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ないものねだり

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2012.04.06
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カテゴリ:砂的 映画あれこれ



映画シーン01


Driving Miss Daisyは、1989年制作のアメリカ映画。
アカデミー賞では、9部門でノミネートされ、そのうち作品賞、主演女優賞、
脚色賞、メイクアップ賞の4部門を受賞。


とくに、主人公の未亡人を演じたジェシカ・タンディは高く評価され、
この映画で、史上最高年齢でアカデミー主演女優賞を獲得したそうだ。


物語の舞台は、1950年代のジョージア州アトランタ。
元教師のデイジーが、クルマで出かけようとして隣家の垣根に突っ込んでしまう。
息子は、運転手を雇うように薦めるが、デイジーはまったく聞く耳を持たない。
ある日、そんなデイジーのところに初老の黒人が運転手として雇われてきた。


  映画シーン02


一方は、南部気質で保守的な老未亡人...
対するモーガン・フリーマン演じる運転手は、ちょっとオトボケでしたたか...


当初、デイジーはプライドから、黒人が運転するクルマに乗ろうともせず、
自分のライフスタイルが乱されるのを嫌って、距離を保とうとするが、
黒人運転手の方は、そんなことは気にせず、根気強く彼女に接する。


映画シーン03


そんな、頑固者同士が、ときに皮肉を言い合い反目し合いながら、
やがて、人種の垣根を越えて"生涯の友"となって行く。


この作品は、孤独になりたくないのに、つい孤独に陥ってしまう人と、
孤独な人を、放っておけない人情家が織り成すヒューマンドラマだ。



この映画、機会があったら是非観て欲しい♪
砂浮琴の映画評価は、カテゴリーで初の星五つ★★★★★
(出た!遂に。)


さてさて、人は誰も年を取りたくて老いる人はいないし、
孤独になりたいと願って、孤独になる人もいないよ。
それでも、人が孤独になるのは、ほんの少し意地っ張りで、
ほんの一歩、踏み込むことをためらったからだと砂は思う。


そんな後悔を、皆んなはしちゃダッメだよ。
妙に今夜はシリアスだな...(笑)













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Last updated  2012.04.07 00:26:03
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