自然巡りの一日?
この一週間、曇りと雨が繰り返されるはっきりとしない天気が続いていましたが、今日は朝から久しぶりの快晴。風も適度に吹いてきて気持ちの良い日だったので朝から出かけることにしました。 今日は、主人は仕事でいなかったので、お弁当をもって出かけるにはどこがいいか、親子3人でまずは相談。山か川か海か芝生広がる大きな公園か。「どれも行きたい~」と決めかねている子どもたち。そうねえ~。「じゃあ、近いところから順に行けるだけ行こうか」 ということで、まずは山に。山と言っても、頂上まで子どもの足でも30分あれば登れるところ。ふもとには小さな公園もあって楽しめます。半年に一度くらい行く山ですが、この山のよいところは人が少ないところ。私は、山へ行ったら小鳥のさえずりや小川のせせらぎ、風で木々の葉ががさわさわとこすれ合う音などを聞きたいので、人が多く、話し声でざわざわとしているのは楽しみが半減するようで好きではありません。その点、頂上までいろいろなルートがあるこの山は頂上までほとんど人と会うことがなく、自然を満喫できるような気がして気に入っています。 展望台のある頂上まで行くと、さずがにある程度の人はいましたが、開放感がある場所では人のざわめきもちょうどよく感じられます。山から見下ろして広がる町の様子を眺めながら、お弁当を食べました。お弁当を食べている間、様々な種類の蝶が飛び交うのを見かけました。子どもたちも蝶を目で追い、しばらくじっと眺めていました。蝶は花の上をひらひらと舞ういうイメージが大きかったので、木々の小枝の間を素早く通り抜けるアゲハチョウの動きは新鮮で「お母さん、蝶ってあんな細い間を、ものすごいスピードで通りぬけて、よく枝にぶつからないよねえ。」という子どもの言葉に大きく頷いてしまいました。 山を下りた後は、河原へ。川沿いの土手を30分くらい散歩した後、おやつを食べていると、息子が「お母さん、何これ?」と手に持ってきました。何かの紙?と思ってよく見ると、それは・・・・ヘビのぬけがらでした。石と石の間に挟まっていたようで息子が手にしていたのは10センチくらいですが、よく見ると石の間には1メートルくらいあり、うろこの模様が何ともグロテスクで背筋がゾゾッとしました。私は触るのも嫌なくらいでしたが、子どもたちは平気な様子で石の間から抜き取り・・そして、主人のお土産にとビニール袋に入れました・・・・。 近くにもし、ヘビがいたら・・と思うと落ち着かないので、河原はそうそうに引き上げ、公園へ。さすがに公園は親子連れでいっぱいでした。芝生で野球やバトミントンをしたり、かけっこをしたりと子どもたちと共に動き回りました。遊具で子どもたちが遊んでいる間だけしばらく休憩していましたが、一向に休もうとしない子どもの体力には本当に頭が下がります。 さすがに3カ所廻ると夕方になったので帰ることにしました。 最近、運動不足で体がなまってしまった私にはちょうどよい運動の日になりました。体を動かすと気持ちもシャキッとするし、ストレス解消。やっぱり毎日体をしっかり動かさないといけないなあ。 さて、主人の帰宅後。にこにこしながら「お父さん、い~いお土産があるからね」という子どもたち。その手にあるものを見て、「ぎぇっ」と言った後、何と答えるべきか迷っていた主人でした・・。