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ないものねだり

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2015.11.09
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カテゴリ:砂的 映画あれこれ

2005年 アメリカ映画

2007年、映画「Queen」でアカデミー主演女優賞に輝いた、
ヘレン・ミレンが、女殺し屋ローズを演じる異色サスペンス。 

殺し屋のローズは、実は癌に侵されてあと僅かの命。
彼女は引退して、残された時間を静かに送ろうと考えていた。
そこへ、シンジケートのボスから殺しの依頼が舞い込む。
ターゲットは、なんとボスの妻のヴィッキーだった。

ローズは、相棒で恋人でもあるマイキーと殺しに向かうが、
銃口を向けたとき、ヴィッキーが不意に破水してしまった。

ローズは、咄嗟にターゲットの出産を手伝い助けてしまう。
そこから、二人の運命の歯車は大きく動きだす...

この映画を、今まで観なかったのが悔しく思えた。
一見、アクション映画の定番のような展開に思えるが、
演出がシュールで各場面の描写が何とも鮮烈な映画。

何より、劇中の音楽がとても素晴らしくムードを盛り上げ、
それぞれの場面を印象深くさせている。

アメリカでの原題名はSHADOW BOXER


ローズの相棒役は「ダブル」のキューバ・グッディングJr
寡黙ながら重過ぎず、軽快な存在感が秀逸だった。
映画のラストシーンはとても切ない...

砂浮琴的評価:★★★★☆

実は先日、大腸癌の疑いで至急再検査が必要だといわれた。
こういう状況になると、過去や身辺の様々なことが気になる。

思えば、いつも強気で結構ドSな管理職だったから、
もっと優しく笑顔で接していれば、仕事しやすかったかなとか...

一昨夜、長電話のついでに元課長に問うてみると、
「Bossが笑顔だと、逆に不気味ですから...」だと。(笑)
とりあえず、まな板の鯉。 先ずは再検査だ。








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Last updated  2015.11.09 11:54:28
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