rikaの何気ない日々の記録

↓この本、（私が持っているのは旧版ですが、）



実は、今から２０年くらい前、大手町駅の地下道の露店の古本屋さん
で２００円で買った本です。

今手元に持っている本は、ほとんど５年以内に買ったもので、
古い本は人にあげてしまったり、古本屋に売ってしまったりしたので、
現在持っている本の中で、一番古い本になります。

買った当時、この本を読んでもチンプンカンプンで、
電車の中で読んでいても、カバーの絵がこっぱずかしく感じ、
カバーを裏返していたものです。

でね、香港に来る時も、何故か一緒に持って来ていたのです。

それで、７月に日本に行く前に、日本語の本はブックオフで
売ろうと蔵書の整理をしていて、この本を手に取りました。

元々古本なので、前の持ち主が線を引っ張った箇所がいくつもあり、
ちょっと売れないなー、と思いながらパラパラとページをめくっていました。

でも、今になって読み返してみると、書いてある事がスゴい良く分かる。
チャクラ、ダラーナ、ダイヤナ（ディヤーナ）、サマディ、プラーナ・ヤマ、
といったヨガ用語もさることながら、
「今ここ」「ワンネス」「両性具有」「生命の樹」等の
精神世界や、カバラの用語も出て来て、ビックリです。

２０年という年月が過ぎ、今やっとこの本の意味する所が
分かるようになったと思うと、髄分遠回りをして来たんだなーと、
ちょっと感慨深いものがあります。

それと同時に、この本は、よくもまあ辛抱強く、
私の手元に残り続けて、いまこのときを待っていたと思うと、
ちょっといとおしくなってしまいました。

裏返しになっていたカバーも元通りにし、
もう一度読み返しながら、いくつかのプラクティスを
してみようと思っています。