたりとか。殴りあったり、一つ間違うと命を落とすようなところで競争してみたり。でもその中で子供達は知るのです。我を忘れてしまうと、怒りは際限を知らず、エスカレートし、憎しみは憎しみを呼び、取り返しのつかない事になってしまうということを。許す心、愛する心、それをスティーブンは子供たちに託していったんです。まだあどけない少年のイライジャ・ウッドが可愛いｖそしてりりしいですｖｖ親子の愛、友情、戦争の愚かさ、いろいろなことを考えさせてくれる、いい作品です。

  2007.05.28

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  「バベル」観ました

  監督：アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ出演：ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊池凛子遠い昔、言葉は一つだった。神に近づこうと人間達は天まで届く塔を建てようとした。神は怒り、言われた。”言葉を乱し、世界をばらばらにしよう”やがてその街は、バベルと呼ばれた。　　（旧約聖書　創世記１１章）モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本。言葉が通じず、心も通じない。様々な国の、様々な人々の運命を、モロッコの少年が放った一発の弾丸が狂わせ、結びつける。菊池凛子さんが出ていると言うこと以外はあまり予備知識も無いまま観に行きました。前半は次々に別々の場所でおこる事件にどうなることかとドキドキはらはらし、なんだか怖くて怖くて。（私には下手なホラーよりよっぽど怖かった；；）ブラッド・ピットやケイト・ブランシェットという美男・美女がでてるんだけど、全く華やかさは無いんです。説明的な台詞も無く、役者達は練りに練られた言葉の中で研ぎ澄まされた演技をしていました。不幸にも放たれた１発の弾丸で心が通じなくなった夫婦の心は再び結びつき心が離れかけていた兄弟は愛情を取り戻す。想いが伝わらない寂しさの中にいた少女はもがきながらも人の愛、家族の愛をつかもうとする。言葉の違い、いや言葉は同じでも想いが伝わるとは限らない。結局は愛情と思いやり、相手を想う心。アメリカとメキシコの関係は私にはまだまだ理解できないけれど、ひどい現状なんだろうと思う。国境、人間の境界を作っているのは人間そのもの。胸の中にずしんずしんと来るものがありました。観終わった後、しばらくぼーっとしてました。奥の深い映画です。音楽も良かったです。映画館で観ると映像の迫力もさることながら、胸にもずしずし来る音響の効果もたいしたもんだなあと思いました。公式HPは→こちら

  2007.05.18

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  「マリー・アントワネット」

  監督：ソフィア・コッポラ出演：キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン噂どおり、キュートで可愛い。映画全体を通して、インテリアも衣装もお菓子もパステルカラーのイメージで統一。音楽も、もちろんクラッシックも使われてるんだけど、ニュー・オーダーやザ・キュアー、スージー＆ザ・バンシーズなど、パンクやニュー・ウェーヴが流れ、それが妙に合ってる所もいいｖオープニングのタイトル・ロゴがセックス・ピストルズのアルバム「勝手にしやがれ」のロゴを真似したようなのにはまあ、ここまでやるのね～とか思ってしまいましたが(^^;)１４歳で政略結婚により他国に嫁がされ、そこでは自由の一つも無く、周りは嫉妬やスキャンダラスな噂ばかりの世界。夫とは趣味も会話もあわず、夜の営みもなし。なのに子供が出来ないのは妻のせいのように言われ続け・・。（ダイアナ妃や、雅子さまをどうしても思い出してしまいます；；）心の寂しさをおしゃれやお菓子やシャンパン、享楽に酔いしれてしまうアントワネット。嫁ぐ前日まで飼い犬と一緒に寝ていたような子供なのに（この犬の使い方はうまいな～と思いました）、そのペットとも引き離され、見も知らぬ人々の中でただ一人。私はただ幼いマリーがかわいそうで、思わず涙が出てしまいました（最近とみに涙もろい私・・）やはり、この映画は女性監督だからここまで出来たんだろうなあ、という気がします。あくまでマリー・アントワネットの視線の映画。女としての孤独や寂しさ、ストレス解消方・・。綺麗なもの、可愛いもの、甘いもの好き、美青年（フェルゼン）との恋。そんなマリーも、子供を生んでから変わってゆきます。プチ・トリアノンでの素朴な生活。ドレスも嗜好も変わって。思うに、マリーにもっと早く子供が出来ていたら、こんなふうにはならなかったのではないかなあ。ストレス解消のような浪費、贅沢等無く、子供達や回りに目が届く、いい王妃になっていたのかも。しかし、最近の若い人はマリー・アントワネットが歴史上どんな人物かを知らない人も多いんですね。うちの中学校の娘も知ってますよ～（まあ、「ベルばら」を読ませたからですけど；；）マリーの運命を知らないと、この映画でうける感銘は薄いのかも。知ってる人は、「ああ、彼女はこんな生活のあとでああいう最後を遂げるのよねえ・・」と思うからこの映画の彼女をみる目が違ってくるのかも。知らない人は、「で、彼女は結局どうなるの？」ってことになるのね。でも、そういう前知識が無くてもそれなりの内容がある作品じゃないかと思うんですけど。ソフィア・コッポラ監督の作品は台詞に頼らず、視線や音楽で表現してる部分が多いです。そういうところが私は好きなんですが。前知識が云々ということでは、「ラスト・デイズ」なんか、私はあんまりニルヴァーナのカート・コバーンの事は知らなくて観たら、？？と思う事があったんで、やはり前知識も必要な時もあるのでしょうかね？この映画は時代考証は全く考えずに観る映画です。（特にお菓子なんて、あんなカラフルなものは当時無かったし）このマリーも、現代のティーン・エイジャーの女の子としてみるほうが正しい。１８歳の誕生日パーティの夜、朝まで騒いで、ヴェルサイユ宮殿の広大な庭の長方形の池の淵でドレスでしゃがみこんで朝日を見る光景なんて、いまだかってどんな歴史映画にも無かったですよね～；；中２の娘と観に行ったんです。彼女は最初「怖くない？ギロチンにかけられるシーンがある？」と聞いてくるので、それは無いよ、といって付いてきたんですが、観終わったあと、「あれは彼女が悪いよね、あんな贅沢ばかりして」と言うのが娘の第一声。まあ、あんなふうな寂しさを味わった事の無い子供にはそういう感想かも。でもマリーのおかれた立場を説明したらなんとなく彼女の寂しさも分かったみたいでした。ただ、娘は甘いものが苦手なので「あのお菓子見てたら気分が悪くなった～」って言ってました(^^;)公式HPは→こちらああ、なぜ今頃この映画？と思われるでしょうが、うちの市に唯一つ残存している映画館が、一般公開が終わってから格安で色々な映画を上映してくれてるのです。多分（いや絶対）大赤字だと思うのですが、オーナーが映画好きらしく、現在も営業をしてくれてるのです。ありがたや～。これからしばらくいい作品を何本か予定してあるのでまた観に行こうと思ってますｖ

