来年のF1は分裂か??
来年のF1が分裂で開催されそうな、感じ・・・・FOTAもFIAもどちらも折れないみたいで・・・49億円の誓約で結束を強めるFOTAコスト問題での結束を証明する決意07/06/09 17:21 ウィリアムズとフォース・インディアが無条件での来季参戦申請を行ったことを受けて、F1チームから成るFOTAはこれ以上、結束が浸食さぬよう動いた。元ドライバーで現在はイギリスのTV局で活躍するマーティン・ブランドルは『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』内の自身のコラムで、自動車メーカーは妥協案がまとまる前に、結束を乱し、2010年の世界選手権参戦を約束する場合は破滅的なペナルティに直面することになるだろうとつづっている。「フェラーリ、メルセデス・ベンツ、トヨタ、ルノー、BMWは30日以内にその結束から離脱し、無条件で2010年のチャンピオンシップに参戦することのないよう5,000万ドル(約49億3,250万円)の誓約書にサインしている」というブランドル。 トルコGP開幕数時間前までは分裂シリーズの可能性がこれまで以上に高かまっていた。FIA会長のマックス・モズレーはバジェットキャップで譲歩しそうになく、今や2010年のグリッドを目指す中にはウィリアムズ、マーチ、ブラバム、さらにロータスなどといった有名なチームが存在するからだ。現在チャンピオンシップをリードし、公にはFOTAの姿勢を支持しているブラウンGPについては言及されていないが、理論的に言えば、分裂シリーズには重鎮のフェラーリやマクラーレンが存在することになるだろう。ブランドルはさらに「F1のためには誰かが降伏しなければならないだろう」と主張する。 興味深いことに、ブランドルに近しい人々はモズレーの"新"F1で利益を得ることになるかもしれないのである。彼の弟ロビンは2010年の参戦を目指すローラでディレクターを務め、18歳になる息子はFIAが用意したF1下部カテゴリーのF2に参戦中だ。 ブランドルはこうも書いている。「私にその幸運があったように、息子にも弟にもF1を経験することができればと願ってはいるが、F1が希薄化し過ぎるようなことを私は望んでいない」 Source: GMM