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ないものねだり

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2015.09.25
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カテゴリ:本を読もうよ♪
脳の知覚エラーなのか、思い込みは怖いもんだ。
本のタイトルが「火花」なのにとくると、
つい脳が花火と決めつけてしまう。


この小説は、熱海湾に打ちあがる花火から物語がはじまる。
なのに、どうして本のタイトルが「火花」なんだよ又吉よぉ。
火花と花火がややこしい。

手に取って、タイトルがスル~っと目に入って、
火花が花火に置き替わって、いつの間にやら...
♪眠りにつくかつかないか シーツの中の瞬間は
いつもあなたの事 考えてて~♪


あれっ?違う違う! それはaiko
しかも歌だし...

花火という曲はやたらと多い。
砂浮琴がおバカさんなだけじゃなく、そもそもそれが原因だ。

aiko浜田省吾TUBEレミオロメンLINDBERG木山祐策山崎まさよし
♪アジサイの季節が静かに終わり お日さまがキラキラ~♪の、うたいびとはねもそう。 

ローマ字でHanabiは、浜崎あゆみ
Mr.Childrenいきものがかりは、HANABIだっけか?
AI愛内里菜KARAの曲もあったな。

いや、そんな小ネタはどうでもイイ。
とにかく、そうだよ。「火花」を読み終えたんだ。

砂浮琴のコピーライター目線での率直な感想は、
又吉直樹の芥川受賞はアリだね!

冒頭の書き出し部分は、ちょいと肩に力が入った感じで、
わざわざ使わなくていいような、お堅い文体が鼻に突いたが、
少し読み進めると、彼自身の言葉に落ち着く。

そこからは、漫才師としての実体験が物語に深みを与える。
恐らく、彼でなければ描けなかったであろう世界に引き込まれ、
最後には登場人物の人間味にホロリとさせられた。


又吉直樹の観察眼に基づく、感情表現は豊かで味わいがある。
次回作が楽しみだ。










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Last updated  2015.09.30 17:48:46
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