  2007.05.05

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  「ラブソングができるまで」

  監督：マーク・ローレンス主演：ヒュー・グラント、ドリュー・バリモアあらすじ：８０年代、アイドルポップグループで人気を誇ったアレックス（ヒュー・グラント）だが、現在は完全に落ちぶれていた。そんな彼に、超人気歌手からの作曲の依頼が。しかし、彼には作詞の才能が無い。困った彼は、家に植木の水遣りのアルバイトに来ていたソフィー（ドリュー・バリモア）に目をつけるが・・。観てきました！なんと。結婚してから一人で映画を観に行ったのはこれが初めてです！（いつも子供に付き合っていたので・・）ヒューさんのこの映画があると知ってからずっと楽しみにしていたのですｖｖ期待通り、とても楽しくて、上出来の作品でした！しわを隠したメイクで歌って踊るヒューさんはとってもキュート！（笑）歳をとってもこんな人いいなあ～ｖまあ、もう完全にラブコメの帝王としてゆるぎない存在になってますが・・。曲も楽しいし、主役の２人が文句無くキャラにぴったりで楽しい。８０年代ロックバンドに熱を入れてた私たち世代には絶対受けること間違いなし！昔の曲を昔のファンの前で遊園地などに興行に行くシーンなんかはちょっと日本の芸能人のディナーショーなんかを思い出してしまいました・・(^^;)腰が痛くなるとこなんかは笑えました～；；曲もよかったです♪ドリュー・バリモアがまたいいの。こんな女性がいたら私が男だったら好きになってた！（笑）過去の男性のエピソードなんかは、でもちょっとかわいそうで涙が出そうに（？）なっちゃったり。まあ、ストーリーはだいたい最初っから分かっちゃうんですが、台詞とか細かい演出とかがいいんですよねｖでも私の場合、予告編とかを見すぎちゃってたので・・あんまり観なきゃ良かったとちょっと反省。でも後味もいいし、とってもお気に入りの作品になりましたｖ公式HPは→こちらヒューさんがスマスマに出演した時の映像は→こちらとっても笑えます～～(^^;)余談ですが・・車で行ける映画館へ観に行こうとして、前日時間をネットで調べたら、なんと朝９過ぎと夜の部、２回しかやってない！仕方がないので早起きして行ったんですが、少し早めに映画館に入ったら誰もいない！えええ～～？＠＠　と思ったんだけど、まあそのうち他の人も入ってくるだろうと思ってたのに・・映画が始まっても誰も来ない！私一人で映画館で映画鑑賞？？　ひええ～～；；　と思いきや、３分ぐらい経ってから２人連れが入ってきたんで、何とかそれはせずに済みましたが、ちょっとこれはひどいんじゃないの～～？＠＠まあ、時間帯に問題があるし、多分夜の部は大勢観客はいたんだろうと思うんですが・・。こちらが田舎だからでしょうかね？この映画の観客は私くらいの年代が多いと思うんだけど、彼女達はわざわざGWに観に来たりせず、空いてる平日に来てるのか知らん？・・などと色々考えてしまう私でした・・。しかし、この映画館は指定席なので好きなんですよね。ネットで予約も出来るし。あと、レディスデーや深夜割引、毎月１日はサービスデーとか、様々なサービスがあって、もっと近所ならしょっちゅう利用するのになあ、と思ってしまった。ヒュー・グラントといえば「ノッティングヒルの恋人」で人気を博したらしいですが私の場合は「モーリス」の美青年役で好きになり、「ブリジット・ジョーンズの日記」のプレイボーイ役の彼が非常に好きなのです～ｖｖ（別にプレイボーイが好きというわけではないですよ(^^;)）

  2007.05.04

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  「トランスアメリカ」

  監督：ダンカン・カッター主演：フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・セガーズあらすじ：性同一障害で、本物の女性になるべく最後の手術を控えたブリー（フェリシティ・ハフマン）は、男性だった頃に出来た息子トビー（ケヴィン・セガーズ）と出会い、父親と明かさぬままアメリカ大陸横断の旅を共にすることになる・・。※ちょっとネタばれあります。ご注意！期待して観たんですが、期待以上に良かったですｖ女性なのに女性に性転換する男性を演じたF・ハフマンは噂に違わず素晴らしかった。心ならずも実家に滞在することになり、彼（彼女）の過去が分かるあたりにはそのやるせない気持ちがひたひたと伝わってきました。トビー役のケヴィンは瑞々しい魅力。悲惨な過去を持ち、散々な生活をしいられてきた彼だけど、根本的にはひねくれず、純真。ブリーが車ごとお金も取られてしまったときには、自分の身をうってまで助けたり。はては一緒にいたいために愛の告白をしたり。このシーン、私的に彼にドキッとしてしまった私(^^;)ドギマギしてしまった。彼の魅力に。でも父だと知らされたときの彼・・相当なショックだったでしょう。でも言い出せなかったブリーの気持ちもわかるし・・なんだか涙が出そうになりました；；ケヴィン君、その後の活躍はどうかな、と期待してるんですが・・まだあまり多くの作品には出てないみたいですね。（ホラー物とか多いみたいで・・もっと他のに出て欲しいな）ラストはほっこり心があったかくなりました。良かったな～。性同一障害や幼児虐待で傷ついた心を描いてあるけれど、重くなく、軽やかで暖かい気持ちにさせてくれる、いい作品です！公式HPは→こちら

  2007.04.21

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  阿部サダヲの「舞妓Haaaan！」

  クドカン脚本で阿部サダヲ主演・・主演ですよ、主演！・・の映画ですよ、皆さん！(笑）舞妓おたくのサラリーマン、鬼塚公彦の一代記。主人公は終始ハイテンションのまま２時間を突っ走ってるらしいです(^^;)でもサダヲちゃんならそれを見事にやってのけてるでしょうねえ！；；クドカンいわく、『「映画としてはよくわかんなかったけど、あの主役の人が面白かった」って言って欲しい』らしいですよ☆☆　　　分かる気がしますけど(^^;)サダヲちゃんがこんなに立派になるとは・・凄いですねえ～この映画の公式HPは→こちらサダヲちゃん表紙のピクトアップが出てます。最初、びっくりしました。アイドルみたいにして載ってるし。でも彼ってやっぱりかわいらしいですねえ～（笑）ピクトアップのHPは→こちら

  2007.04.20

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  「プルートで朝食を」

  監督：ニール・ジョーダン出演：キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソンストーリー：北アイルランドに隣接する小さな町に生まれたパトリック（キリアン・マーフィ）は、子供の頃から女装癖があり、家族から疎まれていた。そして本当は自分は街の神父の子供であり、母親は故郷を捨てロンドンへ出て行ってしまったことを知る。繊細で空想にふけることの好きなパトリックは、自分が作り出した神話の中に存在する聖人”キトウィン”であると思いこむようになる。成長した彼はとうとう街を出、母親探しの旅に出た・・。一人で家を飛び出したキトウィンに降りかかる出来事は決して楽しいことばかりでなく、散々悲惨な目にあうのだけれども、彼はいつでも落ち込むことなく、立ち上がる。すぐに人を好きになって、裏切られて、傷ついても、彼の心は汚れない。IRA（アイルランド独立闘争を行った武装組織）に関する事件や、シリアスな出来事もあり、扱いによっては深刻なストーリーになりそうなのに、この作品はあくまで楽しくて可笑しくてちょっぴり切ない。それはキトウィンの「シリアスって言葉は大嫌い」という性格のせいでもあるし、音楽の効果も大きいと思う。とてもポップで軽やかで楽しい音楽が随所で効果的に使われていて、とても心地がいい。しかし・・ブライアン・フェリーは変な役で出てましたね～(^^;)キリアン・マーフィーは「真珠の首飾りの少女」に出演していたと聞き、ああ、あの可愛い男の子は誰だろう、と思っていたのが彼だったのね～　と　初めて分かりました；；衣装なんかも楽しくて、また一つ私のお気に入りの映画が増えましたわ～ｖｖこの作品の公式HPは→こちら

