体創り～コウノトリさんをお迎えしたくて

[心と体] カテゴリの記事

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• チョコレート嚢腫の手術受けたほうがいいの？

  雨が降って涼しくなりましたね。今年の夏は連日の注射で体温が上がっていたこともあって今までに体験したことのないような暑さに感じました。だから余計に涼しく感じるのかな。顕微授精も上手くいかなかったしこの秋の気配がちょっぴり寂しく感じる今日この頃です。苦しんだ生理も終わると、今後の身の振り方で頭が一杯になってきました。転院した病院では、子宮内膜症（チョコレート嚢腫）が顕微授精しても妊娠に至らない原因だと言われています。卵の質も落ち、着床もしないのはチョコレート嚢腫のせいだって。以前通っていたＫＬＣでは、内膜症は妊娠と関係ないと言われてきたのでどうしたらいいのか心が決まりません。２～３年くらい前までは、内膜症のせいか生理も辛かったのですが最近は漢方を服用したりしているうちに、生理が軽くなってもうあがってしまうのではないかと不安になるくらいの状態。手術まで受ける必要あるのかな？？チョコレート嚢腫の手術はお腹に３箇所くらい穴を開けてそこから器具を挿入して行うそう。もう３０代後半だとは言ってもお腹に傷をつけるのは怖いし、痕になるのも諦めがつきません。手術をしても、またすぐに出来てしまうことが多い内膜症。手術したら、本当に赤ちゃんを授かることが出来るのかしら。内膜症がなくても妊娠に至らず苦しんでいる女性だって多いと思うんだ。チョコレート嚢腫の手術のことを考え始めたのは今の病院で「これのせいだ！！」と言われるのが毎回苦痛だからという変なところから。「これのせいだ！」と言われると女性として欠陥人間のような気がしてしまう。男性不妊で始めた顕微授精だけれど女性が請け負うリスクって本当に大きいんですね。サードオピニオンを受けてみようかと考え始めていますがさあ、どこで受けよう。不妊治療専門医院の考え方と、婦人科の考え方も違うだろうな。悩みが尽きません。先ほど、机の上を片付けていた時に出てきた小冊子。そこにあった中谷彰宏さんの言葉が目に飛び込んできた。「行動している人、夢に近づいている人ほど悩むもの。　悩みがあるのは、夢に近づいている証拠です。　悩みはいわばエネルギーの源で、夢への入り口なのです」本当かぁ？夢に近づいているのかなぁ？なかなか辿り着けないよぉ。

  2007年08月30日

• 沢山のメッセージありがとうございます

  前回の日記に沢山の励ましのメッセージを頂きましてありがとうございます。心から感謝しています。「赤ちゃんを授かりたい」という同じ気持ちで頑張ってきた皆さんだからこそ私の涙の気持ちをここまで分かって下さったのだなって思います。2日ほど、思い出しては泣いていましたが3日後にはリセットし、その病院で顕微授精を受けるのかどうか答えを出さなくてはいけないという現実と向き合うことになりました。コメント欄で教えて頂いた様々な病院。世の中には沢山良い病院があるのですね。どの病院もＨＰが充実していて設備もばっちりの様子。「ここで是非に！」と思えるような感じ。顕微授精も長くなってきて、すっかり詳しいつもりだったけれど私の知っている情報なんて、微々たるものでした。でもどの病院も人気で数ヶ月の予約待ち。今となっては、どうして休んでいる間に予約のひとつも出来なかったのか悔やまれます。数ヶ月待つということは、また今年も1回も移植出来ずに終わってしまうと思うとどんどん歳だけ増えることに、とてつもない焦燥感が襲ってきます。じゃあ、あの転院先の病院で顕微授精受ける？先生の暴言はこれからもあるかも知れない。頑張れる？もし、もし、赤ちゃんを授かることが出来た時にあの先生とハグ出来る？心から感謝出来る？結局、私の出した答え…転院先で顕微授精を受けることにしました。えーっ！まじで？って感じですよね？正直、見切り発車です。やっぱり今から数ヶ月待つというのは出来ません。それに何と言っても、病院が近くて通いやすいということ。連日の注射も仕事に支障なく通えるというのは大きいのです。毎日の注射は看護婦さんがして下さるから先生と顔を合わせるのは数回の診察や採卵の時だけ。それだけなら我慢出来るかも…と考えて頑張ることにしました。そして、9日間打った注射も今日で終わり。いよいよ採卵が近づいてきました。卵胞は7個くらいある様です。先生は相変わらずです。診察で顔を合わせる時には、いつも叱られて嫌な思いをしています。どうやら私だけではないみたい。看護婦さんのお話だと、「仕事が終わると優しい方なんだけれど患者さんにはいつもキツイのよね。あんな言い方しなくてもっていつも思うのよ」とのこと。それに私も少しコツをつかんできました。どうやら先生のタイミング以外で質問をすると怒り出す感じなんですよね。この間は質問したら「今は私がしゃべっているんです！黙って！！」と怒鳴られました。今日は「前のＥ２は？（ＫＬＣでの採卵前のＥ２）」と聞かれたのですが突然聞かれてあたふたしていると「ぱっぱっぱと答える！！私には時間がないの！！」と言われました。慌てて手帳をめくってＥ２の数値を申し上げようとしたら「ああー、もういい！！手帳はしまって!早くしまって」ですって。最近は、もうあきれてしまって涙も出ません。私が救われているのは、とても頼りになる看護婦さんがいらっしゃること。初診で泣いてしまった時に私の背中をさすってくれた看護婦さん。診察の後に注射だった時に「また先生に叱られちゃいました」と話すことで何とかストレスをためずに、頑張っています。

  2007年08月01日

• 新しい病院

  予約していた転院先へ行ってきました。沢山の不安を抱えながら。今までは大きな病院で「ベルトコンベアー式」なんて言われていたのに比べて今回行った病院は小さな病院なので、「一緒に頑張りましょう！」的な雰囲気を期待していたんだけれど、一気に吹っ飛んでしまいました。先生が、とても怖くて。見た目は、この方がお医者さん？？って感じの小柄の田舎っぽい感じ。方言がきつくて、ところどころ聞き取れない。恐る恐る「今まで自然周期でチャレンジしてきたのでまだ挑戦していない刺激周期を試してみたい」と話したところ「自然、自然ってどこが自然なんですか？おかしいでしょ？言い直して！」と言われました。呆気にとられてポカーンとしていると、爆発したかのように「加藤、加藤」と私が通ってきた「加藤レデースクリニック」を呼び捨てにして悪口三昧が始まってしまった。体外受精ばかりして、卵管造影検査も風疹抗体検査もしていない！あなたは36歳だけれど、卵巣は40代！内膜症があったら、良い卵が採れないし、受精も着床もしない！どうやら「自然周期」ではなくて「クロミッド周期」と言わせたかったらしいのです。確かに、自然周期というのは、薬も注射もせずに排卵前に卵を採ること。ＫＬＣではクロミッドを周期3日目から1日1錠10日間飲んできました。私は過去2005年に1度だけ胚盤胞まで育ったことがあります。その時のグレードは？と聞かれたので「グレード３です」と答えると今度は「うちでは、そういう風に言わないの！Ａ、Ｂ、Ｃなの！言い直して！」って。「Ａが1番いいのですか？」と聞いたら「そう」とおっしゃったので「Ｃです」と答えました。もうその時には、悔しくて涙が出てしまいました。看護婦さんがすぐに傍にいらして背中をさすって下さいました。泣いたら、黙って我慢していた私の何かが切れてしまって「私が悪いんですか？」と先生に言ってしまっていました。「治療はただでさえ辛いのに、先生にまできつく言われると辛いです。」って。内診を受けたり、ＭＲＩを撮ったり、採血をしたりと病院には3時間くらい居ましたが、3時間泣きっぱなしでした。赤ちゃんを授かれるのなら、どんな苦労だって頑張るぞ！って今まで思ってきたけれど「こんなに辛い思いをするのなら、もう夫と2人でもいいかな」って本気で思ってしまいました。つづきはまた書きます。

  2007年07月20日

• 治療再開にむけて

  4月に顕微授精をして以来、お休みしてきましたが治療をそろそろ再開しようと動き始めました。3ヶ月休んでいたのは、夫が精子の運動率が上がるというサプリメントを見つけて服用し始めたので、しばらく様子をみることになっていたから。その間、夫は整体に通ったり、毎晩ストレッチをしたりと体創り。どんなに疲れていても頑張っていて、偉いなっていつも感心しています。その甲斐あって、ピークの頃から5キロくらい痩せて、身体ががっちりしてきました。先日の連休に「夏休みどうする？」と夫が切り出してきたので思い切って治療再開のことを話してみました。夫も気になっていたとのこと。サプリメントの効果もそろそろ出る頃だろうから俺だけでも病院へ行って、運動率を調べて貰おうかなーって話が急展開して翌日に予約をとって、夫ひとりで検査をしてきました。凄い行動力でしょ？今までだって夫なりに頑張ってきたんだと思うんだけれどね。男性は採精の時にしか参加（？）しないからかどこか人ごとのような感じがしていたけれど積極的な夫が、とても頼もしく感じたし、嬉しかったなー。結果は、運動率28パーセント！まだまだ顕微授精に該当する数値だけれど、今までで1番いいです。先生にも色々質問出来たようで、夫も色々納得出来たんじゃないかな。私はというと今日、思い切って転院先の候補にしていた病院へ電話をかけてみました。1番行きたかったところは予約で一杯とのこと。近いという理由で候補にしていた病院は、予約がとれ急遽明日伺うことになりました。何だか不安で一杯。ちゃんと顕微授精もやっている病院だけれど、不妊治療で名の通った病院でもないし。技術や経験は豊富なのかな？凍結出来る設備はあるのかな？胚盤胞まで育ててもらえるのかな？どうやって採卵するのかな？などなど心配がつきなくて。最初に電話で「そちらでは刺激周期採卵をされていますか？」と聞いてみた時に「刺激周期？とは何のことでしょう」と言われてしまった時はどうしようかと思っちゃった。「今まで自然周期で採卵して胚盤胞まで育ててもらっていたんですけれど妊娠に至らなかったので、刺激周期でチャレンジしたくて…」と言ったらますますパニックにさせてしまったみたいで「ちょっとお待ち下さい」と他の方に代わられちゃった。その代わられた方も、つっこんだ話をすると「ちょっとお待ち下さい」と言われてまた別の方に代わっちゃった。とても心配になって顕微授精されているんですよね？と最後にかわられた方に聞いてみたところ、「もちろん沢山やっています」とのこと。ちょっと鼻で笑った感じで言われたのが気になったな。きっと受付さんは、あまり詳しくないんだろうな。色々心配していても仕方がないのだから明日行ってみてから考えよう。

  2007年07月18日

• 

  治療を休んでいます。

  ブログを書くのは1ヶ月ぶりです。応援して下さっている皆様、ご心配をおかけしました。今は夫が運動率が上がると言われているサプリメントを服用しておりしばらく様子をみようということになり、治療を休んでおります。夫がサプリを飲んで頑張っているのに変なんだけれど私は漢方などの薬の服用を辞めてしまいました。しばらく休むとなったら、何だか気が抜けてしまったんですよね。治療を始めてからは、採卵をしない周期でも病院から処方されるプラノバールを飲んでいたし漢方以外にもずっと薬を飲んできたので今は、薬から開放されてのびのびとした気持ちです。薬をやめてから、体重が1キロくらい減りました。お肌もツルツル（大げさかな？）です。ホルモン剤や漢方を飲むと、ニキビが出て凄かったんです。顔には２つくらい、でも背中にはニキビの流星群が。それも痕になってしまって悲しい状態。今年の発表会に着るために用意していたドレスは背中のニキビが見苦しいので急遽あきらめたほど。赤ちゃんを授かる為って思って我慢してきたけれど薬を飲まないとこうも違うんだなって、改めて感じています。治療が出来なくて、時々焦ってしまうけれど夫も私も最近仕事が忙しくて、休日も仕事。今は仕事に集中したいと思っています。先日、時間が出来たのでパンを焼きました。オリーブオイルをたっぷり塗ってあらびき胡椒をフリフリ。みかさんの本を見て作りました。

