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カテゴリ:神隠し あらすじ
神隐 The Last Immortal 第9話「宿命の星」 主従契約に反する想いを抱き、発作で倒れた阿音(アイン)。 閑善(カンゼン)から古晋(コシン)に好意を抱いたのか聞かれても笑って否定したが、確かに気がつくと古晋のことばかり考えていた。 阿音は古晋のことを考えまいと独り散策に出かけた。 今夜は七夕、鵲羽(ジャクウ)仙路は天河を見に来た仙族たちで賑わっている。 阿音は人混みを避けて静かな場所を探したが、その時、偶然、瀾灃(ランホウ)帝君と華姝(カシュ)を見かけた。 華姝への想いを込めて″鵲羽灯″を贈る瀾灃、すると華姝が受け入れてくれる。 すると喜んだ帝君は華姝を待たせ、贈り物を取りに戻った。 阿音は華姝のもとへ駆けつけ、古晋を蔑ろにするなと憤慨した。 しかし華姝は悪びれる様子もなく、仙僕が口を出すなと蔑む。 阿音は遮天傘(シャテンサン)を返すのが嫌で華姝が曖昧な態度を取っていると気づき、早速、古晋に言いつけることにした。 すると華姝は阿音を捕まえ、術をかけて自分たちを見た記憶だけ消してしまう。 翌朝、華姝が禁谷を訪ねると、古晋は殊勝にもまだ山梨の木の下で自分を待っていた。 そこで昨夜は急に体調をくずして出掛けられなかったと嘘を付く。 すると阿音が駆けつけ、公主が来なかったのは他の人と会っていたからだと暴いた。 しかしなぜか記憶がおぼろげで相手が誰か思い出せない。 困惑した古晋は興奮気味の阿音をなだめたが、阿音は古晋が自分を疑っていると誤解し、怒って行ってしまう。 華姝は居所に戻っても阿音のことが気がかりだった。 すると侍女・紅雀(コウジャク)が帝君を籠絡できた今、もはや古晋など用済みだと笑う。 しかし天帝の後継者である瀾灃が原則を曲げてまで孔雀族側に立つとは思えず、後顧の憂いは絶えなかった。 その時、百鳥(モモトリ)島から急報が届く。 …大殿下が奇襲をかけ、鷹軍営で捕らわれの身に… その夜、阿音は鴻奕(コウエキ)と一緒に酒を飲んで憂さ晴らしした。 こうなったら早く凝雲(ギョウウン)山を探して古晋とおさらばしたいが、結界を作って姿を隠した山を見つけるのは至難の業だと嘆く。 卵の妹にも毎日のように念を送っているが、全く反応がなかった。 「妹が化身するとしたら山にある湖なの…ヒック」 すると鴻奕は一緒に探すと申し出た。 「阿音…君の心に入りたい」 鴻奕は阿音を抱きしめようとしたが、その時、突然、阿音が消えてしまう。 🦊<チッ!主従契約め! 古晋は阿音を連れ戻した。 すると泥酔した阿音は真身の水凝獣(スイギョウジュウ)に戻ってしまう。 その時、運悪く華姝が訪ねて来た。 古晋は咄嗟に阿音を寝台に隠して結界で閉じ込め、急いで対応に出る。 「あ、酒に酔った猫が暴れていて…え?何ですか?」 「明日の朝、帰ることになったの、それから話があって…」 しかし阿音が″鵲羽灯″と叫びながら興奮し始めたため、古晋はそこで話を切り上げてしまう。 華姝は遮天傘のことで相談があったが、仕方なく諦めた。 一方、競技大会で大澤山に滞在する機会を得た鳳鳴(ホウメイ)は羅盤で仙脈を探し当てていた。 しかし遮天傘の影響が残っているのか、侵入しようとした瞬間、腕に激痛が走る。 その時、異変を察した青衣(セイイ)が禁足地に駆けつけた。 鳳鳴は物陰で息を潜めていたが、思いがけず閑竹(カンチク)が現れ、難を逃れる。 「師叔?2日ぶりですね、人間界に2年間も?」 