  2007.03.31

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  「パリ、ジュテーム」

  大分前から、「これは面白そうｖｖ」と思っていたこの映画、3月3日から公開されていたのですね。パリを愛する18人の監督達が、それぞれの担当地区を舞台に仕上げた5分間の作品集。パリ大好きな人にはたまらないかも？もちろん、そんなに好きでない人にも楽しく観られるのでは・・と思います。出演にナタリー・ポートマンやイライジャ・ウッド、ジュリエット・ビノシュなどが。日本からは諏訪敦彦監督が参加されているそう。パリには一度だけ行ったことがありますが、やっぱり歩いてるだけでもストーリーが浮かんできそうな、おしゃれな、ムードのある街ですよね。女の子は可愛いし～ｖｖ行けるのならもう一度行ってみたい。このシリーズは今後、NY編や東京編も企画されているそう。楽しみだな～ｖｖ詳しくは→こちら

  2007.03.04

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  「神童」

  さそうあきらさんの漫画が原作。13歳の天才ピアニスト、うた（成海璃子）と、落ちこぼれの音大受験生ワオ（松山ケンイチ）との心の交流を描いた作品。ちょっとストーリーは読めそうなんですが；；　なかなか面白そうじゃないですか？松山ケンイチ君はピアノ初挑戦。2ヶ月特訓したそうです。ベートーヴェンの「熱情」を激しく演奏するシーンは見ものだそう。観てみたいなあ～～ｖｖ公式サイトは→こちら

  2007.03.02

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  「アメリカン・ドリームズ」

  監督：ポール・ワイツ出演：ヒュー・グラント、デニス・クエイド、マンディ・ムーアあらすじ：アメリカの超高視聴率を記録するスター誕生番組「アメリカン・ドリームズ」の司会者、マーティン（ヒュー・グラント）はハンサムだが視聴率のことしか頭に無い冷徹な自己中男。彼がこのたび発掘した候補者は、スターになるためには自分にぞっこんの元カレをも利用するサリー（マンディ・ムーア）や、ミュージカルを愛するテロリストのオマール（サム・ゴルザり）など、個性派ぞろい。しかしそこにノイローゼ気味の大統領が審査員として登場することになり、オマールには大統領暗殺命令が。一方、マーティンは自分と似た性格のサリーに魅かれて・・？さて、優勝は誰の手に？　そして暗殺計画の行方は？ヒュー・グラント主演のこの映画があることはネットで知ってて、日本にはいつ来るのかしらん・・と思ってたのに結局公開は無しに。面白そうなのに何で～？とか思ってましたが、お友達に借りてこれを観て、納得。大統領を巡るこのきっつい皮肉、ブラックユーモアがインパクトありすぎたのかも(^^;)「アメリカンドリームズ」という番組は実際のアメリカの人気番組「アメリカン・アイドル」をモチーフにしているそうで、その辺もあちらではリアルなんでしょうね。ヒュー・グラントはなんだか彼の私生活ともかぶってしまうような気がして・・(^^;)おしゃれで粋で魅力的なんだけど、プレイボーイで口が上手くて毒舌家で；；でも、派手に振舞っているようで、実は彼は誰からも心から好かれてはいず、孤独を感じている・・。私はそんな彼が好きなんですけどね(^^;)途中、中だるみを感じたんですが、ラストはぐ～～んと盛り上がって、予想外な展開にオミゴト！（？）です。ネタばれになるので書きませんが・・。面白いんですが、私としてはいろいろと真剣なことを考えさせられてしまった・・私ってまじめすぎるのか・・（笑）詳しくは→こちら

  2007.02.20

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  「THE有頂天ホテル」

  監督：三谷幸喜出演：役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、戸田惠子言わずと知れた、三谷さん監督のこの映画、実はまだ観ていなかったのですが、まさに年末、TVで放送されてたのでやっと観ましたｖｖ登場人物が多いのに、それぞれの人生が様々にシンクロして、大晦日のホテル内に繰り広げられる、大げさで可笑しくてちょっとセンチで、ちょっと元気が出る。様々なところで伏線が張られていて、やっぱり台本が見事だなあ～～と思いながら観てました。映画というよりも、まさに舞台劇ですよね。舞台でドタバタこれをやるのも面白そう。あちこちでちょこっと友情出演（？）みたいな人もいて・・（笑）篠原涼子さんが上手いなあ～と思ったり。というか、こういうキャラが好きなのかも(^^;)あと、オダギリジョーさんも、あの個性は凄く笑えた。あっはっはｖｖまさに三谷さん色が濃い、楽しい作品です～～ｖｖ公式HPは→こちら

  2007.01.10

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  「ジャイアントピーチ」

  監督：ヘンリー・セリック製作：ティム・バートン原作：ロアルド・ダール「おばけ桃の冒険」あらすじ：英国に住む9歳の少年・ジェームスは、両親を亡くしてから、2人の叔母にいじめられるつらい日々を送っていた。ある日、謎の老人からもらった不思議なものを桃の木の根元に落としてしまいます。すると、みるみる巨大な桃が育ち、中にいたそれぞれ個性的な虫たちと仲良くなり、桃に乗ってNYへ冒険の旅に出るのですが・・。ストップモーション・アニメーションの冒頭とラストに実写を入れた、ファンタジー。ティム・バートンらしいブラックユーモア的なキャラクター。ハチャメチャな、仲間の虫たちがそれぞれ愉快。叔母さん2人の風貌が怖くて面白いです～；；ラストもいいですねｖ詳しくは→こちら

  2006.12.11

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  「南極物語」

  あの、実話に基づいた「南極物語」のリメイク版。米国科学財団・南極基地に、やむを得ず残してきた犬ぞりの犬達。超一流の南極ガイドのジェリーは、何とか犬達を助けようとする。はたしてとり残された８頭の犬達は、大自然の脅威と戦いながら、けなげに生き延びようとするが・・。犬達の演技がやっぱりいい！それぞれ性格を持ち、グループでの役割を持ち・・。リーダーに従い、助け合い、必ず助けに来てくれると信じて容赦の無い南極の自然と闘う。賢くて勇敢で可愛い犬達を思わずなでなでしてみたくなる！(^^;)あれだけ長い期間、自然にさらされながら、毛並みも良くて綺麗なままなのはなぜ？・・なーんて無粋なことは言いっこなし！楽しんで見ることが肝心です(^^;)人間側のキャラ設定もそれぞれ個性が出てて、楽しいです。ちゃんと恋愛部分もあるし、ほかほか幸せ気分にさせてくれる映画ですｖ