  2007年06月20日

• 仕事がひと段落して

  胚盤胞まで育たずに落ち込んでいたのも束の間ＧＷに私の教えているピアノの生徒さんの発表会を予定していたのでプログラム作りなどの準備に追われていました。毎年発表会の最後に私も演奏してきたのですが今年は断念。通院や義父の癌宣告で、動揺して練習に集中出来ませんでした。何か辛いことから逃げてしまったようで、ちょっぴり罪悪感があります。生徒さんも上手に演奏してくれて一段落したので転院先をこれから考えていきたいと思っています。今まで通っていた病院が気に入っていたので、正直とっても躊躇しています。ただ我々の挑戦も、すでに９回。胚盤胞移植を目指していますが、最近では受精すらしなかったり胚盤胞まで成長したのは一昨年の８月が最初で最後です。今の病院では自然周期での採卵しかしていないのでまだチャレンジしたことのない刺激周期で採卵してくれる病院を探しています。これがなかなか難しい。刺激周期になると、毎日注射をしてもらいに通院するのですから仕事に間に合うのかな？などと不安が続々。今まで通院していたところは日曜祝日もやっていたので日曜祝日が休みの病院だと、採卵や移植のベストタイミングを逃してしまうんじゃないのかな？と思ってしまったり…。でも世の中、日曜祝日が休みの病院が殆どですよね。今までは採卵も移植も無麻酔で１５分くらいで済んだのでそのあと仕事をしたりしてきたけれど病院によって全然違うでしょうから、１日がかりだったり入院するところもあるようですね。そうやって不安な点ばかり探してじゃあ、どうしたいの？赤ちゃんが欲しいんじゃないの？って自分でもあきれてしまいます。良い病院と巡りあえるといいな。手をこまねいていないで、少しずつ説明会などに参加してみようと思っています。

  2007年05月08日

• 落ち込みのその後

  前回の日記、とても暗くてごめんなさい。そして今日の日記も暗いです。また夫と喧嘩をしてしまいました。今回も離婚話に発展して、どんどん暗闇に入ってしまいました。治療を始めてからというもの、喧嘩の行く末には「どうせ俺は金もないし、子供も出来ないし離婚しよう」って展開。私はそれを言われるのが辛いです。何も言えなくなってしまいます。元々の喧嘩とは違う方向に話が進んで何も解決しないし、頭がパニックになって本当に離婚したほうが、2人の為にいいことのような気になってくるんです。こんな醜い喧嘩ばかりしているということは、相性が悪いんじゃないかって。お互い、もっと楽しく暮らせる相手が別にいるんじゃないかって。私も治療から開放されるし、夫も卵の質が良い若い女性と再婚したほうがいいんじゃないか…などと思うのです。喧嘩をしてから数日して、夫から「mimiちゃんに引け目を感じて謝ってばかりの人生は何か違うし、そんなのは嫌だ」と言われました。一生赤ちゃんが授からないかも知れないということを覚悟しなくてはいけないって。赤ちゃんが欲しくて頑張っているのに、出来なかった時の覚悟をするのって女性として生まれてきた私には、とても酷に感じた。ある年齢になっても赤ちゃんが出来なかったらじゃぁその時になって離婚するの？病めるときも～と結婚式で誓ったのは何だったの？って夫。もし出来なかったらっていう未来は、考えると現実になりそうなので考えたくない。私は、なぜか「2人で生きていこうよ！2人だけでも充分に幸せだよ」って言えませんでした。そう言えたら、夫は安心したかも知れないのに。私は子供が大好きだし、子供のいない人生って、どうしても考えられない。小学生に生理になってから、母親になる為に準備をしてきたのだしピアノ講師になったのだって、結婚して子供が出来ても続けられる仕事だと思ったからだし夫と結婚したのだって、きっととても子煩悩なパパになってくれる人だと思ったらから。今までの人生の夢をそんなに簡単に方向転換出来ないよ。養子をとることも考えていると話してみた。それぐらい子供が好きだし、沢山の子供を幸せにしてあげたい自分も一緒に成長したいって夢がある。でも夫はそれは考えられないとのこと。自分達だけの問題じゃなくなるからって。2人でも幸せだよ！と言えるようになるには我々夫婦には、かなりの努力や必要だと思う。それに子供がいないのであれば、仕事で一花咲かせるとか何か誇りに思えることをしなくてはいけない気がしてしまう。子供もいない、仕事もボチボチの人生は何だか悲しい気がしてしまって。ただ夢中になれる何かが欲しいだけなのかな。色々話し合っているうちに、とても疲れてしまった。つづく

  2007年03月31日

• ずっと落ち込んでいました。

  先月、友人とピアノのコンサートへ行った時に彼女が2人目を妊娠したことを報告してくれました。彼女は、私が治療をしていることを知っています。私が彼女の子供と遊ぶのを見て「mimiにも赤ちゃんが出来るといいね」って涙を流してくれた大切な友人。帰りに寄ったイタリアンのお店でいつもだったらお酒が大好きな彼女はワインを注文するのだけれどサンペルグリノ（炭酸水）を注文。そろそろ2人目が欲しいと思っていたことや病院へはまだ行っていないけれど1人目を妊娠した時と同じ感覚があるからきっとそう…とサンペルグリノを飲みながら話してくれる彼女がとても羨ましかったな。報告してくれた時、私に申し訳なさそうに話していたので悪かったな。気を遣わせてしまったんだよね。その日は、何だかギクシャクしたようなムードになってしまってちょっぴり悲しかったです。来週、その友人と、また別の友人と私の3人でまたまたコンサートに行く予定。実はそのもう1人の友人も妊娠中なんです。先日「妊娠して安定期に入りました。私のお腹を見て引かないでね」と冗談めかしてメールをくれました。その友人は昨年結婚。何だか羨ましいな。結婚したら妊娠するって。それが当たり前なのかも知れないけれど、その当たり前の幸せが私には遠い。妊娠することが、どれだけ神秘的なことなのか分かるだけに彼女達の妊娠は素晴らしいことだと心から嬉しく思います。そして、どうしても羨ましく感じてしまう。どうしても、心がくじけてしまう。私はこのままずっと授からないのかも知れない。人一倍、子供が大好きな私には、子供が居ない生活というのが考えられない。子供を育てることで広がる世界を是非経験したい。そして子供を持って始めて知る親への感謝というものも是非感じてみたい。夫と2人で生きていくことになるかも知れないということをまだ受け入れられずにいます。そんな中、ＫＬＣの請求書が届きました。移植までいっていなくても、妊娠していなくても支払う２１万５２５０円。移植までしたら、もっと高額。一体、いつまで支払い続けるのだろう何年、この生活を続けるのだろう。長くなってきた治療、こうやって苦しんで泣いてその先に明るい未来ってあるのかな。笑って思い出に出来る時ってくるのかな。

  2007年03月23日

• ベージュの下着ばかりを反省

  またまた旅行の話。長い間、ひっぱってごめんなさい。実は旅先で妹の下着を見て、はっとしたんです。スケスケでセクシーだったり、可愛らしかったり、綺麗なレースだったりとっても輝いて見えたんですよ。まるで男のようにウハウハしてしまった私。ちなみに妹はブラとショーツをお揃いにしていて、キャミは着ない派。みなさんは、どんな下着をつけていらっしゃいますか？私は治療を始めてから、冷やさないようにとそればかり考えてショーツはおへそまであるタイプやゲルマニウムの入ったものをつけています。そういうのって大抵はベージュ。ブラも洋服に響かないようにと選んでいるうちにベージュ。しかも、ノンワイヤーです。オバサンコーナーで買いました。そしてキャミもベージュ。旅先で私の脱いだ下着をひとまとめにした袋を覗き込んで愕然としました。ぜーーんぶベージュの泉。何だか美しくない。この数年、治療一直線でやってきた自分の縮図の様に見えました。思考回路までベージュになっていたんです。帰国後、タンスを見てみると一応カラフル。どうやらベージュ以外にも綺麗な色やレースのついた下着も持ってはいたみたい。でもワイヤーがあたって痛かったりと、いつのまにか手にしていたのはベージュだった…とそんなわけです。お尻も大きく垂れてきてしまったし、下着はベージュオンリーだしこのままではオバサンまっしぐら～と反省して帰国翌日にデパートに下着を買いに走りました。そして、まるで「勝負下着」を買ってきちゃいました。ここ最近、ワイヤーがあたって痛いと思っていたのは、太ったのが原因だったみたい。測って頂いて、ワンサイズ上のアンダーのブラを試着したら痛くありませんでした。新しくて可愛い下着ってウキウキしますね。背筋がしゃきっと伸びて、とても気持ちがいいです。古くなって伸びてしまった下着を処分したのでタンスの中もスッキリ綺麗。下着を選ぶのが楽しいです。これからも冷やさないように注意しつつ女らしさも忘れないようにしたいなーと反省したのでした。

  2007年02月08日

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  女を捨てていました。

  実はハワイへ行った時に反省したことがあります。それは大きく垂れたお尻とベージュ下着と英語力低下です。私、治療を始めてから少しずつ太ってきたようでいつの間にか4キロくらい増えていたんです。ホルモン剤の影響かしら？それとも漢方の婦宝当帰膠のせい？？最近ではジーパンがパツパツでウエストのボタンは開けたままじゃないと履けない状態。ハワイのビーチでパンツの裾をまくって水と戯れている写真を見て愕然。身長や上半身に対して、お尻がドーーーンとデッカク垂れているではないですか。もともと痩せているので、太るのは大歓迎なんだけれど全部お尻についちゃったいたみたい。ホテルのバスルームに全身鏡の前で裸になってお尻を見てみたらお尻にウネウネと白い線が入って、ひび割れたようになっているではありませんか！！！これって、もしかして妊娠線の一種？？あまりのショックに帰国した翌日に、ストレッチの本を買いに走りましたよ…。買ったのはこの本。インスパイリング　骨盤矯正　エクセサイズ竹内結子さんが出産後に、このストレッチで綺麗になられたんですって。出産後もこの本を使えたらいいなぁという願いも込めて買っちゃった。反省した、ベージュ下着と英語については、また今度。

  2007年02月06日

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  乗馬をしました

  旅先で乗馬をしました。南の島で乗馬？ってピンとこなかったけれど山を散策。パパイヤを発見。右を見下ろすと海が見えました。馬に乗って海を見ることが出来るなんて最高。馬には草を食べさせないようにと教えて頂いていたのですが私を乗せてくれたお馬さんは立ち止まって何回も草を食べていました。その度に手綱を後ろに引いて「Don't eat!」って言ってみたけれど通じませんでした。ちょっとビビッて乗っていたから馬に心を見透かされたんだろうな。

  2007年01月30日

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  旅に出ていました。

  治療はお休み期間中。mimiは旅に出ていました。場所はこんなところ。綺麗なサンセットを見ることも出来ました。何と今回の旅は旦那様はお留守番で母と妹と私の女3人の旅。この数年、治療で心も時間もお金も奪われていた私。この日差しは私には眩しすぎるかな…と思って最初は妹からの旅の提案を渋ってしまっていたけれど思い切って行ってきてよかったです。波の音や風を感じて明るい色、楽しいことを沢山経験したら自分がいかに長い間、暗い思考回路になっていたか気がついたのです。2月からまた治療を再開するつもり。少しは明るくなった思考回路がどれだけ持続出来るか分からないけれど新しい気持ちでチャレンジしたいです。

  2007年01月28日

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  あけましておめでとうございます。

  あけましておめでとうございます。いつもメソメソしている私ですが、今年もどうぞ宜しくお願い致します。みなさんは初夢をご覧になりましたか？私はとっても良い初夢を見ました。あー言いたい。でもご利益がなくなると悲しいので我慢します。きっとみなさんにもお分かりになると思いますが（＾－＾）昨年12月ごろから夫がジョギングを始めました。お腹の周りのお肉を気にしているみたいです。1週間に２～３回は走っているかな。漢方に加えて、マカと亜鉛も服用し始めたのでジョギング効果で血流も良くなって運動率もアップしたらいいな。私はやっとヨガマットを買いました。今までブランケットを床に敷いて、滑りながらヨガをしていたのとは大違い。踏ん張れるし、柔らかいしバッチリです。3.5ミリ　エコマットこのマットはエコマット。環境に優しいポリマー樹脂で作られているのでビニールの臭さがないんですよ。「ピンクリボン運動」をサポートしていて売り上げの一部が乳がん啓蒙活動に役立てられるところも気に入っています。

