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カテゴリ:本
↓の本を読み終えました。
元々は、↓というタイトルだったようで、お金との付き合い方の話でした。 前半は、フンフンと思って読んでいましたが、後半にキマシター。 「お金は感情」 これは、まさに私が今やっているインナーワークそのものです。 そして、パートナーシップの問題。 (以下抜粋) 例えば、夫が誕生日プレゼントとして、自分が期待していた物よりも 安い物を買って来たとしたら、バカにされたと感じてしまう。 自分は女として価値がないと言われている感じがしてしまうのだね。 だから、夫を責める。夫は、責められたのは、自分の給料が安いからだ。 ひいては、男として価値がないからだと思い込む。 すると、妻の家事に関して、反撃に出るという具合だ。 (抜粋終わり) これ↑最高! オンナは、プレゼントされた物で自分の価値を量ろうとし、 オトコは、賞賛/非難されることで自分の価値を量ろうとする。 そして、両親や祖父母からお金に対する価値(ビリーフ)を 引き継いだり、反面教師にしているという点でも、 インナーワークの心の問題とコアは一緒ですね。 また、パートナーとの関係が、お金の関係というのも納得。 以前にも書きましたが、中国の易では、「女運と金運は同じ器」 というのにも通じますね。。。 (以下抜粋) お金は中立なエネルギーで、それ自体に全く意味はない事だ。 それに喜びや憎しみ、悲しみ等の意味を付けているのは、人間だ。 (抜粋終わり) ↑これも、「お金」を「出来事」に置き換えると、 「出来事自体には全く意味はない。 それに喜びや憎しみ、悲しみ等の意味を付けているのは、人間だ。」 となり、人生の様々な問題が解決されてしまうんですね。 そういった意味で、精神世界では、「お金はエネルギー」と 良く言われるけど、「お金はエネルギーだ」と言う事自体、 お金に意味を与えてしまっていることなり、 コダワリを持たせてしまっていることになるんでしょうね。 (以下抜粋) お金の器を測るのは簡単だ。その人のお金の器はどれだけの現金を 見せられて心が動くかで分かるのだよ。 10万円で心が動く人間は、その程度の器しか持っていないということだ。 この現金が1000万円だったら、君は迷いもしなかっただろう。 そして君の器が1億円以下なら、この金を自分の物にしてしまった筈だ。 (抜粋終わり) 易の世界では、「誰でも李嘉誠(香港の大富豪)になれる訳ではない。 人にはそれぞれの器がある。」と言われますが、まさにソレ。 器の拡張は可能なのですが、持って産まれた器の大きさは違うので、 スタート時点ですでにハンディがついている。^^; そして、ほとんどの人は、一生かけてもそのハンディを なかなか挽回出来ないんでしょうね。 (以下抜粋)「人生で最も難しい事は何ですか」という問いに対して 「それはね、過去を受け入れる事だよ。過去をありのままに受け入れ、 自分や周りの人、社会、歴史、全てを許してあげる事だ。 全ての人が彼らなりのベストを尽くしたのだから。 そして、それは全員にとって、ベストだったのだから。」 (抜粋終わり) ウキャー、これこそ、NLPのポジティブ・インテンション。 やっぱり、ポジティブ・インテンション(許し)なしには、 人間の心に平安が訪れることはないのですね。 補足ですが。 (以下抜粋) 自分が生まれて来た目的を知りなさい。 人を解放する前に、自分が解放されなければならない。 君がお金について学んで、マスターすれば、 後に続く多くの人達の人生を助ける事になる。 (抜粋終わり) ↑ここの、「お金」の部分を、例えば「人間関係」とか、 「パートナーシップ」、「ヒーリング」等、自分の得意な事/やりたい事 に置き換えると、これまた、ウーンと唸ってしまうような名文句デス。 結局の所、お金もそうだけど、他人や自分の感情に揺さぶられない、 「自分」というものをしっかり持ちなさい、という事なんでしょうね。 カバラ的に言うと、偏りのないホッド(知性)と健全なネツアック(感情)、 そして、純粋なイェソッド(潜在意識)。 その基盤なくして、ティファレス(愛)は語れない。。。 余談。。。 この本の中で、プライベート・バンキングの話が出てくるのですが、 HSBCがリレーションシップマネジャー制度を設けて、 この分野に進出しようとして、あんまり上手くいっていない 理由が良く分かりました。。。。 そして、Pバンクにお勤めの知人が、何でゴルフばかりしていて 仕事になっているのかも、妙に納得。。。。 「クライアントのプライベートなライフをサポート」していたんですね。。。 (ゴルフだけじゃなく^^;) トレーダーのようにシャカリキになって、投機のノルマをこなすのではなく、 資産を保全するだけなので、毎晩真夜中にNY市場をチェックする必要もない。 そして、そのサービスが素晴らしいから、報酬も素晴らしいのですね。。 はー、別世界だー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 10, 2007 12:10:45 PM
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