  2006.11.22

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  「ダ・ヴィンチ・コード」

  監督：ロン・ハワード原作：ダン・ブラウン出演：トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ映画化も決定し、その写真がたくさん公開されてから原作を読んだせいか、登場人物が皆その俳優さんをイメージして読んだので、この映画、初めて観るのに2回目を見る様な気分でした(^^;)なぜか私の中ではルーブル美術館の中のシーンも、ティービングの家の中のシーンも、その他もろもろ、ほぼ私が読みながら思い描いていたとおりの画像でした！すごい不思議な気分！；；やはり日本人には宗教やその歴史的背景の知識が少ないせいか、キリスト教圏の国々の人々に比べるとすっと入っていけないかも。原作読んでから観るほうがいいかもですね。暗号解きも英語ですしね；；語彙が少ないから解けないですよ；；でも・・やはりこれではこの映画に反発する人がいてもおかしくないかも・・と思ってしまった。フィクションと分かっていても、知識の無いものにはどこまでが真実でどこまでが虚構かなんて分かりずらいですからね。全部を真実ととる人がいると困る、と思うのは当たり前じゃないですかね。あんまり目くじらを立てるのもよくないですが。私はこの原作はとっても面白くて気に入ったのですが、映画も殆ど原作どおりで、はらはらドキドキは少なかったけれども、それでも楽しめました。華奢なのに勇気と激しさを持つソフィーを演じたオドレイ・トトゥ、良かったですｖ（しかしなんであんなに足が細いんでしょ！）（笑）「最後の晩餐」の絵の謎解きをするシーンは興味深かったですね。原作でもショックでしたが映像で見るとより一層インパクトが強くて・・。（これを真実だと思ってはいけないんですが；；）私は長さを感じずに楽しめましたｖｖ公式HPは→こちら

  2006.11.20

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  「デスノート　the Last name」

  監督：金子修介出演：藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香期待しすぎるとよくないことが多いので、今回は注意して観たんですが(^^;)良かったですね～～ｖ原作とはだいぶ変えてあるんですが、原作の主旨は全く変えてないし、キャラの性格も設定変更においての不自然さもないし。世界を巻き込んでない分、やっぱりスケールは小さくなるけれど、これだけの時間で上手くまとめてあるなあ～と思いました。ライトとLの掛け合いもいっぱいで楽しかったし。配役もすごく成功していると思います。高田清美の設定も、これは上手いなあ～と思いました。全体に、ほうほう、そう来るか～～といった感じで、納得です。ライトとLの、相手の先の先を読む闘いもちょっと物足りない気もしたけれど、なかなか良かった。大学でのLのシーンはほんっと楽しかったですねｖお面ではほんとに笑わせてくれました～～ｖｖレムの声は池畑慎之介（ピーター）だったのですね。パンフで見るまで分からなかった；；何が正義か、なんて到底答えの出るものじゃない。ライトの気持ちもLの気持ちもわかってしまって、ラストはほんとに切ない。でも、どうあろうと、殺人は殺人。いろいろと考えさせられる作品。やっぱり好きですわ～。公式HPは→こちら

  2006.11.19

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  「ナルニア国物語・第1章・ライオンと魔女」

  原作：C・S・ルイス監督：アンドリュー・アダムソン出演：ジョージー・ヘンリー、ウィリアム・モーズリー大きな古いお屋敷の中の古い大きな洋服ダンス。扉を開けると異世界・・。魔女や魔物や言葉を話す動物達。年中冬なのにクリスマスの来ない冷たい世界。イギリスって、児童文学の世界のファンタジーって、夢があり、冒険があり、主人公達が勇気を振り絞り、苦労と努力をしながら、勇敢に戦う。～～いいですよねえｖｖ年代を超え、愛されてきたのもよくわかります。映像も凄く綺麗で、「指輪物語」と同様、大きなスクリーンで観たい感じ。末っ子ルーシー役のジョージー・ヘンリーが凄く可愛い演技で良かったですｖキツネの声をルパート・エベレットがやってると知ってちょっとびっくり！(^^;)この作品のHPは→こちら思わず本も読んでしまいました。→

  2006.11.13

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  「マリー・アントワネット」

  来年1月に公開されるこの映画、監督は「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ、主演はキルスティン・ダンスト。興味を引かれたのは、この悲劇の王妃を、孤独なティーン・エイジャーとしての視点から捉えた映画だということ。考えてみればマリー・アントワネットがフランスに嫁いだのは14歳。18歳で王妃に。夫のルイ16世とも性格が合わなくて・・。もちろん、本人の自覚の無さも悪いんだけれども、彼女を取り巻く時代背景や環境も、彼女にとっては酷な事ばかりだったのでは・・と思うし。現代の若者にも通じるところを描いた、本来の時代物とはちょっと違った作品らしいです。同じ女性と言う観点から見てどう描いているか、コッポラ監督の感覚を観てみたい作品。公式HPは→こちら勉強不足な私はマリー・アントワネットについてはかの有名な「ベルばら」で得た知識ぐらいなのですが（汗；；）　それでも、この漫画があるからこそ、日本の女性にとってはこの作品が理解しやすいのでは～と思ってみたりして；；←これはコミック。池田理代子著。よく調べてみると「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」というせりふは、史実上はアントワネットが言った言葉ではないそうですね。ずっと史実だと思ってました～；；

  2006.11.11

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  「王の男」

  いよいよ来月からこっちでも公開なんですね。やはりどうしてもミーハー気質の私は噂のイ・ジュンギが観たいんですが(^^;)映画より先に雑誌とかでたくさん観てしまって・・撮る側のリクエストなのか・・あの流し目(^^;)のフォトばかりが多くて～～　本人も大変じゃないかなと変な心配をしてしまったり；；映画はどうも賛否両論のようですが・・あんまり期待しないで観るほうが良いかもしれません・・。予告編を観るとちょっと私の好みとしては軽すぎるかも～～　という予想ですが一度観てみたいです～。この作品の公式HPは→こちら

  2006.11.06

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  「キャシャーン」

  監督：紀里谷和明出演：伊勢谷友介、麻生久美子、唐沢寿明あんまりいい評価を聞かなかったけれど、ちょっと観て見みたいな～と思っていたのです。う～ん、何というか・・凄くアニメチック！CGの中に実写があるというか・・。デザインとか画面は綺麗でいいんですが。これは映画というよりも・・ゲームの世界そのもののような・・(^^;)キャラクター的にはかっこいいんですが。血みどろのグロテスクなシーンも多いんですが、モノクロにしたり、画面の色彩を変えてあったり、リアルにならないようにしてあったので私はあんまり気になりませんでしたが・・。テーマは分かるんです、憎しみは憎しみを呼び、終わりが無いこと。戦争は何も生み出さないこと。そのために殺戮のシーンを強調しているんでしょうが・・。これでもか、というCGの画面に、濃厚なお味すぎておなか満腹すぎ・・；；2時間以上はちょっと長かったですかね。PVの画面としてなら凄くかっこいいしきれいな画像かも。監督さん、自己陶酔の世界かな～～　なんて考えてみたり(^^;)いや、まあ楽しめたんですが～～。この作品の公式HPは→こちら

  2006.10.31

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  「運命じゃない人」

  監督：内田けんじ出演：中村靖日、霧島れいか、山中聡日本一人のいい男と、その親友、女詐欺師、婚約破棄で自暴自棄になってる女性、そしてやくざも絡まって、タイムパラドックス的に進むストーリーがおもしろい。もっと入り組んだパラレルかと思ってたら、私的にはそうでもなく、とても楽しめました。脚本が上手いと思います。この監督は長編はこれが初めての作品らしいんですが、なんだかすごい力量を感じます。これって、たった一晩のお話なんですよね・・。でもとっても中身の濃い一晩です。どんでん返しが何度もあって、わあ、どうなっちゃうんだろうとドキドキ。監督や役者のネームヴァリューやCG等でお金をかけた超大作ではなくても、こんなに質のいい作品がもっとあればいいな～と思ったりして。結局運命じゃない人だったんだと思ったら、やっぱり運命の人だったのかな、と思わせるラストがまたいいですね～～ｖｖこの作品の公式HPは→こちら