  2007年01月10日

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  新しい周期

  今日から11月。ちょうど今日リセットしたので、またもや周期と日付が一緒です。先月もそうだったんです。プラノバールを飲み終えて5日後あたりに生理がくると病院で先生に言われていた通りになりました。今回の生理は今までに見たことのない色。露骨にこんなことを書くのが恥ずかしいのですが何とチョコレート色です。しかもビターです。昔はドス赤い時もあったけれど、1年半くらい前に鍼灸院へ通ってからサラサラの明るい綺麗な赤に変わったのに...。漢方を服用しているからなのかな？？あまりにびっくりしたので漢方薬局へ電話をしてみたのですが今日は定休日でした。毒素が排出されたとか好転反応だといいのだけれど。今周期も採卵にチャレンジする予定。大丈夫なのかな。良い卵が採れるかな。**************************************************************ハロウィンが終わったし、これから街もいっきにクリスマスモードかな？？私もオーナメントを作ってみました。これから、少しずつ増やしていきたいです。

  2006年11月01日

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  病院の後、伊藤若冲を観に

  土曜日の病院の後、伊藤若冲の作品を観に皇居の三の丸尚蔵館へ行ってきました。若冲の絵は宇多田ヒカルさんのプロモーションビデオの中で使われていると聞いていたので楽しみにしていました。若冲は江戸中期の画家。穏やかな時代だったせいか、花や鳥、虫、魚など自然をモチーフにしています。自然というと、ほのぼのしていそうだけれど豪華絢爛という言葉がぴったりでした。中でも白孔雀が綺麗だったな。羽が細部まで書き込まれていて圧巻でした。そして綺麗に白が出るように、シルクに描かれた絵の裏にも白を塗ってあると紹介されてあったのには驚きました。凝っています。江戸時代にこんな綺麗な色を出す技術や才能があったなんて！日本には古くからの素晴らしいものが沢山残っているんだなぁ大切に受け継いいきたいなぁと思いました。三の丸尚蔵館は大きくなく作品はひと部屋。場所柄か外国の方で混んでいて牛歩状態でしたがじっくりゆっくり楽しむことが出来ました。今週末までだそうですが、何と！無料なんですよ。絵を鑑賞した後は皇居の周りをお散歩。綺麗な芝生が勿体無くて裸足になってみました。綺麗に刈り込んであって、ちょっとチクチク。だんだん慣れてくると、ひんやり柔らかく感じます。芝生はどこまでも続いていてあまり人がいないの。ボール遊びとかは禁止なんだろうな。みんな思い思いの場所でゴロンと寝そべって本を読んでいます。穏やかな空気が気に入って我々夫婦も芝生に大の字になってみました。空は真っ青。もう秋の空だなー。いつの間にか寝てしまって閉門の鐘の音で目が覚めました。これだったら楽しみながら治療が出来るかな？？採卵は10月になってしまうけれどそれまでの間にウォーキングをしたり、中断していた漢方を飲んだり体を整える時間が出来てよかった☆って思うことにしました。

  2006年09月05日

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  ウエストサイドストーリー

  週末に、本場ブロードウェーの「ウエストサイドストーリー」を渋谷文化村のオーチャードホールに観に行ってきました。チケットはいつも行っている美容院で当たったもの。１枚13,000円するチケットをペアで頂いちゃったんだから私はラッキー者です。当たったのは春。妊娠すると懸賞などに当たると聞くのでもしや自然に妊娠していたりしてーーーー！！と当時はウキウキしていたのを思い出します。せつないのぅ。本場ものだったので、キャストは外国の方々。字幕が舞台両サイドの電光掲示板に出ました。のっけから激しいダンスに釘付け。300円でレンタルしたオペラグラスで格好いい男の子はいないか念入りにチェック。プエルトリコ系移民のストリートギャングシャーク団とポーランド系アメリカ人のストリートギャングジェット団の島争いと恋が絡み合ったストーリー。エネルギッシュな振り付けや、色や素材の綺麗な衣装ナイスバディな女性陣、個性のぶつかりあった歌声にどんどん引き込まれて…恋人を撃たれてしまうシーンでは涙でボロボロでした。観終わって思ったこと。それは戦争反対！！！でした。50～60年代の若者の絶望やエネルギーを描いたストーリー。ギャング達は戦争をしていた訳ではないけれど血で血を洗う人種の問題や宗教問題の縮図に感じました。今だって戦争が行われています。親や子供や恋人や夫…大切なものを失う戦争。人間はおろかだなって思います。戦争反対！！！せーのっで武器を捨てて欲しい。パンフレットはジーパン柄でジーパンの様な肌触りザラザラしています。観終わって、ちょっと気取って生ハムと白ワインを注文。ストーリーを振り返りながら、またまた涙が出てきてしまうmimiさんでした。

  2006年08月29日

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  啄木かるた

  最近、中原淳一さんのことで頭がいっぱい。きっかけはこの本に出会ってから。中原淳一著・結婚二人のしあわせ今度は「啄木かるた」を買っちゃいました。雑誌「少女の友」昭和14年1月号の付録で人気だった「啄木かるた」を少し大きくした復刻版。啄木の歌に中原淳一さんの絵がついています。50枚の女の子の絵。同じに見えてしまわないように苦心されたそうです。早速広げて夫に付き合ってもらって「かるた」をしました。歌が素敵でひとつひとつ情景を頭に浮かべてしまいちっとも「かるた」が進みません。　　君に似し姿を街に見るときの　こころ踊りを　あはれと思へ　　人といふ人のこころに　一人ずつ囚人がいて　　うめくかなしさ　　寝つつ読む本の重さに　つかれたる　手を休めて物を思へり　目をとぢて　口笛かすかに吹きてみぬ　寝られぬ夜の窓にもたれて　呼吸すれば　胸の中にて鳴る音あり　木枯しよりもさびしきその音　　どれも、情緒があって素晴らしい歌。ため息が出そうな切ない歌が多かったです。歌にひたってしまっている間に、夫に「かるた」をどんどん取られて負けてしまいました。ネットでも買えます。啄木かるた新装版

  2006年08月28日

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  素敵な本に出会いました/中原淳一さん

  中原淳一さんってご存知ですか？もうお亡くなりになっている方ですが戦後、一世を風靡した婦人雑誌「それいゆ」の創刊者。こんな絵を描かれる方です。瞳が大きくて、素敵な洋服をまとっています。オードリー・ヘップバーンの様な「ぬりえ」の様な懐かしい絵。1950年代、戦後の悲しくて貧しい時代に「それいゆ」は世の中の女性の憧れだったと思います。「それいゆ」を読むことで、お洒落や素敵な暮らし、恋、結婚に対する夢を膨らませていたんじゃないかな？？以前読んだ本↓の中で中原淳一さんを知りました。美輪明宏のおしゃれ大図鑑その美輪さんの本の中で、あるお洒落実験が載っていました。渋谷のごちゃごちゃとした交差点の写真に中原淳一さんが描く素敵なお洋服をまとった少女の絵をコラージュしたところ渋谷の雑踏がまるでパリのように変化していたんです。驚きました。最近のお洒落は、色もモノトーンでジーパンにも最初から穴があいて売っています。だからなかなか難しいけれど、暗い色で着古した感じの洋服では渋谷の雑踏がますます汚く見えてしまう…というような実験でした。前置きが長くなりましたが、私が出会った素敵な本とはこちら。先日、デパートの中原淳一フェア（？）で見つけた本。中原淳一エッセイ画集３結婚「二人のしあわせ」それがとっても可愛いのです。～本だなにハタキをかけて「こけし」が倒れてしまったら、すぐに起こしましょう～など家事に対するアドバイスが沢山載っています。感激してしまったのは、～自分でドレスを縫った時の余り布で、相手のネクタイを手作りしましょう～というもの。偶然にあなたのドレスと相手のネクタイがお揃いという日があっても楽しいし前に約束しておいてお揃いの物を見につけるのもいいものだ…と書いてありました。今の私の生活でネクタイを手作りするという発想がなかったし「お揃い」に対する奥ゆかしさが温かい気持ちになったんです。～あなたにフィアンセがあったら、彼の腕時計のベルトの幅を調べておきましょう～というのもありました。時計のベルトは革や鎖のようなものと決めてしまわずに夏なら木綿、冬ならウールに芯を入れてステッチして作ってみましょう。彼があなたのところへ訪ねてきた時に彼の時計のベルトが垢じみていたら彼の腕からはずして、あなたの手製のベルトと取り替えて下さい…って。他にも～眼鏡を毎日拭いてあげましょう～～ズボンを寝押ししましょう～などなど、大和撫子になれそうなアドバイスが沢山ありました。今日、早速中原さんのアドバイスを取り入れて、身づくろいをしました。実は私の仕事は午後からなので、午前中はネグリジェで過ごしてしまうことが多いのです。今朝は、ちゃんと部屋着に着替えて、髪も簡単にまとめています。当たり前のことなのに、今まで怠けていたので、シャキっとした気分です。今度欲しいのは「たくぼくカルタ」。石川啄木の歌に素敵な絵が描いてあってカルタになっています。傍に置いておくだけで綺麗な気持ちになれそうです。

  2006年08月25日

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  コンクール本選

  先日、ピアノのコンクール本選がありました。結果は…全国大会へは行けず…ノーミスだったし、心を込めて弾くことが出来たし、楽しめたのですがホールの残響が凄かったせいか、もわーんとしてしまってキレのある表現が出来なかった。自分の良さが出せなかったんです。そこが悔しいです。気まぐれで受けた予選でしたが、まぐれで通過してからというもの段々欲が出てきていたようで、本選を落ちてからずっとションボリしていました。全国大会へ進めるのは1名なので狭き門。だから私なんか絶対に無理だって分かっていたけれどせめて、お客さんの心に残る演奏をしたかったなぁ。もっと、もっと、審査員やお客さんの心を揺さぶる演奏をしたかったです。みなさん上手くて、派手な曲で、迫力があって華やかでした。そんな中で私の素朴な演奏は霞んでしまったようです。悲しかったなぁ。でもこの気持ちをバネにまた頑張りたいなって思いました。次は何の曲に挑戦しようかと思案中です。コンクールを目指すとなると、今回のグリーグのようなホノボノ系ではなくてキンキラキンの派手な難しい曲がいいみたい。でもそういう曲って憧れるけれど、私は苦手なんだよなぁ。出来るかなぁ。そういえば、コンクールが終わって会場を出る時に60代くらいの女性に話しかけられました。私のことを良い演奏だったとおっしゃるのです。予選も聞きにいらしていたようで、予選が終わってから、ご自分のピアノの生徒さんに「mimiさんのように弾きなさいって、ずっと話してきたんです」とおっしゃるではないですか。ええー？？この私が？？こんなんでいいの？お世辞に照れました。あとで知ったのですが、全国大会へ進んだ方のピアノの先生だったようです。そんな先生に褒めて頂けて、とっても嬉しいけれど私は落ちてしまって、その生徒さんは全国へ進めたんですもの…複雑な気分です。それはそうと、コンクールの後に行った夫の実家への帰省も終わりこれで夏の大きなイベントは終了です。いよいよ治療再開が待っています。ドキドキ。私の弾いた曲。グリーグの抒情小曲集

  2006年08月18日

• コンクールの結果

  昨日、コンクール無事に終了しました。ブログのお友達が応援して下さったこと、とっても嬉しかったです。ピアノの本番がある時は、いつも数日前から下痢になったり当日は朝から何度も吐きそうになってしまったり、上からも下からも大忙し。今回は生徒さんのピアノの発表会やコンサートと違って背負っているものが何も無いのに会場に向かう足取りがフワフワして、あまりの緊張に倒れこんでしまいそうでした。やっとの思いで会場に辿り着き…プログラムを見て苦笑。力が抜けました。だって私のような簡単な曲を弾く人は誰もいないんですもの。曲のタイトルからして、私は明らかに「お門違い」だったんです。恥ずかしくて帰りたくなってしまったほど。私以外の方が弾かれる曲は、ピアニストがコンサートでラストに持ってくるような大曲。音楽大学の卒業演奏試験で演奏するような難しくて派手な曲のオンパレードなんです。皆さん上手いし、いや～、こりゃーどうあがいても無理だなと。審査結果を待つ間、聞きにきてくれた夫にも「来年頑張りな」と慰められつつ念の為に結果発表の掲示板を見に行くとなんと掲示板に自分の名前があったのです！！！！優秀賞です。予選通過です。そこから、ずぎゅーーーーんとアドレナリンが急上昇して爆発しました。合格しちゃったよー。夢みたい。きっとまぐれだな。審査の先生方からの寸評を読んでみると「繊細な感性に裏付けられた音楽づくりを感じます」「曲とドレスと雰囲気がマッチしていて素敵な演奏でした」「１曲１曲違った絵のように表現されておられました」などなど褒めて下さっているではありませんか。大人になって褒められるって嬉しいものですね。こういうことに不慣れなので舞い上がってしまいました。でも恥ずかしいことも書いてありました。「ペダルを踏む靴の雑音が残念」確かに静まり返ったホールに靴音がギュウギュウと響いていたので私も「あちゃー」って思っていたんです。やっぱり審査員にも聞こえたんですね。このコンクールが終わったら治療を再開するぞー！！って思っていたのですが8月の本選が終わるまでは、もう一踏ん張りすることにします。

