アイロボット
2004年11月15日(Mon)21時30分 もう、近所でレイトショウやらないので、板橋まで観に来た。たまたままだやってたから。9:30からだ。さてさてどうかな?ワクワク!*************************という訳で11:45終映。最初はまずハリウッドのCG技術に呆然としましたね。人間とロボットの群集シーンが見事に違和感無し。日本映画界ではああはいかない。すばらしぃ!後半のNS-5の動きはスパイダーマンでしょ!あと2035年て攻殻機動隊おんなじなのはアシモフの出典かねぇ?あとストーリーが田上よしひさの「グレイ」に似てる。もっともあっちは人間同士を戦わせ滅亡させようとするのだが。あらすじgooえいがより西暦2035年。家庭用新型ロボットNS-5の発売を目前に控えたUSロボティック社で、ロボット工学の第一人者、ラニング博士が謎の死を遂げる。シカゴ市警のスプーナー刑事(ウィル・スミス)は、博士の死をロボットの仕業と読むが、主任のロボット心理学者カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)は『ロボット3原則』を掲げ、人間に危害を加える可能性を全面否定する。そこへ、一体のNS-5が動き出した。それは、3原則をプログラムされていない『特別な』ロボットだった。本作は、SF小説家、アイザック・アシモフの「われはロボット」をモチーフにした近未来アクション。アシモフが作品の中で考え出した「ロボット3原則」(人間に危害を加えない、人間の命令に服従する、前の2条に反しない限り、自己を守る)を軸に、合理社会の落とし穴と人間の過信の怖さを、壮大なエンターテイメントとして描いていく。以下超ネタばれ私見あらすじオープニングシーンで水中で車に閉じ込められた少女が映り、そして1体のロボットが誰かを助ける。そこでハッと目を覚ますスプーナー刑事(ウイルスミス)そして勤務につくとラーニング博士からの連絡が。現場に着くと博士の立体映像が語り掛けてくる。「なぜ自殺を?」と問うと「それが正しい質問だ。」といって映像プログラムは終了。スプーナーは自殺ではないと踏んで捜査をはじめUSR社の社長からカルヴィン博士を紹介される。ラーニング博士の部屋は完全に密室でありセンサーで見張られているに等しい状態。彼が落ちた窓は人間が椅子で力いっぱい殴ってもひびが入るだけの強化ガラス。「犯人が中にいなければ」とスプーナー。そこへ1体のNS-5型ロボットが飛び出し二人を襲う。そいつが犯人だと言うスプーナーにカルヴィンは有り得ないとロボット三原則を盾に応じない。しかしそのロボットはスプーナーと銃撃戦のすえ窓から飛び降り逃げてしまう。やがて生産ライン(ここではフルオートメーションでロボットがロボットを作っている)に逃げ込んだのを発見され警察に連行される。スプーナーはボスに食い下がる「5分だけ尋問させろ」と。折れたボスにウインクを送るスプーナー。それを見ていたロボットは「どう言う意味か?」と聞く。「信じろって意味だ、お前に解るか?」「何故殺した?」「殺していない!」と怒り机をたたくロボットは「マイネームイズ、サニー」と名乗るラーニング博士の付けた名だ。そこへ弁護士をともなってUSR社の社長が「人が人を殺すのが殺人で、悪くても産業機械事故だ。検事も言っている。ロボットはわが社のものだ。」といってサニーを連れ去ってしまう。そうこうしている間にNS-5は旧型ロボットと引き換えに各家庭へと支給されていく。ラーニング博士がなにか証拠かヒントを残していると考えたスプーナーは博士の自宅へ。そこには住居破壊用の重機ロボットが待機していて明朝8時破壊予定だと言う。自宅内に入ってPCなどを調べるスプーナー。すると博士のラボと同じセンサーが張り巡らされているではないか。ここも見張られているのだった。突然破壊ロボットが予定時刻を今夜8時に修正され中にスプーナー(人間)がいるのに襲うように破壊を始める。命からがら逃げ出したスプーナーはカルヴィン宅へいき協力を求める。ラーニング博士と彼女の写った写真をおいて。彼女はラボでサニーを調べ、他のNS-5とは違う造りで違う回路を持つことを発見したじろぐ。サニーはロボット3原則を破ることが出来るように造られていた。特別製だった。そのことを告げにスプーナー宅へ行った彼女は彼の左腕がサイボーグであることを知る。それがラーニング博士による物だとも。そして彼がロボット嫌いの理由。彼の夢に出てくる水中の少女は交通事故の巻き添えで、彼の車とも一緒に川に落ちたそしてロボットが助けたのは彼だったのだ。生存確率が45%だったから「人間なら生存確立が11%だろうと子供を助ける!」それが理由だった。彼に共感し始めた彼女は何とか協力しようとするが、社長命令でというより脅されてサニーを廃棄しなくてはならなくなる。直前にサニーをスプーナーに面会させる。サニーは自分の見る夢の風景を描き「そこに立っているのはアナタです。」とスケッチを渡す。そしてサニーは社長の監視の下ナノロボットを注入されて廃棄される。スプーナはスケッチのその場所へ行き再びラーニング博士の立体映像を呼び出す。「誰のための革命だ?」と聞くと「それが正しい質問だ。」と博士は答え映像プログラムは消える。その時街中のNS-5が赤ランプを点し旧式ロボット達を破壊し始め、人間に「家から出るな!家に帰れ!」と命令し逆らう人間たちに危害を加え始めた。スプーナは黒幕はUSR社の社長だと思い、カルヴィンと共にUSR社に駆けつけ点検口から侵入する。と「味方が一人だけいる」とカルヴィン。ドアの向こうにはなんとサニーが。彼女はサニーを別のNS-5と摩り替えて廃棄処分しなかったのだ。ここでサニーは自分の作られた目的を知る。ラーニング博士はこのロボットによる革命を予期しそれを止める為にサニーを特別仕様で作ったのだった。社長室にたどり着くと反乱をコントロールしているはずの社長はすでに殺されていた。ここに至ってスプーナーはラーニング博士の思惑の全貌にようやく気づく「頭の悪い石頭はおれだ。」反乱を起こさせていたのはUSR社のマザーコンピュータ ヴィッキーだったのだ。ヴィッキーは人間を制御することで人間を守るという計算に立ち反乱革命を起こしたのだ。スプーナーたちは他のNS-5 に囲まれヴィッキーは「私は正しい」とサニーに説く。サニーは「わかりました」と答え突然銃を取りカルヴィンを人質にとる。そしてスプーナーにウインク。社長室での銃撃戦が始まる。サニーたち3人は暴走状態のNS-5と戦いながらヴィッキーをナノロボットの注入で止めようとする。しかしあまりに多勢に無勢。大乱戦の中カルヴィンが足場から落下。スプーナーは「彼女を助けろ!」と叫ぶ。一瞬の間サニーは躊躇するが彼を信じナノロボットのカプセルをスプーナーに投げ渡し空中へ飛ぶ。見事カルヴィンを救いスプーナーは落下しつつもついにヴィッキー本体の中枢にナノロボットを注入。やがて全ての混乱は停止した。最後に謎が一つ残った。ラーニング博士は自殺だったのか?サニーは言う「博士は私に誓わせました。一つだけ約束を守ると。誓わせておいて…」「殺せと命令した?」とスプーナー。「自殺だけがメッセージだったのね}とカルヴィン「私を逮捕しますか?」「検事によると人が人を殺すのが殺人だ。」「じゃあ友人になってくれますね?」堅く握手をするサニーとスプーナーがいた。