  2006.10.29

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  「ステイ」

  監督：マーク・フォースター出演：ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ライアン・ゴズリング精神科医のサム（ユアン・マクレガー）が担当した患者、ヘンリー（ライアン・ゴズリング）は未来を予知したり、不可解な行動の挙句、自殺を予告する。阻止しようとしたサムは彼の精神状態に巻き込まれ、現実と非現実の渦の中をさまよう・・。オチはどうであれ、私はこの作品、大好きですｖｖ凝ったカメラワーク、蒼を基調にした色彩、場面転換の鮮やかさ、巧みさ。観る者を夢と幻想と困惑と混沌のトリップに引き入れ、不思議な気分に浸らせてくれます。監督のマーク・フォースターは「ネバーランド」や「チョコレート」を撮った人なんですが、そのどれとも違った感覚で、なかなか面白い監督さんだなあ～と思いました。ライアン・ゴズリングは「君に読むものがたり」の時とは大分印象も何もかも違うのでしょうが（私は観ていないので）、この情緒不安定の奇妙な、切なげな彼が私には魅力的でしたｖ私ってどうも一般受けしないものの方に興味が行ってしまう傾向にあります・・；；この映画も好き嫌いが激しく分かれてしまうでしょうが、私にはとても好みのタイプの作品です。何度も観てみたくなります。この作品の公式HPは→こちら

  2006.10.16

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  「Vフォー・ヴァンデッタ」

  監督：ジェームズ・マクティーブ出演：ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング第三次世界大戦後のイギリス、ファシズム国家と化した政府に立ち向かう孤高のテロリスト、Vを巡る、近未来のサスペンス・アクション。近未来なのになぜかクラシカル。政府は誰が見てもヒット〇ーを彷彿とさせる。仮面に黒マントのV。タイトルからして「Vは復讐のV」雰囲気からしてここは笑っていいのかしら？？と迷うところもあったりして(^^;)それはさておき、私は充分楽しめました。とっても漫画的です。それはそのはず、これは原作がイギリスのコミックスだとか。うなずけます。とてもイギリス人が好みそうな味付けだと思いました。それにしても主人公のイヴィー（ナタリー・ポートマン）を拷問したのがまさか・・あのくだりはちょっとびっくり；；壮絶ですねえ。Vが映画好きだったり、イヴィーが女優志望だったり、そういう面で古い映画の映像や台詞が生かされてたり、そういうところはなかなか良かったですね。ちょい役でルパート・グレイヴスが出てたのはちょっと嬉しかったですね。最初は分からなくて、途中でアッ、と思いました。おじさんになってもあの瞳は変わってないですねｖｖ（「モーリス」のアレックスです）「人民が政府を恐れるのではない。政府が人民を恐れるのだ」まさにそのとおりのラスト。人民なき国家はありえないのです。「クローサー」でも衝撃の演技だったナタリー、この作品でも体当たりの好演だったと思います。この作品の公式HPは→こちら

  2006.10.15

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  「レント」

  80年代のNYを舞台に、エイズや貧困、同性愛などをテーマに若者たちの青春を描くミュージカルの完全映画化。オフ・ブロードウェイから火がつき、伝説のミュージカルとなったこの作品は、３５歳でこの世を去った、ジョナサン・ラーソンが脚本・作詞・作曲を手がけている。貧乏作曲家だった彼はこの作品の上演初日の前日に死去。なんともドラマティックな幕開けです；；ドラッグにゲイにレズビアンにナイトクラブのダンサー、エイズで恋人を亡くした引きこもりの元人気バンドマン、ドキュメンタリー映像作家を目指す青年・・・等等、ショッキングで、個性的な仲間達。でもみんなそれぞれに自分の目指すところへ向かい、今を必死に生きている。NYのロフトのインテリアがなかなか素敵。屋上から見下ろすNYの街中もごみごみした雰囲気がNYらしい。歌がまたいいんです。お友達が先にダビしててくれたんでどれも先に頭の中に入ってましたが(^^)でもミュージカルはやっぱり舞台で観たいなあ～と言う気持ちになってしまいました～～。チケット取り損ねたのでちょっと残念；；日本版はどうなんでしょうね、音楽の面で。公式HPは→こちら

  2006.10.14

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  「真夜中の弥次さん喜多さん」

  監督：宮藤官九郎出演：長瀬智也、中村七之助宮藤官九郎の初監督作品。しりあがり寿の漫画が原作。喜多さん（中村七之助）のヤク中を治すために弥次さんと２人でお伊勢までを旅するというストーリー。なんという支離滅裂、荒唐無稽、奇想天外！人気のあるしりあがり寿さんの漫画は読んだこと無いのですが（あまりに強烈な絵にしり込みしてしまって・・(^^;))こう見ると面白そうｖ主役二人もいいし、役者さんも濃い人たちばかりで、楽しめました～ｖｖ女房持ちなのに喜多さんと恋仲になってしまった弥次さん。旅の途中で好きな女性が出来てしまった喜多さん。自分が殺されても喜多さんを愛する弥次さん。弥次さんをずっと求める喜多さん。ハチャメチャなようで、実はこれは究極のラブストーリーではないか。（←ちょっと違うか；；）しかし喧嘩し、ののしりあいながらもこれほどまでに惹かれあう２人がちょっと羨ましくなったりして・・（←ほんとか？；；）阿部サダヲもやっぱり個性的だったし、中村勘九郎さんがあんな格好で出てくるとは思わなくてびっくりしたし(^^;)画面の端っこにいろんな人が出てて、見てるだけで楽しかったし。長瀬智也ってなかなか男っぽくていいなあと思ったり（笑）いやあ、このセンスと感覚。なかなか楽しめました～～ｖｖこのどぎつさについていけない人にはちょっときついかもですが；；公式HPは→こちら

  2006.10.03

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  「さくらん」

  安野モヨコさんのコミックが原作。江戸時代の吉原に君臨する遊女・花魁を描いて人気の作品。私はまだ読んでないのですが；；面白そうですｖただ、小・中学生にはお勧めできないようですね、内容が内容ですので(^^;)そしてこの作品が映画化されるのですが、主演は土屋アンナ、共演は菅野美穂、木村佳乃、椎名桔平、成宮寛貴、安藤政信、夏木マリなど、豪華ですｖそして特筆すべきは、スタッフが女性なのです！監督はフォトグラファーで今波に乗ってる蜷川美花、その他脚本、美術、衣装、アシスタント・プロデューサー、全て３０代前半の女性なのです。ちょっと興味アリｖ↑この号は、特集　「私」を生きてる女性１００人～自分の仕事を見つけた人の顔～「仕事」を持つ女性達にスポットを当てていますがこの特集の中に、この映画スタッフ達の紹介も載っています。他の女性たちも、苦労しながらもとても生き生きとしていて、自分の仕事に手ごたえを感じている人たちはいいなあと思いながら読んでしまいました。映画「さくらん」は来年２月２４日より公開。詳しくは公式HP→こちらへどうぞｖ