  2006年07月18日

• 明日がピアノの本番/夫と話し合い

  いよいよ明日がピアノのコンクール。今回は特にやる気が起こらなくて、昨日から急に猛練習を始めた次第。こんなんでコンクールを受けようっていうんだから、私も図々しいな。昨日は、食事を作ったり休憩をする以外はピアノに向かっていました。久しぶりの集中力。１曲1曲心を込めて弾くと汗がダラダラ。すっぱい香りを漂わせながら練習していました。美しくない光景です。今日は指先がヒリヒリ。汗疹が痒いです。ずっと椅子に座っていたので右のお尻が筋肉痛。昨日、ちょっと練習したくらいでこの状態。日々いかに練習をしていないかバレバレです。：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：話は変わって、先日、義母から電話がありまして…実はそれ以来テンションが下がり、ずっと具合が悪かったのです。ピアノも気乗りせず。お盆は夫の実家に帰省しなければいけないので、そのお盆も迫っているので余計です。大好きな布を買いに行ったり、お花を見に行ったりしても駄目でした。実は先日の義母との電話の中で私がピアノの話をしようとすると夫の妹の旦那さんの妹さん（ややこしい）のピアノの腕の素晴らしさを話をされたり夫の姉がクラッシック通だという話をされたりしまして…上手く言えないのだけれど素晴らしい話ばかり聞かされて嫌な気持ちになってしまったのが原因です。私だってピアノをやっているのにな。私の話が面白くないからなのかな。私が話そうとしたら「あら、中田が引退宣言だって。それじゃぁね」と切られました。テレビを観ながら話していたってことだし、散々自慢話を聞かされて一方的に切られた感じ。義母は合うたび、電話のたびに「帰ってきてね」とそればかり。私がどんなに頑張っていようと、どんな風に生活していようと興味がなくてお盆やお正月に帰ってきてくれさえすればいい！って感じに思えてしまいます。嫁は変に知恵を持っているとロクなことがない！機嫌よく帰ってくればいいんだ！家を継いでくれればいい！と思っているように受け取ってしまって、私の人生を無視された気がしてしまいます。ちょっと大げさかな。考えすぎなのは分かっているんだけれど、どうしても聞き流せないんです。夫に義母の話をすると、いつも大喧嘩になってしまうので我慢していました。ただピアノの練習をしていると考え込んでしまって昨日の通し稽古で何度も演奏が止まってしまい、集中出来なかったのでこれはいけないと思い、思い切って夫に話してみました。いつもは義母の肩を持って怒り出す夫。でも怒らずに、私の話を受け止めてくれたので、スッキリしました。こんなことは初めてなんです。本番前だから気を遣ってくれたんでしょうね。治療のことも「俺にプレッシャーをかけるな！」と4月に言われてから一切話せなくなりストレスがたまっていたので、そのことも話しました。再開したいけれ今はピアノを優先している焦りやブログで知り合った方の嬉しいご報告は夫にも話したかったのです。「ピアノが終わったら再開を考えている」ということも。「いいんじゃない？」と言われて、人ごとのような返事にカチンときましたがここ最近抱えていた大きなストレスが、聞いてくれることだけで自然に解けたのでこれで心置きなくピアノに迎えます。さー、これから練習頑張るぞー

  2006年07月16日

• こたえてちょーだい！

  サッカー負けてしまいましたね。朝からショック。早起きしたので、午後からの仕事に備えてもう１度寝ようと思ったのですがフジテレビの「こたえてちょーだい！」で不妊治療についての番組が始まりました。野田聖子さんや「はらメディカルクリニック」の先生も出ているので観ない訳にはいかなくなりました。不妊治療と言っても様々。今回は3例。奥様が多嚢胞性卵巣症候群で人工授精から体外受精、顕微授精へステップアップされたご夫婦が結婚１０年でお子さんに授かった例男性不妊で苦しむご夫婦が顕微授精に挑戦されて妊娠されたけれど流産。お金を貯めて、また次回にチャレンジしたいという例旦那様の精索静脈瘤が原因で赤ちゃんに恵まれずに顕微授精。しかし陰性。そして旦那様が手術されて、十数回以上も顕微授精にチャレンジされたのち妊娠。でも今度は奥様が胞状奇胎という病気になってしまう…。胞状奇胎とは、胎盤と繋がる絨毛が異常に増える病気。妊娠初期に出血がみられるなど流産に似た症状があらわれる為、堕胎をすすめられてしまうが奥様は可能性にかけて苦しみを乗り越え出産されたという例再現ＶＴＲも、治療に苦しむ女性の思いが表現されていたと思う。子供が欲しいのに出来ない女性に対する周囲の心無い言葉や毎日の辛い注射のシーン、陰性のたびに旦那様に辛くあたってしまう奥様の気持ち治療にかかる莫大なお金のことなど、どのシーンも治療をしている女性にとって思い当たるシーンだったと思う。そんな辛い治療を乗り越えての出産シーンでは泣いてしまった野田聖子さんが12回目の移植をされたそうだが陰性だったらしい。気がついたら、どんどんステップアップをしていて、今は顕微授精をしていると話していました。周りの議員に「またいだら出来るものだ」などと言う人もいるらしい。なんて下品な。ひどいな不妊治療にかかる莫大なお金についても国会に訴えかけて下さっているようです。我が家を含め、お金が工面出来なくて次々にチャレンジ出来ない方も多いと思うのでもっと改善されたらいいのにな。この番組を義両親や義姉妹や友達に見て欲しいって思いました。不妊治療の本当の辛さは経験した人じゃないと分からないと思うけれど少しでも世間に知ってもらいたいなって思います。こんな風に書くと、私の悲劇ぶりを知ってもらってヒロインになりたいの？って思われちゃうかな。上手く言えないけれど、そうじゃない。頑張っていることを知って欲しいのかな。うーん、心温かく見守って欲しいっていう感じかな。

  2006年06月23日

• 

  妹に励まされて

  先日、妹の誕生会と称して妹と母と私でランチに出かけました。私と妹は同じ年に結婚。それ以来、それぞれの誕生日近くに誕生会と称して母がご馳走してくれるようになり、毎回とっても楽しみなイベントとなっています。今回は「料理の鉄人」で最後の和の鉄人だった方のお店「ゆかり」へ。自分では作れないような、こんなお料理の数々。和もいいですね。アジサイのお花でお洒落をした笹の葉に穴子寿司が包まれています。上の小さな器には鯛の卵の煮凍り。右の小さなカニは丸ごと食べられます。左上のアジサイのお花に見立ててあるのは、穴子の湯通し。青柳、イカ、鯛、海ぶどうのお刺身。食事の後は、女3人でデパートや街をブラブラするのも恒例。デパートをブラブラしていると可愛い子供服のお店を発見。このお店はフランスの子供服のお店。色使いも鮮やかで、デザインもとってもキュート。おフランスの香りがプンプンなんです。前に他のデパートでも見かけて以来、大ファン。「ここのお洋服可愛いんだよー」って、妹と母に話しかけると妹と母も「きゃー、可愛い！！」「色使いが違うわねー」と大絶賛。その時、バーーンっと背中を叩かれ…「いったぁーーーい」と振り向くと、妹。「お姉ちゃん、頑張ってよ！！！」頑張って赤ちゃんを授かって、こういう可愛い服を着せちゃいな！ってこと。妹は治療をしていることを知っています。最初の頃の顕微授精の話はしていたのですが、数を重ねるようになってから心配をかけたくなくて話せなくなり、最近では全くその話をしていません。深刻になりがちな治療の話。軽く明るく励ましてくれた妹から愛を感じました。物凄く強く叩いたのも、頑張れーーー！！っていう私へのムチなんだと思う。気を入れられた感じ。まだ背中に感触が残っています。

  2006年06月15日

• 生徒さんのチアガール姿を見て

  先週の日曜日に近所でお祭りがありました。そのお祭りに、私のピアノの生徒さん（小学生）が所属しているチアガールのチームが踊りを披露すると言うので、早起きして見に行ったのです。小さいのに、みんな自分の1番可愛い顔を知っているかのような物凄いスマイルで足を上げたりジャンプをしたりと「前へ前へ」自分をアピール。ピョンピョン跳ね回っていて、何とも可愛らしい沢山の親御さん達がビデオカメラを回している間に、私も入って行って自分の生徒さんに釘付け。見入ってしまった。私の生徒さんは、ちょっとシャイ。ピアノでレッスンをしている時も、はにかんだ笑顔でいつも控えめな感じ。それを打破する為にチアガールに通っていると親御さんが以前話していたけれどチアガールでもやっぱり恥ずかしそうだったな。可愛い姿にデジカメを撮ったり、手拍子をしてのっているうちに何だか涙が溢れてきてしまった。もうどんどん出てきて止まらない次第に唇が震えだしたほど。前にもこんな様なことがあった。生徒さんが運動会に招待してくれて見に行った時。沢山の子供達なのに、自分の生徒さんは不思議とすぐに見つけることが出来た上に小さくて一生懸命に頑張っている姿に感激してしまって涙が止まらなくなってしまったのだ。子供が頑張っている姿を見ると涙が出ちゃうのって何だろう。前世に関係があるのかな？と考えてしまった。オーラの泉の観すぎかな？？泣くところじゃないのに、変なところで涙腺が弱くなる私。これが我が子だったら大変だろうな。チアガールのショーが終わって、帰りに生徒さんに「可愛かったよ」と話しかけてみたら止めたはずの涙が再び溢れて、顔がクシャクシャになるほど泣いてしまった。生徒さんは「ポカーン」そりゃそうだよね。今週のレッスンで会うのが恥ずかしいな。

  2006年06月06日

• 元気になった証拠かな？

  治療を休んで半年昨日は焦ってきたと日記に書いたけれど、元気になった証拠かな？と今日ふと思った。最後に顕微授精をしたのは２００６年の１月。それまでに５回挑戦してきて、いずれも陰性。その度に泣いて泣いて、ここまでやってきた。でも泣いてばかりはいられない。顕微授精に挑戦しないと赤ちゃんは出来ないのだから！と自分を奮い立たせて次々にチャレンジ。それは間をあけると悪戯に年月が経ってしまい、卵の質が落ちてしまう不安から。そして何よりも早くこの辛い治療から脱出したかった。次々にチャレンジした結果…最後の１月には、体に力が入らなくなり、顔からは笑顔が消えて、心もボロボロに。とてもじゃないけれど、次にまた顕微授精にチャレンジするような気力もない感じあー、これは限界だなって感じたから、私は治療を休んでいたんでした。漢方の力を借りて元気を取り戻したいと漢方薬局に通い始めた頃は、本当にボロボロでした。それに比べたら、何だか私元気になったみたい。仕事も楽しくやっているし、喧嘩をしたり笑ったりしています。そして何より治療を再開したいなと思っている自分がいます。焦っている自分がいます。これは元気になった証拠ですね先ほど「贅沢なお産」というドラマを観ました。観たら自分の立場を嘆いて悲しくなってしまうかな？？と不安でしたがやっぱり赤ちゃん欲しいな、女性として出産を経験したいな、と強く思いました。

  2006年05月30日

• 焦り

  ２００６年の１月に５回目の顕微授精をして以来、治療を休んで５ヶ月が経過。その間、漢方薬局に通って体を整えてきたので、４月の大きな仕事が終わったらまた顕微授精に挑戦したいなーと計画していました。でも丁度病院へ通い始める矢先の４月中旬に離婚を考える大喧嘩不妊治療という辛い思いをしてまで夫の子供を欲しいなんて、とても思えなくなり治療どころではなくなってしまいました。それから１ヶ月以上が経ち、また夫と歩いていこうと思い始めた今。段々焦りが出てきました。治療に対して。年齢に対して。同じテーマでブログを書いていた仲間も、辛い治療を乗り越えてどんどん巣立っていかれます今までは、夫にも「うわぁ～ブログの○○さんに赤ちゃんが出来たって☆」と報告したりと治療や妊娠に関する会話を気軽にしていたのですが夫に「俺にプレッシャーをかけるな」と言われてから治療のことを話題に出来なくなってしまいました６月、７月、８月にはピアノの生徒さんのコンクールがあります。私にとっては大きな仕事。それ以降に治療となると、もう９月。年月が経つと卵さんの質の衰えも免れなくなってくる。益々妊娠しにくくなる？そうこうしているうちにもう年末？２００７年になっちゃう？などと色々考えると焦ってしまって前はそんな焦りも夫に話せたのだけれど、「俺にプレッシャーをかけるな」と言われてからは話せなくなり、ちょっと苦しい今日この頃なのであります