「…遅くなったが皆には言わないでくれ」 (  ̄꒳ ̄)師叔…まさかw 閑竹は禁足地の見回りを口実にして衍天(エンテン)殿へ戻った。 今のところ結界に問題なくは仙脈も落ち着いていたが、閑善は目下の心配は古晋だという。 実は2人を占ったところ、もし古晋と阿音が結ばれることがあれば、これが古晋の劫だと分かった。 驚いた閑竹はならば急いで華姝との縁組を進めてはどうかと提案する。 一方、妖界では鷹族と孔雀族が対峙していた。 息子の華衍(カエン)を人質にされた孔雀王・華黙(カモク)は卑怯だと激怒したが、鷹王・宴丘(エンキュウ)と公主の宴爽(エンソウ)は降参しないなら華衍の内丹を潰すと迫る。 その時、大澤山から華姝が戻って来た。 すると華姝はすでに上君に昇格、遮天傘を見事に操って鷹族を退ける。 たまりかねた宴爽は一族を守るため降参し、泣く泣く投降書を渡したのだった。 鳳鳴は負傷しながらも仙脈の場所を特定した。 合流した灼影(シャクエイ)は鳳鳴を手当したが、手首に傷跡が残ってしまう。 「これでいい、天罡(テンコウ)星による傷跡には見えない」 すると灼影は大きな種を渡し、仙脈に仕掛けるよう頼んだ。 「気をつけろ、そいつは確実に芽を出し、霊力を吸い取って飲み込む」 鳳鳴は遮天傘がなくてもまだ天罡星の気が仙脈を守っていると心配したが、灼影の話では仙脈の結界が消失しかけているという。 どうやら遮天傘はもう戻らないらしい。 「天の助けだな…ふっ」 閑善と閑竹は古晋を呼び出し、華姝に縁談を申し込むよう勧めた。 ちょうど孔雀王の誕辰祝いに招待されているため、婚書を持って話をまとめて来いという。 すると閑竹は尊師が飛昇した時に残してくれた半神器・炫星鳳冠(ゲンセイホウカン)を招喚、これで求婚すれば間違いないと太鼓判を押す。 しかし美しい鳳冠を見た古晋はなぜか真っ先に冠を付けた阿音の姿が思い浮かんだ。 阿音は古晋が百鳥島へ求婚に行くと知った。 なかなか決心がつかない古晋だったが、阿音に背中を押されて出掛けてしまう。 しかし阿音は独りになると急に涙があふれ出した。 孔雀王は古晋の来訪を心から歓迎した。 従者の青衣は師叔がいつ求婚話を切り出すのか待っていたが、古晋は遮天傘を貸したことで誤解を招いたと思い、早急に返却して欲しいと頼む。 驚いた孔雀王は静養中の華姝が自分で返すはずだと時間稼ぎ、ひとまずその場は逃げ切った。 青衣はいらぬ気を回し、師叔に代わって勝手に婚書と結納品の鳳冠を孔雀王に届けた。 喜んだ孔雀王は早速、娘に朗報を伝えたが、華姝は古晋に興味はない。 「受け取るべきではありませんでした」 しかし孔雀王は古晋に嫁げば大澤山と身内になり、遮天傘を返さずに済むという。 華姝も確かに古晋は善良だと認めたが、気ままな性格で向上心がなく、常に中立な大澤山では百鳥島の後ろ盾にもならないと言った。 「瀾灃はいずれ天帝になる、そうすれば私は天后よ?鳳族も一目置くでしょう 同じ仙禽(センキン)なのになぜ我々は鳳族の臣下なの? 父王、私の夫は九重天(キュウチョウテン)宮と仙界の主でなければ…」 一方、大澤山では鴻奕が元気のない阿音を励ましていた。 つづく ( ゚ェ゚)あ~なるほど、孔雀族は仙禽だから仙界なのか(←今さらw) それにしてもかなり遠くまで離れられるようになったよね@主従関係w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.06 23:00:48
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