ダークナイト☆
題名だけではバットマン物だとは分からないこの映画、或る人の「素晴らしい」との評価で興味を持った。「素晴らしい」の意味は、人間ドラマとして奥深く・只のヒーロー物に終わって無い!らしい!この評価をされたこたえさんとは好みが合う処が多いので、映画館で観る映画を選ぶ際によく参考にさせて頂いて まずハズレが無い♪いつも"(〃⌒∇⌒)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトー!"と、予備知識はそれだけで観に行って大正解(!!?)2時間40分という長さにも関わらず、最初から最後まで気の抜けない展開でハラハラドキドキ。と言うかーまず最初の銀行強盗のシーンでいきなり大ショックを受ける!★う・うそ!!!そんなの有り~?★こんなの今までに観た事無い!・・・まあここが監督のこだわりでもあるのだが。。残虐非道なマフィアのはるか上を行く真の悪が登場した瞬間なのだ。彼の名は【ジョーカー】 白塗りの顔に大きく裂けた真赤な口、一度見たら忘れられない顔。サーカスのピエロのようなきれいな白塗りでは無く、剥げてるような感じが逆に不気味だ★そしてその口調・・・飴を舐めながら喋ってるようで、聞き辛いからつい聞入ってしまうと話す内容がまた怖い☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆彼は金や権力が欲しい訳じゃなくただ悪い事が好きなだけ。【理由も無く・理屈も無く 退屈を紛らわす為に犯罪を楽しむ】こんな悪人が今まで居た? 彼はバットマンに告げる【お前が私を殺すか、私がお前を殺すかだ。】暗闇に紛れて悪を裁いても人々には【正義】じゃなく、むしろ私と同じ怪物だ!だから暗黒の騎士(ダーク・ナイト)なんですね。。たとえ極悪人でも人殺しは出来ないバットマンをジョーカーは嘲笑う!【殺さない限り私を止められないんだぞ!】苦悩するバットマンだが、そんな彼の前に正真正銘の【光の騎士】が表れる。新任の地方検事ハービー・デントは、命を掛けて悪と戦う覚悟を持った好男子!バットマンの元彼レイチェルはそんな彼に魅かれて、ハービーも彼女を愛するようになる。まあそんな処をジョーカーに付け込まれちゃうのはお約束的な感じでは有りますが、その付込み方が尋常じゃないのが今回のジョーカーの凄いところ!!悪に魅了されるというのでも無いが、こんな徹底した悪には勝てないじゃん!って思ってしまう。相手は全く躊躇わず遊びで人を殺しているのに、こっちは殺しちゃダメなんて不公平だ!そう感じた途端に悪に染まってしまう人間の弱さが、またジョーカーを喜ばせる★★ジョーカーひとりを殺しちゃえば済むのにさ~なんで躊躇うのさ?★と思った私はもう既にジョーカーの思う壺、つまり理由が有れば悪に染まる人間って事!【混じり気の無い真の正義じゃ無ければ、ゴッサムシティは救えない】人々の心に本当の正義を根付かせなければ、いつかまた悪が蔓延るだろう!・・・そりゃそうかも知れないけれど~じゃあどうやって勝つの?(ー'`ー;)..最初から最後までジョーカーに圧倒されっぱなしで時間が過ぎて行き、最後も決してすっきり~とは終わらない!きっと続編があるんじゃないかな~と思うので、ネタバレはしません★★★★ジョーカーを演じたヒース・レジャー氏は 今年1月に亡くなったそうです((((-_-)†~~~ ★バットマンを演じたクリスチャン・ベール氏は 家族に訴えられたとかなんとか・・・何やらこの映画不吉な感じ 何かあるの????怖いもの見たさの方はどうぞ映画館へGO☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