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10月8日「政経プラットフォーム」
『電力安保危機!太陽光パネル増で停電⁈』 山本隆三×深田萌絵 日本の電力自由化と太陽光パネル増が同時に起きた事が、 停電の原因になりかねない。 電気は蓄電池に在庫すると価格が高くなるので、 電気需要に応じて発電しなければならない。 日本の場合、最大需要電力は1億6千万㎾…これは「瞬間」 この時、1億6千万㎾の電気を送らないといけない。 冬も1億4千万㎾ぐらいは必要。 では、そのための設備があるのか? それが今、日本で問題になってる。 太陽光パネルが増えてるので、電力が増えてると思いガチ。 しかし、太陽光パネルが発電するのは昼間だけ。 夕方太陽光パネル発電量は、ゼロになる。 すると電気供給量が、ガタンと減ってくる。 しかし電気需要量はほとんど変化しない。 赤い線(供給量)と青い線(需要量)が くっつく時は、停電危機。 ほんの少しだけ需要量が上回った時に、 どこかの発電所でトラブルがあると停電する。 そのためそうなった時、エリア全体が停電するのを防ぐため、 どこかを停電させてしまうが、なかなか難しい。 東日本大震災の時の「計画停電」、とても大変だった。 まず信号が消えるので、これが危ない。 高速道路は照明が結構たくさんついてるので、 東名高速は山道みたいに真っ暗になり恐かった。 9月11日の時東京電力は、中部電力から電気を送ってもらった。 東50㎐と西60㎐でやり取りする時は、 周波数を変換しないといけない。 今110万㎾ぐらいは、変換所を通して電気を送れる。 今西の方が電気が余っていて、中部や関西からもらったりしてる。 しかし今年は関西電力も電気が不足したことがあり、 四国電力からもらった。 また東北電力が足りないときは、東京電力から送ったりもしてる。 互いに助け合って停電危機を避けてるが、 かなりギリギリの状態。 この時(9月11日)は、余剰電力が供給量の3%を切ってる。 3%を切るとなると周りから電気をもらい、 余剰電力を増やしてる。 これを見ると(東京電力は)太陽光の発電量が多いので、 どうしてもその影響を大きく受ける。 今日本で太陽光発電、 実際使われるものは7千万㎾以上ある。 ということは、昼間は相当の電気を太陽光発電が供給してる。 太陽光発電は、 2017年の「固定買い取り制度」で始まった。 太陽光パネルの設置場所として選ぶのは、 日照時間が長く、土地代が安いところ。 そこで南九州で始まった。 ところが九州の適切な場所が少なくなり、 そこから全国に広がり、今関東に多い。 割と都市部の近くが多く、東京電力管内が結構多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.10 17:34:49
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