不穏な空気
竜巻の被害、詳細が明らかになるにつれてその大きさに驚きます。6日に茨城県、栃木県で発生した 竜巻 は少なくとも3つだったということです。そして、今日も愛知県の中部国際空港沖で 竜巻 が観測されました。地表の暖かい空気に上空の冷たい空気が流れ込むことによる大気の非常に不安定な状態は、竜巻 や ダウンバースト現象 による突風、雹、雷、豪雨 などをもたらしています。今日、明日もそのような状況が続くようで、こちら関西でも今日は不安定な天気でした。朝から雨が降ったかと思えば、日が差してきて暑くなり、夕方にいきなり空が真っ暗に。大粒の雨が降り出して雷鳴が轟いた後、ほんの30分もしたら日が差しているといった具合。ところで、竜巻 の強さを F0~F5 で表す 藤田スケール(F-Scale) というのは、日本人の気象学者、藤田哲也 博士(九州工業大卒 → 東京大・博士 → シカゴ大教授)が1971年に提唱したものですが、日本気象庁の予報用語に登録されたのは2007年。この事実からみても、日本では 竜巻 による被害はそれほど多くなかったことがうかがえます。そして、藤田 博士 は、ダウンバースト現象 の発見者でもあります。このようなところにも、日本人科学者の業績があるわけですね。明日も、日本全国の広い範囲で大気が不安定な状態が続くようです。皆様、どうぞご注意ください。突然の落雷で、PCを壊されないように、という点にもご注意を最後に、本日 40,000HIT の節目を迎えました皆様の応援のおかげで、続けることができております。本ブログをご覧下さっている皆様にお礼申し上げます。↑ポチっと応援よろしくお願いします!