  2006年05月29日

• 新しい気持ちで

  久々の日記です。離婚のことで思い詰めた日記を書いたのを最後に、1ヶ月以上が経ってしまいました。あれから…結局、離婚はとどまりました。離婚を考える大喧嘩は今までもあったけれど、今回ばかりは具体的に考えるようになって思い詰めた日々を過ごしていましたが、やっぱり一緒に住んでいると駄目ですね。「おはよう」と言われれば、段々「おはよう」って答えるようになるし1ヶ月くらいをかけて、少しずつと夫と打ち解けてしまいました。私に家を飛び出すくらいの勇気があれば、1人でじっくり考えて離婚していたかも知れません。離婚をしたかった訳ではないけれど、この決断は良かったことなのか、悪かったことなのか…。ただ、これからも夫婦としてやっていくのであれば、もう2度と喧嘩はしたくないです。まだ私のお小遣いのことなど未解決。お金のことや治療のことも、これから話し合わなければいけないことが沢山あります。でもまた喧嘩になりそうで、今は先延ばしにしている状態。私、最近夫のお弁当を作り始めました。とは言っても、まだ2回だし、週1回が目標という低いレベル。お弁当で昼食代が少しでも浮けば、夫のお小遣いもちょっとは楽になるかなーって思って。それと私の頑張りと愛情も伝えられたらいいですよね。私のつたない日記を読んで下さる皆様には、今回の離婚騒ぎでご心配をおかけしました。これからまた少しずつ治療のことを中心に日記を書いていきたいと思っております。我々夫婦は2005年2月に男性不妊と分かってから顕微授精に挑戦することになりました。専門用語も右も左も分からなかった頃、私は本やネットを読み漁りました。その時に顕微授精に挑戦されている方の治療日記が、とても参考になりました。涙を流しながら読んだことを思い出します。私が日記を書き始めたのは、その治療の先に赤ちゃんを抱くことが出来て同じ治療をされている方の希望の光になることが出来たら素晴らしいなと思ったからです。でも実際は、希望の光はおろか、読んで下さる皆様から励まして頂いたり教えて頂くことの方がとても多いです。皆様にはとても感謝しております。気持ちを新たに日記を書きたくて、タイトル脇にコウノトリの絵を描いてみました。マジックペンと色鉛筆で描いた絵を夫にスキャンしてもらって少し加工。我々夫婦のところにもコウノトリさんがやってきますように。

  2006年05月23日

• お金のことで惨めな喧嘩

  土曜日から大喧嘩をしています。きっかけは、お金まずは私のお小遣いを減らすと言われたことに始まり最近、私が時々買ってくる入浴剤を「贅沢だ！」と言い始めたのです。私としては、夫は自分の実家の行事には大金をホイホイ出すのにどうして100円、200円の入浴剤が贅沢と言われるのか納得がいきません。私自身、入浴剤は体を温める為の治療の一環のつもり。そして夫にも仕事で疲れた体を香りで癒してあげたいって考えての上。お小遣いのことも、夫は私が仕事を減らした＝付き合いが減るのだからそんなに必要ないと言うのです。私は、仕事を減らして時間が出来たので、例えばヨガを始めたりしたいからお小遣いを減らされたくない。土曜日から毎晩ネチネチされて、数時間しか寝ていません。今回はいつもの大喧嘩とは違う感じ。その大喧嘩の末に、月曜日の夜に、もっとショックな事が発覚したのです。夫は夫の両親の借金返済の足しにと、結婚前に200万円を渡していたのですがそのことが私達夫婦の生活の枷になっていました。婚約指輪も値切られ(笑）、新婚生活のスタートは苦しく、いつもお金のことで大喧嘩。私の両親にも、とても心配をかけました。そして何より、夫がお金のことで自暴自棄になってどうせ俺はお金もなければ、精子もないよ！とよく荒れてきたので私はそんな夫を傍で見ているのが、ずっと、ずっと辛かったのです。夫の両親の借金さえなければ、と恨んでいました。ところが去年の10月に、その200万円を返してもらっていたというのです。夫は、そのお金で株をやっていた様子。夫のお金なのだから、自由にすればいいけれどどうして教えてくれなかったんだろう。寂しいよ。悲しいよ。夫婦って何だろう。夫婦に秘密って必要なのかな。「ずっと心配していたのに、どうして教えてくれなかったの？」って泣くと「偉そうに！！何だよその目は！まるで自分の金みたいな顔をしやがって！！　俺の独身時代のお金なんだから、関係ないだろー！！」…と言われました。ショックでした。どうして、そんな泥棒猫扱いされるのか驚きました。夫のことを信用出来なくなってしまいました。もうやっていけません！！！今までも「別れたいタイミング」ってあったけれど、何とかやってきました。でも今回は、今までの喧嘩ばかりの生活に飽き飽きし、何もかも投げ出したくなったのです。こんな生活疲れました。別れたら治療もしなくていいんだー！喧嘩もしなくていいんだー！夫のご機嫌を伺わなくていいんだー！義両親や義きょうだいのことで悩まなくていいんだー！そう考えると気持ちも晴れ晴れとします。どう考えても、私達夫婦の未来に笑顔が存在しないのです。漢方もここのところ飲んでいません。とてもそんな気持ちになれません。夫は悪かったと思っているらしく、「ごめんね」と言ってくれましたが私達は将来ずっと同じことを繰り返していそうで、とても嫌です。今が決断の時なのでしょうか。こんな馬鹿げたことをブログで世間に公開するのも、お恥ずかしいのですが親にも心配かけたくないし、友人にもうんざりされそうだし、誰にも言えずつい日記にぶちまけてしまいました。

  2006年04月12日

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  モーツァルトイヤー

  4月2日(日）のピアノ発表会、無事に終わりましたいつもはパニックでガタガタ震えてしまう講師演奏も久しぶりにステージを楽しみながら、演奏をすることが出来ました。楽しみながらって素敵。何が起こったのでしょう。そんな自分が嬉しかったです。前日に折れた爪も、本番は気合のせいかで痛みを全く感じなかったです。不思議なものですね。生徒さんや御父兄から花束を12個頂きました。春だから、お花の種類も沢山あって、色もとっても綺麗です。私の演奏を聴いて、生徒さんのお母様が「感動して涙が出ました」とおっしゃって下さいました。これです！私が目指していたのは！うれしー！最後にマイクを持ってステージに上がり、ご挨拶をさせて頂いたのですがこちらは緊張でシドロモドロ話があちこちに飛び、気が付いたら、今年はモーツァルト生誕250周年でモーツァルトイヤーを言われているというところまで飛躍してしまいました。言ってしまった手前、ブームに乗って、レッスンにモーツァルトを取り入れていきたいと考えて先日、モーツァルトに関する絵本、漫画、本、DVDを買い足してみました。これを生徒さんや、親御さんにお貸しして、ご家族でモーちゃんに触れてもらいたい！と考えています。★モーツァルトのCD★モーツァルトのDVD★モーツァルトの本

  2006年04月10日

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  爪が折れた。

  明日がピアノの本番。朝から練習をしていると．．．左の親指の爪が折れました。こんな大事な時に。あーーーん。曲の中で大きな音を出すところがあって思い切り指を叩きつけるように弾いていたので、そのせいです。前々から、練習のせいで、親指の爪の右角が斜めに割れていましたがついに折れて、肉に食い込んでいるのです。イテテーーーただでさえ、短く切ってある爪。8ミリくらいのところで折れました。これを全部はがしたら、深爪を通り越して生爪です。オーマイガッしばらくソファーにうずくまっていたけれど、気を取り直して弾いてみると、やっぱり痛い。それどころか痛みが気になって、演奏がもつれて止まってしまった。あーこの大事な時期に、なんたること。ピアノには水仕事が大敵。手だけは大切にしていて、いつもハンドクリームをすり込んで頑張ってきたけれど、今年の冬は、凄く乾燥したもんな。痛いからと言って、明日演奏しない訳にもいかないし今日も沢山練習したい。そこで、懐かしいテーピング作戦。音高、音大時代、指先から血が出て痛かった時にピアノ先生から教えて頂いたのを思い出して、やってみました。絆創膏を小さく切って、痛いところのクッションのようにあててその上からきつくテーピングするというもの。絆創膏を巻いたりして練習をすると、すべるし、感覚がにぶるし練習にならないのですが、テーピングでかたくガードするとこれが、まぁまぁ何とかなるのです。これで練習をしても、まだ痛むけれど、乗り切るしかないです。さー、練習、練習

  2006年04月01日

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  ピアノの本番まであと5日

  4月2日(日）に、ピアノの生徒さんの発表会を控え落ち着かない日が続いています。とはいえ、「ピアノを練習する前にお花見に行こうよ」と夫に誘われて、先週末に近くの公園へ行ってきました１７００本の桜がある池なのですが、まだ５分咲きくらいでした。でもこの枝垂桜は満開。綺麗なピンク。ロープが張ってあったのですが、この木の下に入って、ワルツを踊りたい衝動にかられました。ワルツって…。どう踊るの？池には鳥や鯉がいました。絵になりますなぁ。俳句を詠みたくなる感じ。お出かけしながらも、何となくピアノが気になりかと言って帰宅後は、疲れてしまって練習になりませんでした。悪循環です。ピアノの発表会…これが終わらないことには、治療の再開も出来ない…私の仕事の中で大きな位置をしめています。まだ曲が仕上がっていない生徒さんに、はっぱをかけつつ自分も夜な夜な、講師演奏の練習をしている状態。プログラムも出来上がって渡し終えたし、写真やお花の手配、入金も済んだし影マイクの原稿も出来たし、やっと自分演奏の練習をする時間が出来たのになぜか、気が乗らないのです。もっと沢山練習して、自信をつけて、堂々と演奏に臨みたい。本番にオロオロしている先生って嫌ですよね。私は極端なあがり性。足がガタガタ震えます。タップダンサーのように床がカタカタいう程なのです。「みなさん、聞いて下さい私の演奏を」と笑顔でステージに上がれるようになりたいものです。あと5日。

  2006年03月28日

• 俺にプレッシャーをかけるな

  数日前から生理が始まりました今回、生理がきたことで、久々に泣きました。1月に挑戦した顕微授精を最後に、治療を休んでいる我が家。でも、つい期待してしまうんですよね。もしかして自然に妊娠していたりしてって…。我が家は男性不妊で苦しんでいるのですが、でも同じ楽天ブログの方が男性不妊が見つかって、いよいよ顕微授精にチャレンジ！という状況になった時に自然に妊娠されたという嬉しいニュースを目にしたことがあるのでそういう素晴らしい幸せを願ってしまうんです。つい。そういうご夫婦が、最近もう1組増えて、ブログ内に何と3組いらっしゃいます。共通しているのは、そのご夫婦方は顕微授精にチャレンジする寸前に自然に授かっていらっしゃるということ。不思議だなぁ。羨ましいなぁ。我が家は、顕微授精は、すでに5回経験済み。でも「治療を休んでいる間に出来た」なんて話もよく聞くし奇跡を願ってしまうんです。つい。我々夫婦は、1月から漢方を始めました。今回、そのせいか、生理前にものすごく胸が張っていました。いつもの張りより多くて、ちょっと痛いくらい。だから、私も自然に妊娠した？？って期待してしまっていたんですよね。いつも以上に。つい。数日前、トイレで出血を発見してから、ソファでぐったりと落ち込んでいたらお風呂から出てきた夫に見つかり「どうしたの？」と聞かれました。夫に生理を報告しているうちに涙が出てしまったのです夫の胸で泣きながら、暫く丸まっていました。そう、もう少しで気持ちが落ち着きそうっていう矢先に…「どうして今回に限って期待するの？」「男性不妊なんだから」「漢方も始めたばかりだし、結果がまだ出ないよ」「俺にプレッシャーをかけるな」と、耳を疑うような言葉。こうやって、文字にしてみると、夫の言っている意味も分かるような気がするけれど「俺にプレッシャーをかけるな」ってショックでした。私の涙を受け止めてはくれないの？悲しみを分け合ってくれないの？じゃあ、誰の前で泣けばいいの？1人で泣けってこと？生理がきたということは、赤ちゃんが出来なかったということで顕微授精に挑戦する日が刻々と近づいているということ。今回の涙には、赤ちゃんを授かれなかった悲しみとまたあの治療期間中の生き地獄が近づいてくる恐怖がありました。私の勝手なのですが、夫には、黙って、ただただ抱きしめて欲しかったのです。そうしたら、今後の治療に対する恐怖や、子供を持てない悲しみが、夫の胸の温かさで、自然と溶けていけたと思うんです。今回も気持ちをぶつけあって、大爆発。私も反省しました。私の涙は、よっぽど夫のプレッシャーになっていたんでしょうね。

