テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:砂の魂のふるさと
そりゃあPop musicだってHipHopだって聴くし、Jazzも好き。 でも、小学校の授業で出合った、荒城の月は好きな歌だ。 ご存知のように、荒城の月は、瀧廉太郎の名曲に、 土井晩翠の詩がコラボした名作で、仙台の青葉城址、会津の鶴ヶ城、 そして瀧廉太郎の着想した大分の岡城址がモデルだといわれる。 さすがに、子供の頃は旋律だけで、詩の意味はピンとこなかったけれど、 大人になってからよさが解るようになった。 以前には、その価値を理解できなくても、 後になって、解ることって結構あるもんだ。 我家の家の庭だって、子供の頃はただの遊び場だった。 でもこれも、大人になって理解できたものの一つ。 庭は、凝り性の祖父が、庭師とともに手を加えたもの。 Baceとなった石組みは、桃山時代のものだという。 この辺りは、戦国時代の有力武士団の住居跡で、 旧地名では居屋敷という。 戦前、荒れ果てた物件を祖父が購入し、 少しずつ修復したものらしい。 祖父が他界して、もう四十年以上もの時が過ぎた。 そんな庭に、七十年以上前に祖父が植えた古い椿がある。 明日は、その椿と祖父の話をしよう... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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