実家へ
子ども達は、夏休みに入るなり「おばあちゃんの家にはいつ行くの~。早く行きたい~」と言い、行く日を首を長くして待っていました。毎年、私の実家へはお盆に行くのですが、今年は予定が合わずに行けませんでした。なので、土曜日に行われたPTAの研修の後、夕方から行ってきました。主人は日曜日の仕事が突然入ったので、今回はお留守番です。 娘は、この日のためにおばあちゃんとおじいちゃんにプレゼントを渡したいと、張り切って裁縫道具を出し、フェルトで小物を作っていました。息子は、この間の旅行でで自分用に買ってきたお土産を「二人にあげる物にする」とプレゼントとして用意。楽しみにしている様子がよく伝わってきていました。 とにかく、子ども達はおばあちゃんが大好きで、小さい頃から未だに、おばあちゃんの後をひよこのようにくっついて回っています(おじいちゃんにはくっつかないのですが・・) 朝も6時から起き、洗濯やら朝食作りやらとおばあちゃんのお手伝い。よく働きます。 お盆とお正月、年に2回くらいしか会わないのに、遠慮もしないし、とにかくよくしゃべります。(よく行く主人の実家では大人しいのですが)私が子供の頃は、祖父母の家に行っても慣れるまでもじもじとしたり、何を話していいかとまどっていたので、子ども達の様子には驚かされます。 滞在中には、みんなで犬山城に行きました。犬山城は国宝のお城。国宝になっているのは、犬山城の他、彦根城、姫路城、松本城しかありません。その中でも最も古い城です。 床も壁も昔のままの板張り。階段は急な作りになっていて趣があります。大きなお城ではありませんが、ゆったりと過ごせそうな空間があります。 犬山城の北側を流れる木曽川付近や、さまざまなところをドライブしながらゆったりと過ごしました。弟夫婦も一緒にごはんを食べたり、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊んだりと、子ども達にとっても楽しい時間となったようです。 帰る時に見送りに出てくれた二人に「おじいちゃん、おばあちゃんまたね~」と元気に手を振った子ども達ですが、姿が見えなくなるとしんみりとしていました。そして、しばらくすると娘の方からはすすり泣く音が。「ちょっと寂しいの?」と聞くと「ちょっとじゃなくて、すごく寂しいの」と。結局1時間くらい泣いていました。この2、3日のことを色々と思い出していたのだろうな。。お別れは寂しいよね。。何だかちょっと可哀想になりました。