カテゴリ:旅のこと♪
1606年に創建された彦根城。 戦にそなえた装備や智恵がいたるところにちりばめられ、 考え抜かれて築かれたお城だそうですが、 結局、戦に使われることは一回もなかったそうです。 城主はずっと、近江彦根藩の井伊家とのこと。 最後から2番目の城主は、 幕末の江戸幕府で大老を務めた第15代藩主、井伊直弼。 藩政改革を実行して名君と呼ばれ、 吉田松陰も賛辞も惜しまなかったそう。 歴史で学んで知っていたのは、 日米修好通商条約に調印して、日本の開国近代化を断行。 これに反対した公家や皇族、藩主たちを粛清した<安政の大獄>と それによって多くの恨みをかったため、江戸城桜田門付近にて 水戸脱藩浪士の襲撃を受け暗殺されてしまった<桜田門外の変>、 ということでしたが、 それ以外の井伊直弼の生涯について、そして、 彦根城が今こうして現存のままに残っている理由を ボランティアガイドの方に丁寧に教えていただいて、 気づかされること、胸に響くことがたくさんありました。 「心底願ったことは、ベストのタイミングで必ず叶う。 だから焦らず急がずくさらずに。」 「強引さはすべてを失うことに。」 をよく理解できるエピソードも歴史からいただきました。(^-^) ところで今回、私たちは、はじめてボランティアガイドさんを お願いしたのですが、彦根城のみならず、彦根の地に関するさまざまな事柄を 教えていただけるので、ほんとうに良かったです! これからも旅先でお願いしようと思いました。 こちらは、井伊家の下屋敷である、国の名勝「玄宮園」。 のびやかな庭園内にとても癒されます♪ お茶室でのんびりお抹茶と美味しい和菓子ををいただきながら、 音一つない静かな空間で、ぼーっと穏やかに心地よく休み、 彦根城内を歩き回って疲れた足をゆっくり癒しました。 お茶室からの眺めです。(^-^) → その3につづきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.11.03 02:01:34
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