  2006年03月22日

• 

  ホワイトデー

  今朝、「起きたらすぐに着替えてね」と夫から一言。？？？私は、お昼過ぎまでパジャマでいることが多いんです。だらしないんですよ。朝ごはんを食べ終わると、ピンポーン。宅急便です。夫から花束のプレゼントが届きましたメッセージつき。「いつもありがとう」って…。あの～何だか、母の日みたいじゃないですか？「愛」という文字を探してしまいました。「永遠に愛しているよ」とか。でもどこにも無かったです。夜は、チョコのプレゼントを買ってきてくれました。夫がいれてくれたコーヒーと一緒に頂きました。やっぱりプレゼントっていいですね。嬉しくてワクワクします。

  2006年03月14日

• 2005年の医療費

  3月15日が確定申告の締切日なので、焦ってやっています。いつも用紙に記入をして郵送しているのですが、今年はブログでお友達になった方からオススメ頂いた国税庁のホームページからやっています。今回は医療費控除をしたいので、私の確定申告だけではなく私より収入が多い夫に医療費支払い金額をつけた方が還付される金額が多いということなので夫の確定申告と2人分奮闘中です。毎年この時期は電卓を片手に半べそをかきながら、徹夜で確定申告用紙に記入しているのですが今回は夫がパパパーッとパソコンで2005年にかかった医療費を計算してくれました。パソコンを上手く操れると早いのですね。かかった金額は１３１万４８９２円です。顕微授精を５回したし、何回も病院に通ったし、あれだけ辛かったのですから２００万円以上はいっているだろうなって思っていたので、思ったより安くて驚きました。やはり採卵からスタートすると、とてつもない金額になりますが３，４，５回目の顕微授精は３つの凍結胚盤胞を３回に分けて移植したので移植代金だけで済んだのが、私の想像より安い金額に繋がったようです。さっきから安い安いって、１３１万と言ったら、かなりの金額ですよね。豪華な海外旅行が出来ます。良い着物が買えます。病院での支払いのたびに、大金を銀行で下ろして持っていくわけですから麻痺してしまったんでしょうねここで、分からないことが出てきましたインターネットで確定申告する場合、源泉徴収は添付をしなくていいの？？夫が調べてくれたのですが、どうやらネットで確定申告をする場合はどうやら前もってソフトを送付してもらっていないと駄目なようです。そのソフトをダウンロードするらしい…。今回はよく分からないので、ネットで確定申告を記入したものをダウンロードして、源泉徴収を添付して郵送することにしました。これも不安だけれど、まぁやってみます。私は毎回、確定申告がついギリギリになってしまうんですよ。今回は特に億劫でした。医療費を計算したら、通院していた辛さや、なかなか妊娠に至らないやるせなさで張り裂けそうになってしまいそうで逃げていたんです。夫はパソコンに医療費を入力した後、あまりに沢山の領収書や私の治療の足跡を見て「頑張ったんだね」と言って抱きしめてくれましたちょっぴり報われた気がしました。

  2006年03月13日

• 

  春を探してきました。

  今日は温かくて、とってもいいお天気でしたね。珍しく早起きしたので（と言っても9時半だけれど）散歩に出かけました。休日でも夫はいつも通りに起きるのですが、私はお昼近くまで寝ているのです。でお気に入りのパン屋さんへ出かけパン屋さんのベンチで朝食。その後、近くの公園をお散歩。そこでオオイヌノフグリ（だっけ？）を発見。小さい小さい水色のお花。幼い頃、よく見つけたなー。最近は急ぎ足だし、小さすぎて見過ごしてしまっていました。芝生の上には小さな小鳥。ツバメでしょうか？鳥は全く分かりません。公園には、野球少年やサッカー少年の集団や、かくれんぼをする親子、可愛いプードル2匹とボールで遊んでいる男性、ベンチで本を読む男性テーブルでお弁当を食べている家族…みんな思い思いに春を満喫していました見慣れない不思議な実を見つけました。まるで栗みたい。この画像は秋みたいですね。沢山、沢山、木の下に落ちています。木はこんな感じ。首をすくめずに歩けるっていいですね。春です。

  2006年03月11日

• 

  これから仕事が忙しくなります

  昨日（3月4日）友人の結婚式がありました年のせいか、涙もろくなりましたね。新婦のお父様を見ては泣き、新郎新婦が見つめ合う度に泣いたりしちゃってマスカラがパンダにならないか気がかりでした。今回は余興のピアノ演奏を頼まれていてドキドキ。ピアノの勉強（？）をしているので、演奏を頼まれることが多いのですがいつもメインのお肉のあたりで、演奏が回ってきます。それまで、生きた心地のしないまま、チビチビとご馳走を食べます。チビチビ…。これが重要なポイントだということが、最近になってようやく分かってきました。私の場合ついていなくて、お肉をお口に一杯ほうばっている時に限って「次はゆみにんさんの演奏です」と紹介されるんですよね。毎回サザエさんのように「フンガーフッフ」ってなってしまうのです。慌てて作り笑顔で登場しても、歯にお肉が挟まっていて、演奏中にずっと気になってしまったり、お肉以外にも、添え物のかぽちゃが喉に詰まりそうになって歯にかぼちゃのベットリが黄色く付いてしまったり何だか美しくないんですよね。列席者が会場に入る前に、ピアノのリハーサルをさせて頂いたのですでに用意してあったケーキをじっくりパチリ。美味しそう。今回の演奏のテイクファイブとリベルタンゴは、残念ながら、あんなに練習した割には発揮出来なかったです。でも、お客さんも酔っ払って歓談中だったと思うので、良しとしました。お花はジェーン・パッカーさん。私が結婚した時もお花はジェーン・パッカーさんでお願いしたので懐かしかったです。今まで、結婚式の演奏の練習に集中していたのですがこれからは、4月2日（日）のピアノの生徒さんの発表会にむけて、全力投球です。すでに会場や写真やお花の手配はしてあるのですが入金したり、プログラムを作ったり、講師演奏の練習をしたりと、忙しくなりそうです。他にも、生徒さんの夏のピアノのコンクールの課題曲が発表されたので曲を選曲しなければいけないし、確定申告もやらなくてはいけません。やることが山ほどあって、考えては途方に暮れています

  2006年03月05日

• 友人と泣き笑い

  3月4日（土）に友人の結婚式に招待されています。先日、結婚祝いのお鍋を買いに、同じく招かれている友人とその子供（ななちゃん）と私の3人でデパートに行ってきました。ななちゃんは女の子。4歳になります。とっても可愛くて、私とも沢山おしゃべりしてくれたし、手もつないでくれました。子供の手って、フニャフニャ柔らかくて、小さくて、力がないのですね。そのか弱い握力で、一生懸命に私の手を握ってくるのです。とっても幸せな気分になりました。親になったら、この小さな手を守る為に、頑張っちゃうんだろうな。私は子供が大好き。やっぱり子供って可愛いなーって改めて感じたヒトトキでした。でも一方、親になるって大変なんだなと実感したヒトトキでもありました。お買い物中に、ななちゃんも疲れてしまって「ママー、喉かわいた」「アイス食べたいよ」「ジュース飲みたい」「おしっこー」「もう歩けない。抱っこして」とグズグズ。子供が欲しくて、顕微授精をしているのに、今更こんな発言もおかしいのですが沢山の荷物を持ちながら、ななちゃんをおんぶしている友人を見て「私に子育て出来るのかなー」って心配になってしまいました。親になる覚悟をしなくてはいけないなって思いました。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::実は、3月4日の結婚式でピアノ連弾（2人で演奏する）を頼まれています。その一緒にお鍋を買いに行った友人と演奏するので週1回ペースで、友人宅へ連弾の合わせに行っています。私達が練習している間、退屈で邪魔をしてきた、ななちゃん。練習が終わってリビングへ行くと、すっかり暗くなってしまった部屋の中ななちゃんはテレビをつけたまま、ぐっすり寝てしまっていました。ななちゃん、ごめんね。友人は私が治療をしていることを知っています。詳しいことは話していませんが、病院に行く始めた頃、打ち明けたのです。ななちゃんの寝顔を見ていたら、友人が「この間、お鍋を買いに行った時に、ななちゃんの相手をしてくれたゆみにんを見て、ゆみにんにも赤ちゃんが出来るといいなぁって心から思ったの」と言ってくれたのです。何だかその目に涙が浮かんでいるように見えて「ありがとう」と答えながら、私は照れくさくなって泣き笑い。その後、2人で大泣きしながら、大笑い。私の為に、涙してくれた友人。気持ちが通じ合った気がしました。これからもこの関係を大切にしたいなぁと思いました。

  2006年02月24日

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  ティラミスを作りました。

  今日はバレンタインデーでしたね。夫とは結婚3年目。付き合ってから5年目。今のところ毎年手作りしています。今年はティラミスに挑戦。昨年末7000円もするシリコン加工のロールケーキの型を買ったのに1度も使っていないので、バレンタインはロールケーキにしよう！って思っていたのですが変更しました。というのも実は年始に買った「チーズの福袋」の中にマスカルポーネチーズが入っていてそろそろ賞味期限が迫っていたのです。簡単に作れる、ティラミスのレシピがないかと探したところ、イタリアンの巨匠ラベットラオーナーの落合務さんの「ちゃんと作れるイタリアン」という本のドルチェがとっても簡単そうだったのでわざわざ本を買い挑戦。ちゃんと作れるイタリアンスポンジを焼かずに、フィンガービスケットを使います。このフィンガービスケットに砂糖をブランデーが入ったエスプレッソを刷毛でたっぷり含ませます。半日冷蔵庫で冷やしたけれど、切ってみたら生地がだれてグッチャリ。あーん見栄えが悪いのう。夫がいれてくれたコーヒーと一緒に食べました。午後からの仕事の前に晩御飯とティラミスを作ってから出かけたので大忙し。今日はくたびれました。

  2006年02月14日

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  私の大切な、さるぼぼさん

  今日、2つめの日記です。5回目の顕微授精が悲しい陰性結果で終わり、悲しみに暮れていた頃このブログで知り合った「こやぎさん」が、私にさるぼぼさんを贈って下さいました。さるぼぼとは、子宝に恵まれるお守りのようなものです。よく目にするのは赤色ですが、このオレンジは子宝に効くそう。こやぎさんは、お母様からさるぼぼさんを3つ頂いたそうでその中の大切なひとつを私に分けて下さったのです。さるぼぼさんは、人から頂くことで効果が増すそう。とっても嬉しくて、タオルハンカチでベッドをつくりそこに寝せてみたりして大切にしております。こやぎさん、本当にありがとうございます。さるぼぼさんについて、色々調べてみました。★さるぼぼさんの由来さるぼぼさんの発祥地は飛騨。昔はハギレで子供の遊び道具として作られたお人形だったそうでそれが、いつの頃からか、赤い布で作るようになったそうです。昔は流行り病が多くて、赤い布は天然痘予防になるっていうことで赤い布で作られ始めたそうです。なぜ赤色？会津の赤ベコや、熊本の赤い「あっかんべ～」する首の人形も赤ですよね。その赤い人形が、まるでさるの赤ちゃんみたいって言われて「さるぼぼ」って言うようになったそうです。「ぼぼ」って言うのは飛騨では、赤ちゃんの事を意味するそう。★なぜ大切にされるようになったのか？ひな祭りに、さるぼぼさんを飾って、我が子が元気に育つようにお祈りしているうちに災いが去るように＝サル：猿（訓読み）家内円満・良縁・子縁＝エン：猿（音読み）子宝・安産＝猿（犬が一般的だけれど）は安産だからと言われ出して、大事なお守りなっていったそうです。★なぜ顔がないのか？「さるぼぼ」に顔が無いのは、きっとその時々にさるぼぼを通じて自分の気持ちが写るようにする為ではないか？と考えられているそう。嬉しい時には笑っているように、悲しい時には泣いているように見えてくるのでしょうね。さるぼぼの顔がいつも笑って見えるように暮らして行けたら素敵ですね。************************************************************************先日、楽天ブログの中でさるぼぼさんについて書かれていらっしゃる方がいらしたので読ませて頂いたら、とっても嬉しいことが書いてあったのです。その方は外国でＯＬさんをなさっているのですが、社内の女性が次々と妊娠されて辞職され、上司が困ってしまうという事態が起きたそうなんです。実はその上司が（きっとこの方も日本人なのかな…）飛騨に行かれてそのお土産で、さるぼぼさんの携帯ストラップを沢山お買いになって会社の女性達にプレゼントなさったんですって。そのブログの方の住んでいらっしゃる国では携帯ストラップはあまり普及していない様子で、さるぼぼさんを頂いた女性社員達はみなさん早速携帯につけていらしたそうなんです。その上司はさるぼぼさんに、そういう言われがあることをご存知なかったんですって。ストラップをつけていらした女性が次々に妊娠されたと聞いてとっても嬉しくなってしまったのでした。私がこやぎさんから頂いたさるぼぼさんと同じストラップですもの。私にも赤ちゃんが来てくれそうな気がしてウキウキしてきました。

