意識を変えるために
顕在意識と潜在意識の間にある層脳でいえば、海馬に当たるのかもしれません。ここが、生まれてから現在までの情報のフィルターのようになっていて、顕在意識から潜在意識へ、情報を送っている。このフィルターは幼少期の影響が大きいようです。トラウマなども、この層にあります。五感の情報が入っているわけですが、中でも、言葉の情報が大きい。人間は、言葉によって考えるのですから。人によって違いはあるでしょうが、どのような言葉を多く蓄積したかによって潜在意識への伝わり方が、変わってきます。例えば、顕在意識が、「私は出来る」と思っても、この層が、過去の経験や情報などから「私には無理」とねじ曲げて、潜在意識に送ってしまいます。せっかくの無限の可能性のある潜在意識ですが、それを活かすことなく、「私は無理」を受け取って、「出来ない」となってしまいます。この層の意識を変えるには、言葉をどんどん与えればいいのです。心を込めた言葉を与えれば、より効果は上がります。 催眠法では、これを一気に変えることが出来ます。幸せの催眠法坂田和彦