2007年の市場動向は?『アジア編』(個人願望100%)
さて、つかの間のNew Year’s Eve 休暇を終えて年が明け、世界の市場がまた始動致しました。今年も大いに将来有望、かつ、現状対比で割安かボトム圏内にあるであろう、世界のどこかのマーケットへ、じっくりと時機を見極め、効率良い追加投資をしたいです。しかし、世界全般的に、特に株式市場は大活況です。「消去法」で追加資金を投入する市場を選ぶしかないと思っています。ざっと、世界の主要な市場の様子を見ながら、私の100%願望コメントを添えます。願望、というところが重要です。願望が叶わなければ、粛々とJPYかHKDへ預金するだけです。それでも私のPF資産は勝手に殖える局面に入っておりますから静観もまた良し。------我らが美しき国、日本。NIKKEI225 17,300円。JASDAQ 87ポイント。高い、高すぎる・・・NIKKEI225 10,000円。JASDAQ 50ポイント台へのハードランディング望む。日銀の景況無視した政策金利引き上げの暴挙があれば比較的たやすく達成か。そうなれば、再び2003~4年頃のように「アフォ買い」に走る可能性アリ(笑)香港。世界の中で最もカネが集まっているところ。ハンセン20,000ポイント。H株10,300ポイント。GEM1,200ポイント。しかし、ハンセン、H株といった優良大型株市場は、ここ2年綺麗な右肩上がり。北京五輪の前年に当たる今年、既にエベレストの頂上から下山モードに入っている可能性アリ。ソフトランディングでハンセン16,000ポイント台。H株8000ポイント台なら再参戦。GEMは大型株市場活況をよそに昨年中はず~っと下降の一途、2006年11月頃に底打ち、現在もボトム圏内にあると見る。消去法方式でいくと、今年の追加投資候補地として浮上。個別に、増収増益やらV字回復&復配など、好トピックを匂わせる企業を狙う。シンガポール。個人的には一番カネを置いておきたい市場。外貨を稼ぐノウハウと腕力はピカ一だからです。ここに投資すれば、ASEAN諸国全体に投資したのとほぼ意味合いが同じになる。今後数年、一番「旬」になるであろうヴェトナムにも間接的に投資出来る(であろう)。何故なら、ヴェトナムは既にシンガポール資本によってイイトコ獲りが済んでいる。STI3,000ポイント。2006年6月に2,400ポイント台を付け、その後爆発的に反転。ここで「JF ASEAN」行っときたかったなぁ・・・結局私が投資したのは10月。タイミングが3ヶ月程遅かったのです。お願い、少しガス抜きで下がって。お待ちしております。ちなみに、インドネシア、マレーシアのムスリム国家の市場も、シンガポールと酷似した動き。こちらもJF ASEANでお待ちしております。タイ。いろいろと突発的イベントが多い。軍事クーデター、爆弾テロ、朝令暮改の経済政策。でも、平和にしといてよ。対外的なイメージはとっても良い国ですから。内戦なんてつまらないことをしなきゃいけないレベルの国では無いのです。ただ、こんな時こそ資金投入のチャンスはゴロゴロ転がっているのかも。SET640ポイント。2004年の800ポイントから下山の一途。おそらく、投資するなら混乱期にある「今」。冷酷な物言いかも知れないですが、政権や政策、治安の安定を「見てから」では遅いのだと思います。投資するなら泰国シングルマーケットがターゲットのunit trustで。この他、あくまで市場のチャートだけ見ての感想ですが、韓国、台湾もここ1年で30~40%高。ちょっとフィーバーし過ぎ?かな・・・ハイテクに関しては、両国(地域)は元々「アジアの雄」。評価先行型の市場であり、ある意味日本以上の「成熟マーケット」と、私はそんな風にとらえているところです。(多分、つづく)