カテゴリ:2009年に読んだ本
私の好きな銀色夏生さんの、
『珊瑚の島で千鳥足 続・「ばらとおむつ」』読みました。 「ばらとおむつ」という本は、銀色さんのお母さんが脳梗塞だったかな、 倒れてからの闘病生活を、銀色さんのお兄さんがメールで兄弟に送った介護日記、という 感じの本です。 その続編。 介護する側とされる側の日常、という重いテーマながらも笑いあり笑いありちょっと深いため息・・・ という感じで、一気に読めました。 本として魅力あるのは、ひとえに銀色さんとそのお兄さん(せっせさん)、 そしてお母さん(しげちゃん)の人柄が大きいんだろうな。 子育てもそうだけど、介護も理想論だけではやっていけない。 お母さん亡き後の生活を考えたり、いらいらしてしまうこともそのまま本に出ていて、 それがかえって応援したくなります。 話変わりますが、銀色さんのおうちってそーとーな資産家(という言い方も変だけど)。 だけど、「土地を持っていてもいいことない」とか、 持っている人ならではの苦労もひしひしと感じられて、それも勉強になりました。 隣人と土地のことでもめたりする様子、土地を持っている人ならではの余計な苦労って感じですね・・・。 今、再開したつれづれノート(銀色さんの日常生活をつづった日記)も読んでいて、 これもおもしろく目が離せない・・・。銀色さん、宮崎から東京に戻ってきたんだ・・・。 本当に自由な人なんだなあ・・・そこがいいところなのですが。 通勤時間に本を読んでいますが 本を読むことで「仕事モード」「家モード」に切り替わる気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.27 20:12:03
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