  2006年02月13日

• 紀子様ご懐妊

  紀子様のご懐妊、嬉しい出来事のはずなのに、複雑な気持ちになってしまいました。どうしても雅子様のお気持ちを考えてしまいます。そして紀子様のお気持ちも。紀子様もお子様を作ることを頼まれたのではないかと深読みしてしまうのです。男の子が生まれることを願われて。女性天皇や女系天皇について、世論は賑わっていましたからね。どんな状況だったかは、私の勝手な想像ですが、こういう状況で雅子様と紀子様が上手くいくとは思えないのです。そして皇室内の関係も。麻生外務大臣は女系天皇について「俺だって47歳で子供を産んだのだから早急に議論することではない」といったようなことを会見で話していましたが聞いていて嫌な気持ちになりました。47歳で自然に授かれれば、こんなに幸せなことはないけれどそう上手くいかないから苦しんでいるんじゃないですか。私は女性天皇、女系天皇の問題は早く決着がついた方がいいなぁと常日頃思っていました。自分が雅子様になった気持ちで考えると、女系天皇が認められれば雅子様のお気持ちが楽になると思うのです。きっと心の病気が本当ならば、心だってぱーっと晴れやかになると思うのです。確かに今まで男系の男子や男系の女子の天皇しかいなかったらしいけれどそれは側室を持てた時代の話。男系でなければ天皇になれない理由がどこにあるのでしょうか。日本の伝統を守る為、そして女系を認めると一般人と同じ血になってしまうという理由は納得がいきません。一般人の我々にも失礼だわ。歴史を守る為に、雅子様に男の子が生まれるまで、治療でもしろというのでしょうか。雅子様の人権はどうなってしまうのでしょう。折角、可愛い愛子様を授かったのに、ここで紀子様に男の子がお出来になったら自分は何だったんだろうかというお気持ちになるのでは？？と心配です。最近、雅子様と皇太子様の離婚問題が浮上していますがこのままだとありえるかもなと思ってしまいました。

  2006年02月08日

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  充実した週末

  さすが2月。寒いですね。今日は午後から雪が降るとか。夫が金曜日に会社をずる休みをし、我が家は3連休。充実した週末を過ごすことが出来ました。金曜日は海を見に伊豆へドライブ。帰りには赤沢温泉に寄って。土曜日は近所のスーパーへ買いだめ。そして園芸店でパンジーやマーガレットを購入。録画してあった「みんなの家」を観て大笑い。日曜日は、夫のリクエストで両国にある江戸東京博物館へ。お目当ては「からくり人形展」。お茶を運ぶお人形など見たことありませんか？あれです。でも本物は１体しかなく（２体だったかな？？）世間に出回っているのはレプリカだそうです。あと字を書く「からくり人形」や、弓を射る「からくり人形」のパフォーマンスを観ました。電気仕掛けではなく、ぜんまいで一連の動きをします。筆に墨汁をつけ、１画１画自分の筆の方向に顔を動かしながら書く。表情も豊かです。字を書き終わった後や弓を射った後は満足げな顔をするのです。目や口が動くのではなくて、日本古来の能の技術でそういった表情に見えるんですよね。ちょっとした顔の角度で、りりしく見えたり、可愛らしく見えたりする。繊細な技術ですよね。彼の書いた「寿」のサインは抽選でプレゼント。とっても欲しかったのですが、外れてしまいました。最初は「からくり」から始まった技術が、だんだん現代のロボットにまで発達した歴史を考えると、感慨深いものがありました。そして銀座に新しくオープンしたカフェへ。夫がコーヒー豆の焙煎に凝り始めてから、頑固オヤジの喫茶店やケーキの美味しいお店に足を運ぶようになりました。元から私はカフェが大好きなので、一緒に行けて楽しいのです。昨日行ったのは「ポール　バシェット」世界一のバリスタと日本のパティシエ代表、辻口さんのチョコレート菓子がコラボレートするお店です。私は辻口さんのお菓子が大好きで、自由が丘の「モンサンクレール」や「ロール屋」、六本木ヒルズの「ショコラドアッシュ」へ大行列に並んでまでも買う大ファンなのです。昨日味わったのは、カプチーノのクリオロという種類のチョコが添えてあるもの。さすがの美味しさでしたが、ちょっとお値段の設定が高かったかな。スターバックス並の入りやすい店内だったので、余計にそう感じたのかも知れませんが。お茶をしている時に、夫が少し会社のことを話してくれました。金曜日にずる休みをしたほど、ストレスがピークだったみたいで会話が会社のことに触れると、ピリピリしていたのです。別に聞いたからどうってこともないのですが、やっぱり話せば少しはストレスが発散出来ると思うので、１人で抱え込まずに話してくれたことは大きかったと思います。それから、夫の靴を購入。一足早いバレンタインのプレゼント。もうあげてしまいました。おっと、今日も長文。さてこれから今日のレッスンで使う楽譜を買いに行って来ます。

  2006年02月06日

• 新しい気持ちで

  陰性判定から10日が過ぎました。今回は辛さを夫と半分に出来たので、落ち込みからの脱出が早かったです。通院や薬の管理から開放されて、皮肉なことに、のびのびした気分で過ごしています。陰性判定の翌日、部屋が散らかっていることに気が付きました。治療のことで頭が一杯で、全く目にも入らなかったんですよね。それからというもの毎日掃除機をかけています。今までリビングだけだった、お花や観葉植物もトイレや玄関にも増やしました。友人を家に招いて食事をしたり、友人の結婚お祝い会に出かけたりマニキュアを塗ったり、美容院へ行ったり…些細な当たり前なことに喜びを感じます。それだけ今まで治療にまっしぐらだったんだなー。何も目に入らないくらいに。今日は仕事が休みだったので、万歩計をつけて散歩に出かけました。銀行に行ったり、区役所に不妊治療の助成金の相談に行ったりお気に入りのお花屋さんに出かけたり、4時間くらいブラブラ。それでも９００８歩でした。良い卵を作る為には血流を良くすることが大切で、ウォーキングがいいと知り1日1万歩を目指しているのですが、なかなか難しいですね。帰宅後も万歩計をつけたまま夕飯を作ったりと、家事をしましたが現在９７０９歩です。昨日は寝る前に腹筋を30回しました。最近、すっかり体力がなくなってしまったので、体を元気にしたいのです。私のお気に入りの本(不妊を治す気功学）の中に、５つのものを出すことを心がけるように書いてありました。最近意識して生活しています。１、汗２、便３、尿４、呼吸５、元気今日は５番目の元気が６０点くらいだったけれどあとはバッチリです。今週末には夫と漢方を始めようと思っていて、無料相談を予約しています。新しい気持ちで歩き始めました。早く元気になって、また治療を再開するぞー！！と思えるように心を満たしたいです。私のブログを読んで応援して下さる方に、心から感謝しています。ずっと支えて下さったお陰で、辛い治療も乗り越えて、ここまでやってまいりました。なかなかいいご報告が出来ないけれど、夢をかなえたいです。これからも宜しくお願い致します。

  2006年01月25日

• 明日が判定日です。

  明日は、いよいよ判定日です。もうかれこれ判定も5回目。心臓が止まりそうな思いを、もう4回したんだな。何度経験しても、あの時の緊張ったらたまらないです。しかも、今のところ、いつも悲しい判定。診察で名前を呼ばれて入ると、先生の顔ですぐに分かる。「今回は…」「残念でした…」と聞くとそれまでの緊張にプラス、頭にうわーっと血が上って、心臓が爆発しそうになりその後の先生の話が何も聞こえなくなってしまう。そして診察室から出ると、どうしてもこらえきれずに涙が出てしまう。人目を気にしている余裕がない。またか…一生、子供を持てないのかな…何回挑戦すれば出来るのだろう…挑戦しないと出来ないのだから、出来るまで挑戦するんだよな…また一からの挑戦か…どんどん涙が溢れて、胸が苦しくなる。本当は大声で泣きたい心境になる。明日はどうだろう。初めて挑戦したホルモン補充周期。結果について考え始めると、すぐに頭の中からかき消すようにしている。期待をしないのも虚しいけれど、期待から見放された時の虚しさはもっと寂しい。悲しい。今回はポリープがあるのに移植をしたことや、移植時の卵が金平糖のような形だったこと、移植後にインフルエンザにかかってしまった…など不安もあったけれど夫も通院につきあってくれたりと、ゆったりとした気持ちで挑戦出来た気がします。明日の判定も付き合ってくれる予定です。：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：今日、インフルエンザでお世話になった病院へ行ってきました。まるでKLC。混んでいて4時間かかりました。よくなったので、せっかく長く待っても「治りましたね」で終わるかなと思ってバカバカしいから帰ってしまおうと思ったけれど診察して頂いてよかったです。丁寧に聴診器をあてて、タンが詰まっているとおっしゃって体に影響のない薬を処方して下さったし、あともう１度、タミフルなど薬の危険性についても聞くことが出来たからです。きちんと治しておかないと、折角赤ちゃんが出来ていても高熱等で流産してしまうなんていう危険もあるのだと先生はおっしゃっていました。思い切って薬を飲んで治してよかったなーって思いました。

  2006年01月14日

• 今周期のホルモン数値

  今朝、鏡に映った自分を見て笑ってしまいました。月曜からインフルエンザにかかってしまった私。熱で汗をかき、着替えるパジャマがなくなってしまったので何かないかなぁとタンスの奥から見つけた、薄手の白のシルクのセクシーパジャマ。白だし、シルクだし、透けてセクシーだし、もう着る機会もなく眠っていたのを引っ張り出して着て寝たのでした。それが、明け方寒くて寒くて目が覚めてしまい暗がりで寝ぼけながら、上に色々着たようなのですが、それがとんでもない。パジャマの上にテニスをする時のトレーナを着て、ズボンの上からは、なんと豹柄の毛糸のパンツ。うーん…お洒落すぎる。さよならセクシー。解熱剤、不安になってやめました。高温期を助ける薬を服用していて37度くらい欲しい時期なのに、36.3度くらいまで下がってしまったのです。判定日は明後日の日曜日。今から間に合うでしょうか…。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~今周期の採血結果(ホルモン数値）です。今周期はホルモン補充周期で移植しておりますので今までの自然周期での移植時のホルモン数値とは違います。12月20日（周期 2日目）　E2:36 12月28日（周期10日目）　E2：299　　P4：0.1以下 12月31日（周期13日目）　E2：328 1月 4日（周期17日目）　E2：162 1月 8日（周期21日目）　E2：191　　P4：0.4 移植いつもは移植時のP4は、もっと高いです。1回目の移植時の数値の記録はないのですが、2回目は2.6、3回目14.7、4回目13.2でした。ホルモン補充周期は妊娠目的で移植をしているのにピル（プラノバール）を服用したりと不思議が多いのです。先生に質問したのですが「ホルモン補充周期は、常識は全く通用しませんっ」とのこと。どうやら素人が聞いても難しそう。先生にしっかり管理して頂いています。この治療が出来るのは、私の通うKLCでは、私の苦手だったT先生のみだそう。慣れというのは怖いもので、以前は邪気の塊に見えて怖かったT先生ですが（先生ごめんなさい）勇気を出して色々質問しているうちに、全く怖くなくなり腕を信じてついていきたいと、心から思えるようになりました。

