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カテゴリ:砂的 映画あれこれ
変人ばかりが集まるとある病院に、ワガママ放題で傍若無人に振舞い、死を待つ孤独な老人が居た。 若い頃、苦労を重ねた末に、一代で巨万の富を成したものの、今ではすっかり嫌われ者の頑固な"クソ爺"になっていた。 そんな、決して誰にも心を開かなかった老人が、一日経てば記憶を失ってしまう7歳の少女と出逢う。 老人は、毎日同じ絵本を読む少女の笑顔に次第に惹かれてゆき、やがて自分の人生を振り返りつつ、少女の心に残りたいと願うようになる... 物語は、前衛的なクリスマスキャロルといったところかな。 好き嫌いも分かれるだろうし、観た人の感想も色々だろうけど、砂はハマったし、泣いたよ。 それにしても、役所広司、國村隼、阿部サダヲ、妻夫木 聡、小池栄子、土屋アンナ劇団ひとりと、キャストもことのほかゴージャス♪ 後藤ひろひと原作の舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」を「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」を手がけた中島哲也が、日本映画としては初めて3DフルCGと実写を融合させて、色彩豊かに映像化した2008年劇場公開作品。 この映画は、部下のエリカから「観ろ!」とばかりに手渡されたものの、部屋で長く眠ってたDVDだ。 ハチャメチャなコメディに一瞬思えるけど、何故か引き込まれて泣けた。(好き嫌いあるだろうけど...) 砂天狗的映画評価は★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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