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カテゴリ:社会の矛盾
在職老齢年金未払い3万人超 総額12億円にせまる
社会保険庁は昨日(29日)老齢厚生年金の未払いと過払いが、あったと発表した。年金の受給資格のある高齢者が働いて高年齢雇用継続給付金をもらうと厚生年金の一部を停止されるが、この停止額の計算が間違っていた。 原因について「年金給付システムのプログラムにミスがあったうえ、データの内容を十分に確認していなかったため」としている。 賃金と雇用保険から支給される「高年齢雇用継続給付金」の合計額に応じ年金が減額される仕組みだが、社保庁のコンピューターシステムの不備により、減額分が過剰に計算されていた。受給者からの指摘で明らかに成ったようだ。 社保庁のずさんなシステム設計が原因で、給付金に関する業務をしている厚生労働省の「労働市場センター業務室」からデータを受け取る際、誤った情報をチェックする仕組みになっていなかった事が、原因だとの事のようです。 未払い年金は平成11年8月から約9年にわたり、3万2820人で、1人当たりの平均額は3万6238円。一方、配偶者がいると上乗せして支払われる加給年金の過払いがあった人は152人で、1人当たりの平均額は13万6917円だった。社保庁は未払い、過払いとも10月15日の年金支払いで調整するとの事。 このほか、遺族厚生年金の給付ミス7件も明らかに、総額は約307万円で、1人当たりの最高額は230万円との事。 社会保険庁の「年金給付システムのプログラム」によるミスと言う事は、その調査作業が、手作業による調査だと言う事だ、すなわち現時点では、まだまだ調査が不十分な点が残っているものと考えられる。毎度の事ではあるが、今後件数が増える可能性もあるのではないだろうか?。 社会保険庁の年金問題は留まる所が無い、このままでは社会保険庁の年金システムの崩壊は避けられないのか、打開策は有るのだろうか?。 高年齢雇用継続給付金は、60歳到達時点に比べて賃金が75%未満に低下した状態で働き続ける60歳以上65歳未満の人に雇用保険から支払われる。急速に高齢化が進むなか、働く意欲のある高齢者を支援しているものでもある。 私自身10年後には、この年齢に達する事もあり、35年間漏れることなく年金を支払い続けている、妻も同様年金を支払い続けている。 障害者の息子を抱えての生活をしている私にとっては、年金崩壊は困る。どんな事になろうとも、まじめに収めている正当な年金受給者に対して、国が税金を使ってでも補償をしなければ成らないだろう。 綺麗な地球を次世代へ、未来を汚染から守ろう 私の特許製品 電気仮設ポール作成金具 島本電設工業所ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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