  2006年01月13日

• インフルエンザその後

  1月8日に移植をしたので、今日で移植4日目かな？この大事な時期にインフルエンザにかかるなんて最悪です。恐る恐る飲んだタミフルですが、服用した途端、ウソのように良くなってきました。このまま回復？と思いきや、喉の痛みが増して、今朝も汗でふうふう。今日は鼻水とタンが凄いです。今朝は起きられず、夫の朝ごはんを作ってあげられませんでした。それどころか、10時過ぎに起きてみると、私のおかゆとお味噌汁が用意されているではありませんか。忙しい朝にありがとう。おかゆは先日あまった七草の残りと生姜入り。お味噌汁はお豆腐とニラ入りでした。着床は昨日か今日と聞いています。体力モリモリでいたい時期に、風邪でへたばたっているなんてこんなママさんじゃ嫌だよーって卵さんが逃げてしまわないかしら。今度こそ、私達のもとへ赤ちゃんがやってきてくれるといいな。移植をした1月8日の夜だけ、下腹部がチクチク。昨日くらいから、胸の張りがなくなった気がします。ホルモン補充周期でプラノバール、エストレース、デュファストンを服用しているせいかここ最近、胸が張っていました。胸がフニャフニャになると不安です。着床したら胸がバンバンに張ってくるイメージがあります。判定日は15日です。インフルエンザと悪戦苦闘している間に迎えてしまいそうです。

  2006年01月12日

• A型インフルエンザでした。

  一昨日の９日月曜日から寒気と咳。昨日の１０日火曜日から微熱と頭痛と関節痛。いつもだったら、この時点で薬を飲んじゃうのですがホルモン補充周期で、沢山薬を飲んでいるし、移植したばかりだし赤ちゃんの待ちの為に薬を飲まずに乗り越えようと覚悟を決めたのですが仕事から帰宅後、ついに38.6度まで熱が上がり、フラフラ、フウフウに。今朝11日、KLCに電話をして風邪をひいてしまった旨を伝えると出来れば手持ちの薬は服用せず、近くの内科を受診して妊娠している可能性があることや、服用している薬を伝えて処方された薬なら大丈夫だと言われ、フラフラと這うように近所の内科へ行ってきました。鼻の粘膜を綿棒にとり、検査をして頂いたところ何とA型インフルエンザとのことでした。きゃー。これから熱も39度、40度出るでしょうとのこと。内科で処方された薬　　タミフルカプセル75（インフルエンザウィルスを抑える）　　カロナール錠200（解熱）　　メジコン錠１５mg（咳止め）顕微授精をしたこと、判定日が１５日だということ、妊娠している可能性があることを内科の医師に伝えたのですが生理が遅れているのですか？と聞かれ、あくまで可能性という段階なら逆にここでしっかりタミフルを服用して、治しておくようにと指示がありました。でもタミフルって強そうだし、怖くなって帰宅後、またKLCに電話。そうしたら移植は移植でも胚盤胞移植だということや着床は今日か明日あたりということを、もう１度内科の先生に伝えてから判断して服用するようにと説明を受けました。またまた今度は内科へ電話。内科では、今しっかり服用して治さないと、妊娠していたら大変だと言われ服用を決心しました。ホルモン補充周期の薬が3種類あるので、これで益々薬漬け。私ったらすっかり弱くなったなー。元気なのがとりえだったのに。明日の仕事どうしましょう。

  2006年01月11日

• 実はまたポリープが出来ているのです。

  明日、いよいよ移植です。朝8時半までに病院に行くように言われています。朝、寒いだろうな。ホルモン補充周期で移植をするのは初めて。最初、ホルモン補充を聞いて、私はホルモンが足りないの？苦手な注射や薬を沢山するの？と疑問で一杯でしたがホルモン補充周期はホルモンが足りない訳ではなくて、妊娠する間口を広げるものだということ、注射は今のところは無くてちょっと薬の管理が大変だということが分かりました。そして、今までと大きく違うのは、スプレキュアをしないということ。それから、内診は1回のみ。実はその1回の内診12月28日（周期10日目）の時に内膜にポリープが見つかったのです。5月にポリープの手術をしたのに、再発です。その場ですぐ通水検査でポリープの確認をして頂きました。普段、内膜はペッチャンコなので、通水で内膜を膨らまして検査をします。綺麗な部分もあるけれど、これは移植をするのにはギリギリの線だと言われてしまいました。久しぶりの移植で少しワクワクしかけていた私には、ドーンと重い出来事でした。内膜の綺麗なところに移植をしても卵は動いてしまうとのこと。先生も移植をするかどうか、迷っておられるようで唸っていらっしゃいました。結局、今回移植をすることになったのですが、もし今回陰性だったらまたポリープをソウハしなければいけないとのことでした。あの手術は、今までの治療の中で1番痛くて辛くて気持ちが悪いのです。日帰りは辛いので入院したいくらい厳しい。移植のウキウキも半減し、また移植をしても上手くいかないのでは？と変な心配がよぎります。兎にも角にも、明日です。あまり気負わずに挑戦したいと思っています。

  2006年01月07日

• 新年のご挨拶

  あけましておめでとうございます。昨年は私のブログを読んで下さってありがとうございました。いつもへこんでばかりの私を励まして下さった皆様には心から感謝をしております。本当にありがとうございました。年末年始、病院通いでドタバタし、やっと1月3日に年賀状を出し終えました。3日から御節を作ったりと、遅まきながらお正月の真似事が出来ました。結婚してからは、毎年夫の実家で過ごしていたので、初めての御節作り。昆布巻き以外は作って、大満足です。ただ黒豆がシワシワに。母に電話をしたら、空気に触れるとシワになるとのこと。お鍋を見たら、煮汁が減って黒豆が空気に触れまくり。今、水をヒタヒタに入れて、煮直しています。私は戌年。年女です。そして厄年でもあるのです。戌ってお産が楽なんですよね？？その戌年の私が戌年に赤ちゃんを産めたら何だか楽しそう☆あっでも、妊娠してから出産までの期間を考えると戌年生まれのチャンスは、もう少ないのですね。厄のほうは、元日に神奈川県の鶴岡八幡の若宮で、夫の仕事が上手くいくように攘災招福という祈願と共に私の厄落としをして頂きました。そして、別途に鶴岡八幡の弁天様まで、歩いて行って子授けのご祈祷をして頂きました。本堂から弁天様までの道すがら、沢山の美味しそうな屋台があり「あのジャガバター美味しそう」「うわー、リンゴ飴だぁ」とウキウキしていたら、夫はむっつり。そして「俺は子授け祈願が終わるまでは、お腹はすかない」って一言。赤ちゃんが欲しい思いは、夫も真剣なんだなって改めて感じました。嬉しかったな。ご祈祷して頂いた後、知ったのですが、弁天様は女性の神様なんですね。そして音楽などの技の神様だそう。鶴岡八幡の弁天様は私も初めて行きました。本堂から離れているので、あまり知られていないようで私達夫婦を含めて4人しかおらず、ゆっくり丁寧なご祈祷に感じました。本堂でのご祈祷は、2～30人まとめて、畳に座ってのご祈祷なのに比べて弁天様は外に祭られていて、私達は寒空の下、立ってご祈祷をして頂きました。神主さんのお言葉が身にしみて、ちょっと泣きそうになりました。私達以外にいらしていた女性は、何と某オペラ歌手の方でした。どうやら次の舞台の成功をご祈願されていらしたようです。私もピアノを弾くので、そんな素晴らしい方と隣りに立てただけでもいいことがありそう☆と嬉しい気持ちになりました。何はともあれ、私のブログを読んで下さる方をはじめ皆様に幸せ多き一年になりますようにお祈り申し上げます。

  2006年01月05日

• ご無沙汰しております

  12月29日（木）久々のブログ更新です。ご無沙汰致しております。もうあと2日で2006年ですね。大掃除はおろか、まだ年賀状と格闘しております。「離婚騒動」ですが、私達夫婦にも笑顔が戻りました。結局、夫は夫の実家への帰省自体を辞めてしまって以来ずっと、しょんぼりしていたので、それはそれで私も心苦しい思いでおりましたが時も経ち、何とか夫婦の関係も落ち着きました。親身になってコメントを下さった皆様に感謝しています。お1人、お1人のお言葉で、カーッときていた頭を冷やすことが出来たり女心を分かって頂けて、ホッとすることが出来ました。本当にありがとうございました。前回のブログでは、私が傷ついたことばかり書いてしまいましたが実は私も夫に酷いことを沢山言ってしまったんですよね。例えば、「仕事も上手くいかない、私とも上手くいかない、一体誰となら上手くいくの？実家の家族としか仲良く出来ないんじゃないの？」とか。本当のことじゃん！！って思って言ったんだけれど琴線に触れてしまったみたい。今は反省しています。あれから、12月19日に生理がきて、また治療を再開しました。5回目の顕微授精になります。生理2日目の12月20日、12月28日に通院しました。今度行くのは12月31日。移植は1月8日になりそうです。今回はホルモン補充周期というものにチャレンジしています。ホルモン補充周期のことは、ネットであまり出てこなかったので今後チャレンジする方のためにも、詳しくレポートしたいと思っています。

  2005年12月29日

• 離婚を考えてしまって

  ここのところずっとブログを更新していませんでした。夫と喧嘩になってしまってから、離婚を考えてしまい、ブログから遠ざかっていました。喧嘩の原因は年末年始の過ごし方について。夫はお盆とお正月は必ず、田舎で過ごすので早割りで飛行機の予約をするにあたって、どうしようかと聞いてきました。私は、12月の生理が始まらないと、全く予定がたたないと話しました。12月から治療を再開する予定で、生理2日目から通院が始まります。今回は凍結胚盤胞をホルモン補充周期で移植する予定です。移植は多分、年明けすぐになりそう。今年は採卵4回、移植を4回しました。ピアノを教える仕事をしているのですが、沢山お休みしてしまってもうこれ以上休むと信頼を失ってしまいそうなので治療を休んでおりました。移植も年明けすぐなら、冬休み中なので、仕事と移植日がぶつからずにすみます。病院は年末年始もあいているし、私にとってはチャンスなのです。そういう訳で…今回は私は通院もあるし、飛行機代のお金もないのだからきっと今年は帰らないのだろうなって思っていたのですが「お願いだから、俺だけでも帰らせて欲しい」と懇願されました。しかも沢山帰りたいとのこと。「いつ？」と聞いたら、どうやら元旦をはさんで1週間くらいの様子。「せめて年明けじゃ駄目なの？」って聞いてみたらそれでは意味がないよとのこと。お正月はきょうだいや両親と過ごしたいそう。何だか、さーーーーっと気持ちが冷めてしまいました。私が治療で辛い時に、置いて行くの？一緒に年を越せないの？一緒に居たくないの？誰のせいで、こんな辛い思いをしているのか分かっているの？何て冷たい人なんだろう、私より実家が大切なんだなーって改めて感じたのです。夫は実家が大好き。私は夫の実家は苦手。コンビニも信号もない田舎で、きょうだい4人で、夫以外の3人は女。毎日メールをしているほど、きょうだいが仲が良く団結しています。それぞれが旦那さんや子供を連れてくると15人の大所帯。それに加え親戚が集まり、気がつくと近所のオジサンもいます。総勢30人くらいが部屋にいることがあります。人見知りもしない私でも苦痛です。方言がきつくて何を言っているのか分からないし、お茶やお酒を出したりお皿を洗ったりで、何にも楽しくありません。お風呂に入るのだって、人数が多いから、合宿みたいなんです。環境が違う2人が結婚したのだから、仕方がないけれど夫は「誰に聞いてもお正月は実家で過ごすものだって答えるよ日本の風習なんだから」と言っています。私も祖父母の家や親戚宅へ行ったりしますが、年末年始は家族と過ごして年明けに挨拶に行く程度です。しかも日帰り。夫は、俺が帰っている間は自分の実家で過ごせばいいじゃん！って言います。結婚して家を出た以上、年末年始に1人でなんて帰りにくいし、どうして夫の実家に一緒に帰らなかったのかと聞かれるでしょう。通院があるからって言えば、両親は「そんな時にうちの子を置いて自分だけ実家に帰ったんだな」って、ますます夫をよく思わないと思うのです。夫は実家命なので、喧嘩の原因は夫の実家やきょうだいのこと。何度、もめたことか。今後もこうやって、辛い思いをするのなら、幸い子供も居ないしさっさと別れた方がいいのではないかと、考え込んでしまったのです。男性不妊が原因で顕微授精をしてるのだから、通院中くらいは傍に居て励まして欲しいです。子供はひとりでは出来ないのですから。夫からの愛情を感じません。夫と結婚しても、マダムにもなれないし、貧乏になるのは分かっていたけれど愛があれば、やっていけるって思っていたんです。その愛がなければ、私にはまるで無意味です。愛を感じることが出来ないのに、顕微授精に挑戦するほど私も聖母マリア様でも何でもないのです。

  2005年12月07日

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