採卵出来ませんでした。
今日は採卵でKLCへ行ってきました。7時40分に病院へ。早起き辛かったです。受付を済ませると、すぐにリラックスルームに行くように指示されて8時15分には手術室の前にいました。今回は卵胞が1つしかなかったのですがその卵に栄養が集中して丈夫な卵であることを願って前向きな気持ちで挑戦しました。いつも無麻酔で針のようなものを卵胞に刺して卵胞液を吸い取ります。卵胞に針を刺すと、だんだん卵胞が小さくぺっちゃんこになっていくのがモニターで見えます。ひとつの卵に10秒くらいかかるのですが今回は卵胞が大きく、吸っても吸っても卵胞が小さくならずいつもの3倍以上かかったように感じました。2日前の診察で卵胞はひとつしかないと言われていたけれどもしかしてあれから大きくなった卵胞があったり診察の時には隠れて見えなかった卵胞があるといいなぁと、ちょっぴり期待していました。採卵が終わると、先生から「今回、針で内膜症を通過して採ったのでばい菌が入ってはいけないから、後で抗生物質の筋肉注射をします」と言われて驚きました。内膜症を刺しちゃったんですね。私は左にチョコレート嚢腫があります。今回はその近くに卵胞があったので、避けて採ることになるから痛いんだろうなぁと想像していたのですが内膜症を突き越えて採る技術があるなんて知りませんでした。リラックスルームで横になっていると看護士さんがいらっしゃって卵が何個採れたかなど説明してくれます。それが今回採れなかったとおっしゃるのです。まさかと耳を疑ってもう1度聞き直してしまいました。「空胞だったのですか?」と尋ねると、先生から後で問診室でお話がありますのでその時に聞いて下さいとのこと。先月は4つ採れたけれど、受精しなかったり分割停止してしまって胚盤胞まで辿り着けませんでした。そして今回は空胞。私の体、どうしちゃったんだろう。このままずっと良い卵が採れないかも知れない…と不安が押し寄せてきました。この日の為に何度も通院してきたことや薬、漢方をしっかり飲んできたことが無駄になってしまったなぁ…最近、あまり心を入れずに淡々と挑戦してきたから神様に願いが届かなかったのかなぁ…養子縁組をすることを考えたりしていたからかなぁ…などとグルグル色々なことが頭をいっきに駆け巡って、とても眠れませんでした。問診室で先生から空胞だったことを聞かされました。今周期は良くない周期だったと言えるのでカウフマン療法で1周期空けて整えましょうと言われました。周期2,7,12日に通院だそうです。カウフマン療法というのはまだ挑戦したことがありません。ブログで目にするので言葉だけは知っていました。今晩からプラノバールを服用して、次に行くのは周期2日目。先生方は色々な手段で手を尽くして下さるけれどどんどん悪い状況になって、薬漬けになっていく気がして私には、このままずっと赤ちゃんが出来ないかも知れないと途方に暮れる気持ちで一杯です。先のことは今は考えられません。採精のために一緒に来ていた夫も無駄足になってしまいました。ごめんねって謝ると「謝らないで。そんなこと言わないで」と言われたので折角来てくれたのにさ…と答えると「mimiちゃんに招待された訳じゃないよ」と夫。何だかおかしくて、ちょっと笑ってしまいました。卵を採るときに内膜症も突き刺したことを伝えると驚いて「痛くない?」と心配してくれました。その時は腕に打った筋肉注射のあまりの痛さにお腹の痛みは感じなかったので「痛くないよ」って答えたのですが病院から帰る道中、もの凄く痛くて痛くてソロリソロリと帰りました。テレビを観ながらソファで横になったり、ベッドで寝たりして過ごしました。今日は仕事が休みで本当によかったです。