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2010年01月29日
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カテゴリ:映画

 3D上映をしている映画館は少し遠いので、近くの映画館で普通の字幕版を観ました。この映画、初めは子供と一緒に観にいこうかなと思っていたのですが、上映時間が3時間近くあるし、子供にはちょっと難しいなと思ったので、結局独りで行きました。思った通り、独りで行って正解だったかな。

  地球人がパンドラという星の鉱物を欲しさに、侵略しようとする物語。初め、主人公のジェイクは任務を遂行するためにパンドラの住民ナヴィ族の間に入り込み、村の様子について情報を流していました。しかし、自然と共存しながら生きている彼らの生活や長の娘のネイティリと恋に落ちることによって彼の気持ちは変わっていきます。

 3Dでなくても、迫力があり、すばらしい映像でした。特に緑と紫と青と光で構成された魂の樹の場面は本当に美しく、その美しさ故に、余計に見る人にとってもこの自然を守りたいと感情移入されるのでしょうね。

 地球も遥か遥か昔。プレアデスやオリオン、シリウスなどさまざまな星からの移住者達が飛来してきて出来た星だと、何冊かの本で読んだことがあります。地球でも、また他の星でも同じようなことがもしかしたら起こっていたのかも。。

  映画で戦いの場面をみていると、ただ悲しいし、虚しいなと思います。主人公のジェイク達は、星を守るために地球人との戦いを決めなくてはなりません。やり方が酷いにしても元は同じ星の人達との戦い。映画からも、パンドラの星の人達の相手に対する怒りや憎しみというよりも、愛する自然、聖なる樹を破壊され、大切な人々の命が奪われていく悲しみの方が強く伝わってきました。森を破壊していく場面では、マイケルジャクソンの映画『THIS IS IT』のワンシーンを思い出しました。

 この映画のヒットは、映像やエンターメントとしての素晴らしさだけでなく、何か人の心に訴えるものが大きくあるのだろうなと思いました。

 






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最終更新日  2010年01月29日 16時27分04秒
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