テーマ:おいしい焼酎(30)
カテゴリ:焼酎
泡盛って、琉球で作られた蒸留酒だけではなく、薩摩で作られたものも“泡盛”と呼んでいた記録があるそうです。
昔は焼酎と泡盛の区別は、あいまいだったとか。 “泡盛”と呼ばれるようになったはっきりした定説はなく、次のような説があるそうです。 1. 粟(あわ)由来説 現在、泡盛の原料は全てお米ですが、かつては粟も多用していたようです。 粟盛から泡盛に変わったという説。 2. 泡(あわ)由来説(その1) 蒸留する際、泡が盛んに盛り上がるので。 3. 泡(あわ)由来説(その2) 昔はアルコール濃度を計る計器などなく、泡盛を甕から茶碗に注ぐ際に生じる泡を見てアルコール度の基準にしていたという事です。 “泡を盛らせてみる”計り方が、転じて“泡盛”になったという説。 4. サンスクリット由来説 ヒマラヤ山麓のある地方では、古代インドの文語であるサンスクリット語で、酒のことを“アワムリ”というところからついたという説。 “泡盛”って、名前の由来の説がこんなにあるんですね。 ちなみに、現在の泡盛の定義は、黒麹菌を用いて造った米麹に水と酵母を加え発酵させたモロミを単式蒸留器で蒸留したものです。 泡盛を3年以上貯蔵したものが古酒(クース)になります。 良質の泡盛の条件とは、『甘い白梅香』があり『まろやかで深みのある甘さ』があり『無色またはほのかな錆び色』がある泡盛だそうです。(元沖縄国税事務所鑑定官須藤茂俊先生研究) なんだ?白梅香って?? あらりんさん、教えてください。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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