カテゴリ:2008年の100冊。
本もぼちぼち読んでいるのですが、そのまま放置していました。
が、この本にも『アウトプットが大切』という事が出ていたので、 今後はできる限り読んだ本を更新して行こうと思います。 30歳からの10倍差がつく勉強法 精神科医で大学でも教えている和田秀樹さんの本です。 タイトルに惹かれて購入。 ・基本的に、人間の脳に能力差はない。 では何故、一流と呼ばれる大学に入れる人間とそうでない人間がいるのか。 (ここでは一旦、「大学なんて興味ない」という考えは置いておいて) それは「勉強のノウハウ」を持っているか、いつ身につけたのか、の差だそう。 例えば、一流大学に入って遊びほうけていた人と 一流ではないが、入学後トップクラスの成績を保っている人 2人いたとしても、世間的にはどうしても前者を「すごい」と思う。 それはなぜか?前者は「勉強のノウハウ」を高校の段階ですでに身につけていたから。 そして、前者は同じようにノウハウを身につけていた人とつながっていき 人脈ができ、結果的に「勝ち組」となる確率が高い。 (本で、たびたび「勝ち組」「負け組」と出てくるのですが、単に比喩として分かりやすいからだと思います) ・「頭のよさ」とは「思考力」。豊富な知識を使って、幅広い推論ができること。 推論した後うまくいかない部分について、修正できる「思考力」=「知的体力」も必要。 知識というのはあくまで道具。それをいかに使うかが頭のよさにつながる。 (本の後半で、情報の収集術と活用術もかかれています) 30代も半ばになった私にとって、これからを考えるいいきっかけとなりました。 (心構え、というか) というのも先日、パソコンの講習会に行ったのですが、 昔より確実に「集中力が落ちてきている」。 この本でたびたび「30代(30歳、ではないのです)はラストチャンス」とあるのですが なんだかリアルに感じられます。PCのテキスト見ても全然頭に入らないんだもの 『格差社会が顕著になり、「勝ち組」と「負け組」の差は開く一方で、取り戻すのは簡単ではないが、 それでも、あきらめる人とあきらめていない人では大きく違ってくる。「負け組」の人が、 「超勝ち組」になることは難しいが、「中勝ち組」くらいになら、なれると思う。 なぜかというと、簡単にあきらめる人や、勉強していない人が多くなっているためだ。 周りにそういう人が多いということは、勉強さえすれば、そこから抜け出すチャンスが大きい ということでもある。』 これから何か資格を取ろうと思っている人もそうでない人も、一読の価値あると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.01 23:03:59
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