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ソーメン二郎のそうめん道

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2020.03.27
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カテゴリ:ご当地そうめん
この記事は、2020年3月27日に書いています。

世界中が新型コロナウイルス感染でパニックになっています。昨日、小池都知事から、3月28日(土)、29日(日)の外出自粛要請が東京都民に向け出されました。それによって買い急ぎが起こり、スーパーマーケットやコンビニでの食品や日用品がなくなる騒ぎになっています。そんな非常時だからこそ、防災食、保存食としてのそうめんを見直してみたいと思います。そうめんは、乾麺ですから非常に賞味期限が長い保存食です。そうめんをパッケージから出したとしても、きちんとタッパーなどの容器に入れて冷蔵庫保存しておくとかなりの長期間保存できます。


100円ショップで売っているタッパーでたくさん保存できます。

 

これから暑くなってくると冷やしためんつゆでそうめんを食べるのも良いと思いますが、今だと温かいにゅうめんも良いでしょう。茹でたそうめんをフライパンで溶かしたバターで和えて缶詰のツナを混ぜるだけで美味しいそうめんチャンプルーができるでしょう。

そうめんレシピについては、私が監修した 「簡単!極旨!そうめんレシピ」(扶桑社) に掲載しておりますのでご参照下さい。

そして、保存食としての手延べそうめんを今一度、この時期に見直したいと思います。

私ソーメン二郎の故郷でもある 奈良県桜井市 の名産品である三輪そうめん。三輪そうめんが日本のそうめんの起源と伝えられています。なんとその三輪そうめんの歴史は1200年。奈良県は平城京がありましたので、あらゆる文化の発祥の地なのです。万葉集、日本酒、古代チーズである蘇、相撲など日本文化のルーツにあふれています。日本最古の神社と言われる桜井市にある 大神神社(おおみわじんじゃ) 「大神神社史料」 によると、こうあります。


「そうめんの誕生は、今から約1200年前のことと伝わる。
桜井市三輪に鎮座する大神神社の初代宮司・オオタタネコの子孫のひとりに大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)がいた。そうめんの生みの親は、その次男の穀主(たねぬし)である。
飢饉と疫病に苦しむ民の姿に心を痛めた穀主。救済を祈願すると啓示があり、巻向川と初瀬川に挟まれた肥沃な三輪の地が小麦の栽培に適していることを知る。そこで種を蒔かせ、水車を利用してひいた小麦粉を原料とした保存食である“そうめん”を作り、地域の生業として発展させようとしたという。」




つまり、 三輪そうめん は、飢餓と疫病が流行した時の保存食なのです。元祖保存食がそうめんなのです。こんな非常時にこそ、そうめんの魅力に触れて味わってみてはいかがでしょうか。






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最終更新日  2020.03.27 18:56:34



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