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カテゴリ:北朝鮮の話し
-自由北朝鮮放送(http://www.fnkradio.com/ 北朝鮮で農村や山里で暮して、生まれて初めて平壌を訪問した人々は、平壌に行って来たこと自体を「最高の栄光」と考え、平壌に行って来た住民がいたら、村人たちは平壌のニュースを聞くために集まって来るという。 今年4月28日、北朝鮮内部の消息通は、山里で一生伐木ばかりした労働者が、約50年ぶりに平壌見学に行って来た話を伝えた。 平壌に行って来た労働者は、「わ~我々が村で農業をして飢え死にしないのを幸せと思っていたのに、平壌は別世界だった」としながら、「まるで外国に行って来たようだ」と自慢をしたとのことである。 消息通は、「この労働者は、生まれて初めて汽車に乗って、自分が住んでいた山里の村を脱出して、平壌市見学に行って来た」としながら、彼は「文化と環境などは別世界のようだった」と語ったと言う。特にこの労働者は、平壌市内のある宿所に泊まったところ、座便器を見て驚いたとのことである。彼はどこにトイレがあるのか分からなくて、ずいぶん長い時間捜し回った挙句、この座便器を見付けたと言う。 消息通は、「初めて座便器を見たこの労働者は、一日中トイレに行き続けた。そして故郷に帰ってからも、子供たちの前で平壌で見たことを自慢した」としながら、「平壌に行って来たことを『家門の栄光』と思い、子供たちに『これからも党と首領のために熱心に働けば、平壌に行ける機会が与えられる』という可笑しな教育をしている」と話したという。 消息通はまた、「今、労働者の家には、平壌に行った事が無いお年寄りと村の住民たちが、平壌のニュースを聞くために集まっている。北朝鮮では死ぬまでに、自分が住む山里の村を出られない人々が多いので、平壌に行って来たこと自体を大きな栄光と思う」と付け加えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月17日 19時21分51秒
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