カテゴリ:旅のこと♪
世界遺産・平泉の観光スポットは、 東北新幹線の一ノ関駅から、JR東北本線に乗り換え、 約9分のところにある平泉駅からまわりました。 8つの主だった史跡・名勝をめぐる巡回バス「るんるんバス」が 15分間隔で運行されていて、とても便利です。 (一日乗車券は、400円でした。) 平泉文化は、平安後期(11~12世紀)に、 奥州藤原氏の初代・清衡(きよひら)と、その子どもの基衡(もとひら)、 孫の秀衡(ひでひら)が、およそ100年にわたって築いた文化とのこと。 それは、「仏の教えによる平和的な理想社会」を具現化しようとしたものだそうです。 ひとたびこの境内に入り詣でれば、 ひとりも漏れなく仏さまに頭をなでていただけて、 その功徳をじかに受けることができるのだ、といわれていたのだそう。 広大な境内に点在するたくさんの寺社とお堂。 一つの史跡・名勝をめぐるだけで、足がくたくたになるほどでした!笑 私たちは、毛越寺(もうつうじ)、中尊寺、高館義経堂をまわるので精一杯。 体力的にも時間的にも、ぎりぎりでした。(^-^) 初代・清衡(きよひら)が建立したのが、中尊寺。 中尊寺は、比叡山延暦寺の高僧・慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれ 清衡によって大規模な堂塔伽藍の建立・造営がなされたとのこと。 本堂 弁慶堂 経堂 樹齢300~400年くらいの杉並木がつづく厳かな月見坂で 出逢った四本杉。(家族杉かな~!?) 子どもの基衡(もとひら)が建立したのは、薬師如来を本尊とする毛越寺(もうつうじ)。 優美で華やかな浄土庭園は、浄土の世界を地上に表現したものだそう。 堂行堂の前にいらした地蔵菩薩さま。 穏やかなエネルギーに満ちていて、心洗われました。 大泉が池 思わず、義母、夫、私の3人で抱きついてしまった力強い杉。 義姉がその光景を冷静に写真におさめていて、あとで大笑いしました! 孫の秀衡(ひでひら)が建立したのは、阿弥陀如来を本尊とする無量光院で、 宇治の平等院鳳凰堂にならったのだそうです。 (時間がなくて、こちらには行けませんでした。) * その後、奥州藤原氏は、第四代泰衡(やすひら)のときに、 源頼朝に攻められ、滅亡してしまいます。 厳かで華やか、穏やかな静けさ、 そして優雅でゆったりとしたエネルギーにあふれながらも、 どこか切なく、儚げな澄んだ優しさに満ちたところのように感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.08 01:38:09
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