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Giuseppe Spagnoli。Bill Evansトリビュート作品。イタリアのジャズです。
色々ありまして、かなり間があいちゃいました。 【No.595】 ・Giuseppe Spagnoli:The Soul And The Poet (2008) 昨年発売された新譜を紹介。Giuseppe Spagnoliはイタリアの若手ジャズピアニスト。この人の作品を買ったのは本作が初めてなので、過去のアルバムについては?です。このアルバムはBill Evansへのトリビュート作品になっており、全11曲中10曲がEvansのオリジナル。知っている曲も多いので購入しました。Bill Evansの曲ならEvansを聴きます、なんて言う人もいるかもしれませんが、コレはコレで優れた作品ですのでスルーするのは勿体ないかなと個人的には思います。Evansの曲ということもあるのでしょうけどGiuseppe Spagnoliは全体的にリリカルなピアノを聴かせてくれます。好きなタイプのピアニストです。繊細ですが神経質な感じはなく、耳にも心地よいですね。構成面でも、トリオ中心の演奏ながら、曲によってはPercussionやSoprano Voice、Alto Saxも加えた編成で凝ってます。若手らしく意欲的な内容が好印象で、サウンドもオシャレ。中でもSoprano Voiceが入っている「My Bells」「Waltz For Debby」「Very Early」のインパクトが大きいですね。冒頭の「Funkallero」や「Funny Man」「Time Remembered」も良い出来ですし、Evansに捧げられた「I Hear A Rhapsody」も痛快。ラストに「We Will Meet Again」をもってくる構成もイイですね~。この曲はEvansのオリジナルでも凄く好きな曲。Yahoo!Musicで試聴可能。収録曲の詳細についてもソチラを参照下さい。HMVでも取り扱っています。ジャケのポーズもEvansを意識しているんでしょうかね。メジャーな作品ではありませんが良いアルバムです。この人には今後も期待したいな~。一味違うEvansトリビュート作品ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.10 18:39:24
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