カテゴリ:旅のこと♪
旅は、日常からはるか遠く離れた異次元空間へ、 さらりと連れていってくれるなぁといつも感じます。 この旅の5日間は、毎日、自然界の深く雄大なパワーにつつまれ、 夕方16時過ぎには宿に入って温泉を満喫し、 18時半過ぎからは夕食を。 美味しい地のものをもりもりいただいたあと、 本を読んだりテレビを見たり夫と語り合ったりして、 24時前には就寝、という日々でした。 毎日、笑って、はしゃいで、感動して、感無量になって。 次々と湧き出てくる気づきや発見を楽しみながら、 至福の時間を過ごしておりました。 ただ、そこから眺めるいつもの日常は、 驚くほど愛おしくてキラキラ輝いていて、 毎日、笑ってばかりいるわけではないけれど、 旅先で感じる以上の感動や幸せがつまっていることを深く深く感じていました。 いつもの日常がはじまった今、あらためて、 この日々を生きていけることに胸が熱くなるほどの幸せと感謝の気持ちを 感じる毎日です。(^-^) * 今回の旅は、夫の 「九州に行きたい!行ったことのある熊本以外なら、どこでも!」 というリクエストから計画が始まりました。 「それなら鹿児島に行きたい!」という私の希望に、 「鹿児島にいくなら宮崎も!」という夫の要望が重なり、 四泊5日のスケジュールを組みました。 なぜ鹿児島か…というと、 5年前からずっと逢いたいと願っていた大クスノキがいたからです。 夫は「その土地の雰囲気が味わえて、地元の美味しい食事が楽しめればなんでもいい」 というスタンスのため、観光する場所は私におまかせ状態。 それをいいことに、自分の行きたいところばかりを選んでしまいました!笑 * 初日は、昼過ぎに鹿児島空港へ到着してすぐ、 レンタカーを借りて、高千穂河原へ向かいました。 高千穂河原は、旧霧島神宮跡となります。 霧島神宮は、もともと霧島連峰の「高千穂峰」と「御鉢」噴火口との中間である 脊門丘(せとお)という所にあったそうですが、 「御鉢」の噴火により焼失したため、 西暦947年に、天台宗の名僧性空上人によって、 この地に移されたそうです。 それから「御鉢」が大噴火する西暦1234年までの約300年間、 霧島神宮のあった聖地とのこと。 今も、毎年11月10日の夕刻に、天孫降臨の神籬斎場として 祭祀「天孫降臨御神火祭」が執り行われているそうです。 こちらは今の霧島神宮です。 高千穂河原は、ここから車で15分ほど登ったところにありました。 途中の林道も、清々しくて、驚くほど心地よかったです。 邪気がぐんぐん払われ、エネルギーが洗い清められ、 心も体ものびのびと軽くなっていくような感覚をおぼえるほどです。 駐車場に到着し、一の鳥居をくぐって、このような参道をすすんでいくと 5分もしないうちに、二の鳥居が見えてきます。 (奥に見えるのが「御鉢」。右奥には「高千穂連峰」がありました。) 二の鳥居の先は、、。 場のエネルギーが驚くほど研ぎ澄まされていて、 畏怖の念を感じるくらいの清らかさに満ちています。 厳かで、孤高の静けさに満ちた、強い強い場所。 強制的に浄化され、奥の奥にある神聖な部分が すっと引き出されていくような感覚をおぼえます。 夫は、急激な眠気に襲われ、 私は、感覚のすべてが張りつめ、とがっていくのを感じました。 のちに夫は、「あんなに急に眠気に襲われて、不思議だった。 まるで魔法をかけられたかのような感じで。」と言っていて、、、 クールな現実主義者の夫の発言とは思えず、ビックリ!笑 ほんとうに不思議な感覚をおぼえた素敵な場所でした。 でも、ここを訪れた後に夫の体調が劇的に回復したため、 夫は、身も心も驚くほど軽くなったと大変喜んでいました。(^-^) * この不思議な感覚がどうしても忘れられず、 もう一度行きたいと夫にお願いして、翌朝も訪れることに。 ところが、昨日とぜんぜん違うエネルギーを感じ、驚いてしまいました。 別の場所ではないか、と思ってしまうくらいです。 洗い清められる感覚は変わらないけれど、 心身エネルギーの奥底に、パワーが充電され、 すべてが覚醒していくような感じでしょうか。 澄んだ軽やかな清らかさと、 望む力をなんでも授けてくれるような深い温かさを、 ただひたすら感じていました。 そして、こんなにも感じ方が違うのは、私たちの心身から 「邪」が消えたからかもしれないねー、と夫と笑い合っていました。笑 ここから日本中に、光のシャワーが降りそそがれているような、 そんな気もして、そうだったらいいなと心から思っていました。 旅の初日からここを訪れることができて、とても幸せでした! * ところで、駐車場の隅には、 噴火の際に噴石や軽石、火山灰から身を守るための避難壕がありました。 霧島連峰は活火山だそうで、 2011年1月26日には約300年ぶりに、 霧島連峰の中央部にある「新燃岳」で大規模な噴火が始まり、 2月14日の爆発的噴火では約10キロ以上離れた土地まで、 火山レキが飛んだそうです。 この高千穂河原にも大量の軽石と火山灰が積もった、とありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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