|
カテゴリ:星河長明 あらすじ
![]() 星河长明 Shining Just For You 第15話 羽(ウ)人と通じた罪で収監された白露(バイロウ)こと葉凌霜(イェリンシュァン)。 しかし無敵を誇る晁(チョウ)皇・彧修明(ユーシューミン)が突然、倒れ、治療のため呼び戻された。 白露の薬で皇帝は安定したが、天妃・冷天㬢(レイテンギ)は羽族四皇子との関係を疑い、白露を牽制する。 「白露…己の罪を分かっている?」 「私とあの羽人は本当に旧友です、もし結託していたら娘娘を救うわけがありません 娘娘こそあの羽人をご存知なのでは?」 冷天㬢は言葉につまり、ともかく白露に皇帝の治療を任せるため牢には戻さず、宮中での禁足を命じた。 彧修明が目を覚ますと天妃が駆けつけた。 聞けば天妃は太宰(タイサイ)・樊如晦(ハンジョカイ)からの密告で欽天監に向かったところ、本当に白露の部屋から羽人が出てきたという。 「やはり樊如晦か」 天妃は皇帝が白露のこととなるとむきになると気づいていた。 「私は女子ですから分かるのです…陛下は白露を好いているのですね」 「もうよい、言葉を慎め」 天妃はそこで下がると、入れ違いに暗衛統領・風隠(フウイン)がやって来た。 「やはり樊太宰が一枚、噛んでいるようです」 侍衛・陵雲(リョウウン)は病み上がりの皇帝を気遣った。 (((; ゚д゚)ノ″ ビーシア!もっとゆっくり歩いては? ∑( ̄_ ̄)ピキッ!何だ、老いぼれ扱いか? ←自覚あり 驚いた陵雲は滅相もないと否定し、道が違うと指摘した。 白露が軟禁された偏殿に皇帝が現れた。 ∑(⊙∀⊙) 陛下!もう出歩いて大丈夫ですか?! すると彧修明は急に咳き込んでしまう。 やはり戻った方が…>ポンポンポン!(*´・ω・)ノ”(; ‾᷄ᗣ‾᷅ ) ゴホッ! ←もはや介護 ![]() 「今さら朕の心配か?そなたのせいで憤死しかけたのだ」 しかし彧修明は初めから密会などではないと分かっていたという。 「監正は妬まれやすい、やはり主事に戻そう」 風隠は皇帝に左近天(サキンテン)の暴挙の数々を報告した。 「予想より早く罠にかかったな…手はずは整ったか?」 「仰せの通りに」 こうして夏陽(カヨウ)城に皇帝から勅旨が届いた。 皇帝は天啓に戻って兵権を返上するよう命じたが、左近天は拝命するどころか皇帝の勅使を殺し、反旗を翻す。 そこでその夜、生け捕りにした諸嬰と青蘅(セイコウ)公主・七海怜(チーハイリアン)を一緒に井戸に放り込んだ。 もがいていた青蘅は縄が解け、咄嗟に口移しで諸嬰に息を吹き込んだが…。 ( ゚ェ゚)井戸どんだけ深いのよw 彧修明は樊如晦を呼びつけ、左近天が夏陽を封鎖して諸嬰たちを足止めし、2人を処刑したと教えた。 建国5年経たずにこの有様とはゆゆしき事態、彧修明は激怒して厳しく対処するよう迫る。 「だが界海天(カイカイテン)の罪は諸嬰に償わせなかった、左近天の罪もそなたに責めは負わせぬ」 焦った樊如晦は司寇(シコウ)監に左近天の処罰を命じ、左家との関係を断つため樊平(ハンヘイ)に嫁いだ左勝男(サショウナン)まで死に追いやった。 樊平は弟の樊征(ハンセイ)から勝男が自害したと聞いて慌てて屋敷に戻ったが、手遅れだった。 すると侍女から勝男が遺した絶筆を受け取る。 …あなたにとってこの婚姻は家のため、父上の命に従っただけ でも私は想い人に嫁げて幸せでした、悔いはありません どうかお元気で… 樊平は初めて父に反発、男女の情はなくても孝行者で屋敷を切り盛りしてくれた勝男には感謝していたという。 「罪なき勝男に申し訳ない!」 「謀反人の娘を生かしておけば陛下に疑われる!樊家の安危に関わるのだ!」 樊如晦は大局を見誤るなと戒めたが、樊平は父に失望して出ていってしまう。 白露は顧惘然(コボウゼン)から翼無憂(イーウーユー)の文を受け取った。 「封印を解くのは灼華(シャクガ)の時が最適…? 3日間は途中で邪魔されぬように…って何これ?」 すると顧惘然が″灼華の時″とは5月4日から6日だと教えてくれた。 「確かにその3日間は天地の星辰(セイシン)力が満ちるとされる」 白露は必ず封印を解くと決めたが、どうすれば3日間も閉じこもることができるだろうか。 欽天監の端木彦(タンボクゲン)が投獄され、斬首が決まった。 何でも皇帝が巡幸の吉日を占うよう命じたところ、公然と刃向かったという。 そこで白露は罪を償う機会を与えるよう嘆願した。 彧修明はその代わり巡幸の吉日を決めるよう条件を出したが、これが閉じこもる格好の理由になる。 「最良の日を選ぶため、3日間ほど部屋にこもる必要があります」 しかも無事に釈放された端木彦は恩人の白露に深く感謝し、何でも言うことを聞いてくれた。 「じゃあ3日間は絶対に誰も部屋に通さないでね」 「任せてくれ!」 一方、翼無憂は星流(セイリュウ)石を探して宛(エン)州の桃源谷を訪ねた。 しかし若い娘が現れ、桃源谷はよそ者お断りだと冷たい。 「私は翼無憂、河洛(カラク)族は法器の鋳造に長けると聞いた ただ俗世と隔絶し、薬草が手に入らず亡くなる者が多いとか 私が薬草を手配する代わりに星流石の在りかを教えてくれないか?」 ↓ここにまたプリンスに落ちてしまう娘が?w ![]() ![]() 皇帝は諸嬰と青蘅を救い、結界に守られた山小屋にかくまっていた。 しばし2人だけの穏やかな時間を過ごした諸嬰と青蘅。 しかしまだ2人には使命がある。 「左近天の件が片付いたら越州へ向かおう」 白露は封印を解く手はずが整い、いよいよ床に薬粉で法陣を描いた。 「おい!絶対に幻影に惑わされるなよ!」 鏡の中の雲紋(ウンモン)は心配して警告したが、符文を唱えた白露はすでに時空を超えていた。 そこは無限の宇宙が広がり、無数の輝く星は手を伸ばせば届きそうに見える。 すると白装束の老人が現れた。 『姑娘、この世の人間は幻影に惑わされても現実世界に戻ろうとはしない』 …幻影では今も元気な七海蕊がいた 七海蕊は凌霜と一緒に天啓に到着、翼無憂や怜姉と再会している それは凌霜の唯一の願いである幸せな七海蕊の姿だった… しかし現実では白露が急に苦しみ始め、ついに倒れてしまう。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[星河長明 あらすじ] カテゴリの最新記事
|