カテゴリ:2008年の100冊。
3日がかりで(すき間時間で)読みました。
あなたに金持ちになってほしい はっきり言って、この題名センスないと思います(苦笑) おそらくなんですが、原題は『WHY WE WANT YOU TO BE RICH』だから、 ニュアンスが違うのでは・・・(といいつつ英語できないので自信ない。) 不動産王、ドナルド・トランプと、 『金持ち父さん貧乏父さん』シリーズの著者ロバート・キヨサキの共著です。 今年読んだ本のなかで(といいつつまだ2月ですが)1番集中して読みました!! 出たばかりの本なので内容もタイムリー、現状のアメリカについて ・社会保障が赤字、国も借金だらけ ・ベビーブーマーが引退間近(お金を持っている人ばかりではない) ・中国など新興市場の台頭により、ブルーカラーはもとよりホワイトカラーの仕事までもが 他国に流出 ・・・・とまあほかにも、どこか身近な国でも聞いたことある問題を抱えていることから 『富める者とそうではない者の格差が広がっている』 ことを憂慮した2人が「メンター(よき師)」として執筆した・・・そうです。 増大するベビーブーマーの医療費を国でまかなうとしたら、一月で 「カトリーナ」級のハリケーンの復興支援費用に相当するのだそうです。 それが毎月かかる・・・毎月ですよ!毎月!! いつまで国が支えてくれるのか、考えちゃいますよね。 いやー、正直ね、外貨預金とか外貨建て保険商品とかいろいろ商品ありますが、 米ドルに託す人は託す前に読んだほうがいいと思う・・・「米ドル」の価値が今後どうなると 2人は考えているのか・・・ (私には言えません。。。) 「金持ち父さん~」シリーズを読んだことがある方は分かると思うのですが、 この本も 「(この2人が)どうして(WHY)金持ちになったか、金持ちになることをすすめるか」 ということ中心で、 「どうやって(HOW TO)金持ちになったか」 ということは出ていません。 (ここがロバート・キヨサキの本の賛否が分かれるところですよね) ただ、「金持ち父さんは、自分たちの名前を一切出さないでくれと言った」 (金持ちになった人はそれを秘密にしたいものだ、という話から) といったことや、2人の父親母親のことなど、 今まで語られなかった部分も書いているのは面白いと思いました。 そして、今アメリカのスターバックスより、中国のスターバックスのほうが店舗数 多いんですってね!! アメリカ、日本が思う以上にヨーロッパは新興国を見ている感じを受けました。 今年はオススメ本が多いですが、勝間さんの お金は銀行に預けるな とセットで読むことをオススメします。 「何とかしなきゃ!今すぐ!!」 と、よりリアルに感じますよ~(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.10 14:52:49
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