  2006.09.26

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  「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」

  監督：ジェームズ・マンゴールド出演：ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン現在の有名ミュージシャン達にも多大な影響を与えた伝説のミュージシャン、ジョニー・キャッシュの伝記映画。ジョニー・キャッシュ役のホアキン・フェニックスも、ジューン・カーター役のリース・ウィザースプーンも吹き替え無しの歌声、とても良かったです！ホアキン・フェニックスはあのリバー・フェニックスの弟なんですが、ジョニー・キャッシュにも若くに亡くなってしまった兄がおり、子供時代のシーンでその兄がちょっとリバーに似ていてドッキリ。大好きだった兄だけれど、何でもよく出来た兄とは違って父親とそりが合わなかったジョニーの思いも絡まり、彼の人生が描かれる。しかし・・幼い頃からジューン・カーターの歌を聴いていて、好きだったという事もあるけれど、奥さんには決して落ち度は無いと思えるんですが・・嫉妬するのはまあ、当然なことだし・・。奥さんの、ミュージシャンとしての夫の理解が足りないということは認めますが。そういうこともあって、ジョニーとジューンが結ばれるラストにはあんまりが感動が無かったんですが・・；；ご存知のようにこの作品でウィザースプーンはアカデミー賞主演女優賞を受賞してますがやっぱりこの作品の彼女はキュートで魅力的でした。私は「キューティー・ブロンド」の彼女しか知らないんですが、それよりぐっと大人びていて、機知に富み、思いやりがあってやさしく、毅然とした女性を素直にさらりと演じきっていたと思います。歌も上手いし。この作品の公式ＨＰは→こちら

  2006.09.24

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  「真珠の耳飾りの少女」

  監督：ピーター・ウェーバー出演：スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファースあらすじ：１７世紀オランダの天才画家・フェルメール（コリン・ファース）の家に使用人として雇われた少女、グリード（スカーレット・ヨハンソン）。彼女の持つ美的感覚と美しさで、グリードはいつしかフェルメールの助手となり、モデルとなるが・・。まず特筆すべきはこの画像の美しさ！どこをとっても絵画を見ているように美しい色合い。ものすごく計算尽くされていると思う。そしてセリフも最小限にとどめてあり、表情・しぐさ・小道具で表現されているところが凄くいい！青いターバンを巻き、真珠の耳飾をつけた少女のフェルメールの一枚の絵からインスピレーションを受けて描かれたトレーシー・シュヴァリエの小説が原作。１枚の絵からこんな小説を創作できるところがすごい。また、それが本当にありそうなところがまた素晴らしい。惹かれあいながら、到底結ばれない２人の関係に却ってエロティシズムを感じたりして。しかし当時の絵の具は色々な鉱物等を削ったり摺ったり色々なものと混ぜたり、大変なんだなあ、ああやって苦労して色を作って、あのような深みのある作品を世に残したんだなあとちょっと感心してしまった。スカーレット・ヨハンソンは「ロスト・イン・トランスレーション」でちょっと注目して、この作品をずっと観たいと思っていたのがなかなかレンタルできなくって、やっと観られました。観てよかった！スカーレット、名演技です！適役。彼女、この作品で凄く光ってますｖｖ（先日ＴＶでやってた「ホームアローン３」に、主人公のお姉さん役で若い彼女が出演していてびっくり。なんだかかわいい子だなあと観ていたら・・！ｖｖ）コリン・ファースもいいです。彼って、こういう役が何故か似合いますね。自分をちょっと押し殺しているような役。私としては手元においておきたいような作品です。画面を見ているだけでうっとりしそう。公式ＨＰは→こちら

  2006.09.23

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  「理想の女（ひと）」

  監督：マイク・パーカー出演：スカーレット・ヨハンソン、ヘレン・ハントあらすじ：ニューヨークの社交界の華であり、若くて美しい新妻メグ・ウィンダミア（スカーレット・ヨハンソン）。彼女は、生涯一人の男性に純粋な愛情を捧げる無垢な女性。彼女が夫と訪れた南イタリアの避暑地で出会ったアーリン（ヘレン・ハント）は、奔放な男性遍歴を持つ女性。そのアーリン婦人とメグの夫が不倫をしているとの噂が立ち、ショックを受けるメグだったが・・。原作はオスカー・ワイルドの「ウインダミア卿夫人の扇」。セレブの女性達の帽子やドレス、インテリアが凄く素敵でした。スカーレット・ヨハンソンは可愛い純情な女性を、透明な魅力で演じていて、でも若い色気があって、なかなか魅力的。アーリン役のヘレン・ハントも、本当に男性を惑わしそうな、それでも気品と機知があってこれまた魅力的でした。中傷や噂にも動じず、プライドを捨てず、結婚に縛られず、自由を好む女。でもその自由には相当な困難な道も通り、苦労もあると思うのだけど、アーリン婦人はその美貌と賢さで乗り切っている。私としては彼女にちょっと憧れるのですが(^^;)そして最後には意外な真実が。全てを知り尽くしているしたたかな女と、何も知らない純粋無垢な女。いい女性にはこの２種類があるそうですが・・。オスカー・ワイルドのこの小説はまだ読んだことがないのですが今度読んでみようかなと思いました。南イタリアの風景も美しかったですｖ公式ＨＰは→こちら

  2006.09.10

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  「プライドと偏見」

  監督：ジョー・ライト出演：キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド「ブリジット・ジョーンズの日記」の元ともなった、、ジョーン・オースティンの小説「自負と偏見」が原作。１８世紀後期のイギリス上流社会、女性に相続権のなかったこの時代に、女性にとっては結婚は人生の全てだった。そんな中で、プライドと世間の噂とに翻弄され、惹かれあいながらも素直になれない男女２人の心の交流を描くラブストーリー。キーラ・ナイトレイは好きな女優さんなので、この作品でも笑顔がとってもキュートで、毅然と、凛とした態度で当時の女性には珍しくはっきりと意見を言うエリザベスを演じる彼女はとても魅力的。ダーシーからプロポーズを受けて断る時でも、言葉は拒絶しながらも、轢かれあっているのが分かるシーンはとても良かった。ハッピーエンドだと分かっていても、ラストでは嬉しくて涙が出ました(^^;)イギリスの田舎の自然の美しさ、建築物、この頃のイギリスの調度品やドレスとか好きなので、興味深く見てました。「いつか晴れた日に」とも共通点が多々ありますね。どちらもとても清々しく、気分がよい作品。でもよく考えると昔の女性って虐げられた立場ですよねえ。考えようによっちゃ気楽なのかも、ですけど。まあ、現在もまだまだ、根本的には立場は変わっていないと言えるかな・・？公式ＨＰは→こちら

