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カテゴリ:砂的 映画あれこれ
2007年、映画「Queen」でアカデミー主演女優賞に輝いた、 ヘレン・ミレンが、女殺し屋ローズを演じる異色サスペンス。 殺し屋のローズは、実は癌に侵されてあと僅かの命。 彼女は引退して、残された時間を静かに送ろうと考えていた。 そこへ、シンジケートのボスから殺しの依頼が舞い込む。 ターゲットは、なんとボスの妻のヴィッキーだった。 ローズは、相棒で恋人でもあるマイキーと殺しに向かうが、 銃口を向けたとき、ヴィッキーが不意に破水してしまった。 ローズは、咄嗟にターゲットの出産を手伝い助けてしまう。 そこから、二人の運命の歯車は大きく動きだす... この映画を、今まで観なかったのが悔しく思えた。 一見、アクション映画の定番のような展開に思えるが、 演出がシュールで各場面の描写が何とも鮮烈な映画。 何より、劇中の音楽がとても素晴らしくムードを盛り上げ、 それぞれの場面を印象深くさせている。 アメリカでの原題名はSHADOW BOXER。 ローズの相棒役は「ダブル」のキューバ・グッディングJr。 寡黙ながら重過ぎず、軽快な存在感が秀逸だった。 映画のラストシーンはとても切ない... 砂浮琴的評価:★★★★☆ 実は先日、大腸癌の疑いで至急再検査が必要だといわれた。 こういう状況になると、過去や身辺の様々なことが気になる。 思えば、いつも強気で結構ドSな管理職だったから、 もっと優しく笑顔で接していれば、仕事しやすかったかなとか... 一昨夜、長電話のついでに元課長に問うてみると、 「Bossが笑顔だと、逆に不気味ですから...」だと。(笑) とりあえず、まな板の鯉。 先ずは再検査だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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