長尾盛之助氏の瞬間催眠法、催眠療法がなぜ伝承されていないのか?
あまりに簡単であるがゆえに、強い信念が必要だからだと思います。長尾氏は、ご自分で研究をしながら、その技法をマスターしたので、瞬間催眠が出来て当たり前、なのです。催眠を多く行なっているとわかってくるのですが、人はほとんど、催眠に掛かります。それも簡単に。私も研究しながら、行なっています。いつも、なぜ?どうして?と。多くの催眠関係の本には、催眠導入に関することに多くのページを割かれています。でも、催眠導入は、本当は簡単なことなのです。道具もなにも必要ありません。私も催眠法のよさを広めたいと思い、瞬間催眠法ではなく、やさしく、スーッと導入できるように行なうようにしています。催眠療法ですが、長尾氏の場合は、直接暗示で、病気症状を治す方法です。これには、確信を持って、暗示を与えなければなりません。普通の人はこれが出来ないのです。いや、長年催眠療法を行っているプロでさえ、出来ないのです。プロの方に、長尾氏の本を紹介しても、多分、自分は出来ないと思われるのでしょう。「出来ない」と思ったらできるわけありません。例えば、パーキンソン病の治し方は、その本には書かれていなかった。とか。書かれていても、試す勇気も持てない人がほとんどのようです。書かれていなくても、催眠法の本質を理解すれば、解かってきます。何事も、本質を知る心が必要です。間違った常識などに惑わされる事が無いように。私も、催眠療法に関しては、誰でも出来るように、改良を続けています。