  2006.09.09

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  「メゾン・ド・ヒミコ」

  監督：犬童一心出演：オダギリジョー、柴崎コウあらすじ：ゲイのための老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコ。その館長は、沙織（柴崎コウ）と母親を捨てて出て行った父親で、病に侵され、余命いくばくもない状況だった。彼の若き恋人、春彦（オダギリジョー）は沙織の元を尋ね、ホームで働くよう勧める。沙織は二度と会いたくなかった父親だったが、借金のため承諾する。かくして、メゾン・ド・ヒミコでのひと夏が始まった・・。この監督の作品は初めて観たのですが、なんだか邦画の感じがしなくて、フランス映画のよう、というのが第一印象でした。間のとりかた、登場人物の細かな表情をとてもクールな視線で撮っていると思います。観る者にじわじわと感情を沸き立たせるような。メゾン・ド・ヒミコのメンバーもとても心温かく、個性的で、魅力的。沙織と父親の心の交流、沙織と春彦との愛情。切なくて、哀しくて、愛しくて、可笑しくて。ゲイの人たちの、社会的な観点からの淋しさ、哀しさもよく表現されていて。沙織と春彦の関係も、愛し合っているのに抱き合えない切なさが凄く伝わってきて胸が痛くなりました。柴崎コウさんの素顔での演技、凄くよかった。オダジョーがとても色気があって思わずぞくぞくしてしまった(^^;)あの髭が重要なポイントかな、と思いました。つるつる顔だとあのムードは出ないかな、と。彼ならではの演技ではないかな、と思います。沙織の勤める個人経営の会社の描写やエピソードも凄い重要ポイント。ラストも心楽しい終わり方で、ほっとしました。心に残る作品です！公式ＨＰは→こちら

  2006.09.08

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  「ＥＬＶＩＳ/エルヴィス」

  「マッチポイント」や「M:i:III」等に出演、今注目されているジョナサン・リース・マイヤーズが主演であのエルヴィス・プレスリーを演じる、未公開のこのＴＶドラマがＤＶＤで発売されているそう。似てなさそうで、似ているらしくて、ちょっと気になる(^^*)ジョナサンがグラムロッカーを演じている「ベルベット・ゴールドマイン」も観たいんですけどね；；エルヴィスといえば当時の時代を代表する伝説的スター。（小泉首相もファンだよね；；）彼を知らない若い世代にも楽しめる作品だそう。レンタルにならないかな？（笑）「ＥＬＶＩＳ」については→こちらベルベット・ゴールドマインについては→こちら

  2006.08.23

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  「オーシャン・オブ・ファイヤー」

  監督：ジョー・ジョンストン出演：ヴィゴ・モーテンセン、オマー・シャリフあらすじ：19世紀末、アラビア砂漠で行われる決死のホース・レース、「オーシャン・オブ・ファイヤー」、エントリーできるのは、王の血族と純血のアラビア馬のみ。そこへアメリカ人のカウボーイ、フランクと彼の愛馬である野生馬ヒダルゴが参戦を挑む。過酷な大自然と、巨額の賞金を巡っての陰謀の波に飲まれながら、たった一つの勝利をめざすフランクとヒダルゴだが・・。ヴィゴ・モーテンセンといえば私の中では「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンなのですが、この作品の彼もものすごく生き生きとしてかっこよかったですｖ馬がまた良いのです。しっかり演技してます！ｖｖ砂漠のシーンもいいし、迫力あります。迫害される人種、純血のこだわり・・。混血種に対する差別への問題提起もこの作品には含まれているのではないかと思いました。レース・シーンにはちょっとご都合主義なところもありましたが・・；まあ、アクション・アドベンチャー作品なので；；公式HPは→こちら

  2006.07.31

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  「ミリオンズ」

  監督；ダニー・ボイル出演：アレックス・エテル、ルイス・オーウェン・マクギボンあらすじ：偶然、大金を（万ポンド＝約4500万円）を拾ってしまった８歳のデミアンと10歳のアンソニー兄弟。もうすぐ、イギリスの通貨はポンドからユーロへ切り替わる。それまでに使い切れ！しっかりもののアンソニーはほしいものを買い捲るが、デミアンは貧しい人達に与えようとする・・。映像が綺麗で、ファンタジックでもあり、サスペンスチックなところもあり・・。主人公の男の子兄弟は可愛かったのだけれど、キリスト教色が結構強くて、分からない私にはその深い意味が理解できなかった・・；音楽は凄くよかったです！ものすごく効果的な使いかただし。しかし・・こんな大金が降ってきたら嬉しいだろうなあ～＠＠でも着服したりするとばれないように使うのも大変そう・・。特に子供だと大変だ～。お兄ちゃんの頭の良さには感心。上手いごまかし方とか。お父さんが「ほんとに俺の息子か？」ってびっくりしてたもんね。ただ、私からするとテーマがあやふやなような・・。しっかり感じ取れていないと言うことでしょうか、感情移入がいまひとつ出来なかった部分がありました。でも、子供達の行動がとても楽しい作品でした！公式HPは→こちら

  2006.07.26

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  「DEATH　NOTE」

  やっと観てきました～ｖいやあ、面白かったですね！私は原作の大ファンなのでちょっと不安だったのですが、これなら原作を知らない人が見ても面白かったんじゃないかと。反対に、原作を知らない人のほうが楽しめたかも、なんて思っちゃいました・・；；しかも、前編といえどもこれでは全くのさわりの部分だけですもんね～。そうは言っても、面白い要点はばっちり取り入れてあったし、Lは原作のLそのままだし（細かいしぐさも！）リュークはもう、思い描いていたのと全くおんなじだし（凄くよかったですね！私の好きな「人間って・・面白！」も「りんごくれよ！」というところもちゃんとあったし）中村獅童さんって上手いわ！CGのいまどきの技術も凄いし。ピアスもちゃんとゆれてたし(^^;)娘と、その友達を連れて一緒に観たのだけど、子供達にも好評でしたｖこれじゃ絶対後編も観たい！と言ってるので、しめしめと、私も一緒に観ようと思ってます♪娘はずっとLの真似してるし・・；；観る前は「怖そうだな～～」とちょっと嫌がっていたくせに(^^;)公式HPは→こちら

  2006.07.23

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  「トランスアメリカ」

  トランスジェンダー（性同一性障害）のブリーと、まだ見ぬ父親を探すトビーとのアメリカ大陸横断の旅。女性になりたい男性ブリーを演じるのは女優のフェリシティ・ハフマン。なんてややこしい役～＠＠しかしその演技は素晴らしいらしく、大絶賛されてます。父親の愛に飢えている青年トビーを演じるのは新星ケビン・ゼガーズ。第２のレオナルド・ディカプリオと騒がれてますｖなかなか魅惑的らしいです。女になりたい父親と、そうとは知らず父親と暮らすことを夢見る息子。複雑な二人の旅を通しての心のふれあい、自分らしさとは何か・・。観てみたい～～ｖ詳しくは→こちらです。

  2006.07.22

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  「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

  前作が爆発的人気だったので第２弾。既に第三作目もクランク・インしているというのだから凄いですよね～。おまけにジョニー・デップにオーランド・ブルームにキーラ・ナイトレイ、第１作のあとの活躍がめざましい俳優ばかり。こういうのも珍しいのでは？・・ということで、嫌でも気になっちゃいますよね。前作よりさらにアクションがかっこよく、ジャック・スパロウのコメディアンぶりがクローズアップ（？）されているそうで、楽しみだ♪HPは→こちら予告編も観られますｖ

