「火花」じゃないほう...
ピースの又吉じゃない方というと、相方の綾部祐二だが、ネットで調べない限り覚えてなかったな...「火花」じゃない方というと、「スクラップ・アンド・ビルド」。MSNのネットニュースで、面白い記事をみつけた。同時に芥川賞を受賞した、又吉じゃない方の作家の記事だ。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【ハッピーブックキャンペーン ポイント10倍(2015/9/20?...価格:1,296円(税込、送料込)その作家のキャラが今、芸人以上に面白いと話題になって、メディア露出が激増中だという。「火花」じゃない方の作家は、羽田圭介氏29才。高校在学中に「黒冷水」で、文藝賞を受賞してデビュー。その後の作品で、芥川賞候補に二度ノミネートされたそうだ。そして今回、要介護老人とニートの青年を通して高齢化社会を描いた、「スクラップ・アンド・ビルド」でついに芥川賞をモノにした。羽田圭介氏の作品は、社会的なテーマを伏線にして、身近な人々の日常を独特の視点で描く作風で、“天才作家”と評される。天才と聞くと斜に構え、気難しく神経質そ~なイメージだが、そんな先入観は、芥川賞受賞の先輩作家の投稿で払拭される。それは、東京銀座のとあるカラオケBoxでの一コマ。芥川賞発表当日に催された、待ち会で撮られた羽田は、なんと聖飢魔IIのデーモン閣下の姿だった。その様子がTwitterなどで拡散し、話題となったという。「人生が変わる1分間の深イイ話」に出演した際も、前から自分も又吉の「火花」を薦めていたことを挙げ、「選考委員もなかなかセンスいい」と上から目線だったり、番組ゲストに「番号とか教えてくれませんか」とナンパ?近頃のバラエティ番組は、微塵の知性も感じない。アンガー●ズみたいな気色の悪い二人組や、不快なだけの毒舌、頭の悪いアイドル、リアクション芸人?らが幅を利かす。民放テレビそのものが、劣化の一途を辿るようだ。それに比べ、羽田には才能に裏打ちされたユーモアを感じる。喋れば奔放なトークだが、快活で聡明、しかも人間味もあるから、お笑い芸人以上にツボを知る作家だと思う。文筆業以外に、バラエティでも活躍するといい。こうなると、読むしかないでしょ!