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ここ読め本本!!―レビュー&書評―

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2004年09月13日
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★「人は<自分の話を聞いてもらうのが好き>であり、

  <自分の話を聞いてくれる人が好き>である」(p77)

★「<自分がどうありたいか>よりも<相手がどうありたいか>」(p86)

★「どんなに優れた商品やサービスを扱っていたとしても、あなたに

  人間としての魅力がなければ、人に訴えることはできない。」(p130)

★「人間としての総合力が評価される職業が営業だともいえる」(p130)

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 【本日のブックレビュー】 ~名著の紹介~
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    『世界No2セールスウーマンの売れる営業に変わる本』 和田裕美
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●タイトルから「また新しい営業ノウハウ本か」などと想像しないで下さい。

 本書は上辺だけのテクニックや方法論を述べた書籍とは一線を隔し、「営業とは?」

 「人を動かすとは?」という本質に迫っています。そこにはかつての「売り込み」や

 「数うちゃ当たる」戦法などとは正反対の「相手を尊重する」大切さが語られています。


●著者の和田裕美氏はブリタニカの英語教材販売で世界No2の売上を達成。

 29歳で年収3800万を遂げたというから驚きです。現在は有限会社「ペリエ」

 を立ち上げ、セミナーやコンサルタント活動と忙しい毎日を送っているようです。


●こう書くと「もともと営業の才能があったんだろ?」などと思いがちですが、

 和田氏も元は普通のOL。なんと営業が嫌いどころか、人前でご飯を食べることも

 できないほど、人との関わりが苦手だったといいます。「営業に向かない人はいない」

 そんな彼女が放つからこその、濃厚で重鎮なメッセージがここにあります。


●冒頭で述べた「営業とは」「人を動かすとは」といった思想のほか、本書には

 「こんなダメ営業マンがこうやってトップ営業マンになった」という事例や、

 営業にまつわる悩みに対するカウンセリング集などが豊富に収められています。

 困ったとき、挫折したとき、まず手にとって読んでみたい「営業の処方箋」。


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【本日の<ここ読め!>】 ~名文の掘り下げ~
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    「人間としての総合力が評価される職業が営業だともいえる」(p130)
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●どんなに素晴らしい商品やサービスであっても、それを売る人に人間的な魅力、

 すなわち「人間力」がなければモノは売れません。戦後の少品種・大量生産の時代は

 置いておけば売れたかもしれない。しかしあらゆるモノ・サービスの溢れた現代に

 おいて、差別化要因となるのはそれを売る人の魅力=「人間力」に他ならないのです。


●そういった意味で「営業」は人間としての総合力が問われる、究極の職種かも

 しれません。ではその「人間力」とはどういったものなのか?本書にはいくつか

 その中身が挙げられていますが、最大のものはやはり「聞く力」、「相手に寄り添って

 ニーズを引き出せる力」だと思います。


●相手に有無をいわさず、こちらの売りたいものを押し付けるような営業スタイルは

 上で述べたような時代背景の下では、もはや完全に時代遅れと言わざるを得ません。

 恋愛にしても一方的に自分の魅力ばかりを伝え、相手に関心を払わないような人と

 付き合う気にはなりませんよね。人間は皆、自分のことをわかってほしい生き物です。


●相手のニーズをしっかり把握し、「うんうん、わかるよ」と言ってあげたたうえで、

 「じゃあこれんなていいんじゃない?」と提案できる能力こそ営業力に他なりません。

 押し付け型だと、拒否されたときに自分が全否定された気になるけど、

 後者ならば断られるのは提案のみで、自分自身ではありません。


●自分の「人間力」さえ認めてもらえたならば、次は商品をかえてまたアタック

 できるわけです。この「人間力」を認めてくれたお客は、もはや商品顧客ではなく、

 「自分」というブランドの顧客なので、一生付き合っていくことができます。

 21世紀においてはこういったタイプの営業が主流になっていくことでしょう。




□■エッセンス■□

「人間としての総合力が評価される職業が営業だともいえる」(p130)

▼「人間力」を認めてくれ、ブランドとして付き合ってくれる人が何人いますか?


□■今日の紹介書籍■□

『世界No2セールスウーマンの売れる営業に変わる本』 和田裕美

『世界No2セールスウーマンの売れる営業に変わる本』

オススメ度★★★★☆

→・自身を失っているセールスパーソン
  ・初めて営業職に就いたビジネスマン
  ・原点に帰って「人間力」を見つめなおしたい方





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最終更新日  2004年09月18日 11時17分58秒
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