額田王(ぬかだのおおきみ)の想い
君待つと我が恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く 万葉集・巻四恋しいあなたを待つていると、すだれを動かして秋風が吹きこんでくる。万葉初期の代表的な女流歌人額田王の大好きな歌のひとつ。この歌のために秋になるのを、待っていた。先ほど新聞をみて、水上勉氏が亡くなったことを知る。最近具合がよくないとは、聞いていたが・・・・カムバックを期待していたが、残念だ。85歳であった。今日は、台風の後片付けで、木の葉を片付ける、えんえんと続く作業にうんざりしながら考えた。定年後のだんなさまを濡れ落ち葉と名づけた人は誰?べったり張り付いて取れないので、うんざりされるという事。いい得て妙とはこのことか?と経験ないからわからない。べったりされてみたい気もする。ないものねだりかしら?私が男性だったら、そのタイプになってたかも?などぶつぶつ考えながら、やっと片付いた。当分風は吹かないで欲しい。