  2006.06.28

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  「ハウルの動く城」

  監督：宮崎駿声の出演：賠償千恵子、木村拓哉、美輪明宏今頃、やっと観ました；；なかなか複雑な内容だと聞いていたので身構えていたせいか（？）思っていたよりシンプルでした・・。荒地の魔女によって呪いをかけられ、９０歳の老婆にされてしまった１８歳の少女、ソフィーは若いのにも係わらず、とても人間性が出来ている。憎むべきはずの荒地の魔女を助けたり、あろうことが彼女が火を奪ったおかげで城が壊れてしまったのに、怒りではなく、愛情で窮地を救う。普通では出来ないですよ～～　私にはできないな；；戦って’家族’を守ろうとするハウルに、戦わずにすむように果敢に行動する・・賢くて勇敢で愛情の深い女性。ハウルは・・美形で優れた魔法使いだけれど、実は小心者で傷つきやすい・・もろ私の好み！（笑）最初、キムタクが声優をやると聞いてえっ、と思ったのですが、ハウルの声としては上手く役になりきった表現力で、なかなか良かったです。予備知識がなかったら、彼の声だとは思えないくらい。善悪、戦争の意味、愛と憎しみ、なんだかどれも中途半端、曖昧・・この作品のテーマは？と考えると納得がいかないような気がしますがそれが実は現実の表現？「風の谷のナウシカ」や、「天空の城ラピュタ」等で受けたような感動は無かったのですが宮崎監督はもっと人間の奥深くに入って行こうとしているのでしょうか・・？城のデザイン等、映像は本当に素晴らしかったです。色とか・・あのデザインは凄いなあ～～＠＠　と思いました。

  2006.06.26

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  「ベルリン・僕らの革命」

  監督：ハンス・ワインガルトナー出演：ダニエル・ブリュール、ユリア・イｪンチ、スタイブ・エルツｪグあらすじ：ヤンとピーターは親友同士。２人は理想主義を掲げ、ブルジョア階級の家に忍び込み、家具を動かしてオブジェのようにして、「贅沢は敵だ」というメッセージを残す。ただし、金品を盗んだり、人を傷つけることは一切しない。相手に恐怖を植え付け、考えさせることが目的。あるとき、ピーターの彼女、ユールをヤンがその仲間に引き入れてしまったことから、ブルジョアの男を誘拐する羽目になってしまい・・↓以下、ネタばれ注意です！最初のうちは、彼らの行動になかなか共感を覚えられなかったけれど、誘拐した男性と意志が通じ合っていくあたりから面白くなってきました。彼らの考えていることは青臭いようだけれど、解る気がします。自分達がいくら抗っても世間はそうそう変わらないと言うことも。ダニエル・ブリュールは今まで私が観た作品（「グッバイ、レーニン」「ラベンダーの咲く庭で」「青い棘」）のどれとも違っていて、とがった感じでまたとても魅力的でしたｖ親友の彼女に惹かれていく感情もよくわかったし。２時間とちょと、という長さはこのストーリーにしてはちょっと長いような気もしましたがそれぞれのキャラクターの表情を丁寧に映しているためかなあと思います。ゆったり流れているようで、スリル感もありました。音楽の使い方も良かったですｖあっと思わせるラストは小気味が良くて二重丸！ｖｖ

  2006.06.14

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  「クレア」恋する映画、「フラウ」映画がなくちゃ生きていけない！

  クレア、今回はゴシップ記事が多かったですね。くっついたり離れたり、太ったりやせたり、ギャラが上がったり下がったり(^^;)女流写真家、サム・テイラー・ウッドの写真集『クライング・メン』はハリウッドスター２８人にカメラの前で泣いて欲しいと頼み撮影したものだそうだけどヘイデン・クリステンセンとかジュード・ロウとか、ドキッとするくらいドラマが感じられていいなあと思いました。夏の映画で気になるのは「プルートで朝食を」（孤児で性倒錯者の主人公の自分捜しの旅。サイケデリック・コメディｖ）。そうそう、オダギリジョーの「ゆれる」って、面白いんでしょうかね？クレアのHPは→こちら★　　★　　★ フラウ　6/20号はおすぎさんをナビゲーターに、映画の名作をチョイスしてあります。古典的名作で、観たいと思いつつ観てないのもいっぱいあるのでまたレンタルしてこよう～という気になります。ローリングストーンズの元リーダーで、今は亡きブライアン・ジョーンズの映画、「ストーンズから消えた男」ってのは面白い作品なんでしょうかね？ストーンズのメンバーからは無視されてるそうですが；；フラウのHPは→こちら

  2006.06.10

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  「NANA」

  監督：大谷健太郎出演：中島美嘉、宮崎あおい、成宮寛貴、松田龍平やっと観ました。キャストについてはいろいろと言われてたのを知ってたのであまりショックではなかったです。思っていたよりも良かったかなと思えるほどです；；まあ、やはり人気漫画が原作というと、キャストが困りますよね。そうそう原作にぴったりの人ばかりで揃えられないだろうし。中島美嘉さんはイメージにぴったりだけど、声がソフトすぎて、歌はパンクではないですよね・・その辺がちょっと私には残念かな・・；；こういった映画にはありがちだけれど、画面がクリアすぎる・・もう少しフィルターをかけたような処理にしてあると深みがあるのになあ・・ライヴシーンももっとカメラワークを・・～～な～んちゃって、自分では出来ないくせにえらそうだけど；；ストーリーは原作に忠実でなかなか良かったのでは？最初から次回作があるような終わり方だったけれど・・次回は宮崎あおいさんではないんですね・・ちょと残念・・・。公式HPは→こちら

  2006.06.06

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  「青い棘」

  監督：アヒム・フォン・ボリエス出演：ダニエル・ブリュール、アウグスト・ディール、アンナ・マリア・ミューエ１９２７年、ベルリンで実際に起こった、ギムナジウムの生徒達が起こした衝撃的な事件の映画化。ギムナジウムの同級生、ブルジョワ階級のギュンター（アウグスト・ディール）と労働者階級出身のパウル（ダニエル・ブリュール）。パウルはギュンターの別荘に招待され、彼の妹、ヒルデ（アンナ・マリア・ミューエ）と出会う。若さに任せたアルコール、同性愛、放埓なセックス、病的で退廃的な詩・・。パウルとギュンターが発足した「自殺クラブ」が目指すは「完璧な死」死ぬ理由は愛のみ。殺す理由も愛のみ。若さゆえの危うさ、おろかさ、一途さ、奔放さ。ギムナジウムと言うから学校も出てくるのかと思ったらそうではなく、ベルリン郊外での湖畔の別荘や、湖で泳ぐシーン、草原でのシーン、自然の中での撮り方が美しかった。ギュンターが持つピストルに蝶が留まるシーン（この蝶は偶然だったらしいです）とか、よく観ていると印象的なシーンがたくさん！ヒルデは、そんなに男を惑わすほどの美貌を持っているとははっきり言って思えないんですけど、カメラによって、魅力的に撮られていると思う。かつてルキノ・ヴィスコンティ監督の多くの映画から、８０年代の英国の美青年映画ブーム（「アナザー・カントリー」や「モーリス」等）、９０年代のディカプリオの「太陽と月に背いて」、その後はしばらくこのての映画はなかったので久しぶりにときめいてしまったのですが(^^;)昔ほど感情移入できないのは私が歳をとってしまったからか・・（苦笑）やはりこういうのは若いうちに観ておくべきなのか・・；；でも、映像は本当に美しいです。切り取って絵画にしたいような。そのシーンを観るためにもう一度観ようかな。予告編が観られます→こちら

  2006.06.05

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