カテゴリ:人の魅力
日頃あまりテレビは見ませんが、これだけは見るという番組があります。
NHKのプロフェッショナルと篤姫です。 昨日の篤姫には参考になることがいろいろとありました。 あなたのクリックをご協力ください。ありがとうございます!! 小松帯刀が島津久光へ言った言葉 「今、藩にとって大切なのは、藩の方向性を明確にし、それをどう伝えるかです。」 これは、そのまま、現代のリーダーに求められていることと同じですね。 まず方向性が定まっていないと、みんなが迷います。 そして、方向性が定まっていても、その伝え方次第で、皆の動きが変わります。 “誠忠士の面々へ”と綴られた藩主の思慮深い配慮ある言葉に、 脱藩しようとしていた武士たちは、 「我々に、助けを願うと言うちょられる。こいを無視することはできん。」 と、意気盛んに江戸へ行こうとしていた気持ちを鞘に収めます。 ・方向性を示す ・誠実な真摯な伝え方をする この2点はリーダーである人にとって、現代にも通じる大切なことですね。 また、昨夜は篤姫の態度にも、器の大きさを感じました。 次から次に弾圧を行う井伊直弼のことを快く思っていない篤姫。 しかし、彼女は井伊直弼の入れたお茶を、本当においしいと言います。 普通は、”坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”となりがちですが、 「そちのやっていることと、点てた茶は別物じゃ。 このように上手い茶を飲んだのは初めてじゃ。」と、 相手への感情と、相手の立てた茶を別物として扱います。 そして、その態度に井伊直弼は感服した様子を見せます。 また、篤姫もそこで初めて聴いた井伊の言葉に、 双方の意見を聞くことの大切さをあらためて感じるシーンがありました。 とかく自分の立場や考えだけに固執してしまい、正反対の立場のひとのことを 理解しようとはしない、したくないというのがありがちなことですが、 相手がどのように考え、感じ、行動をしているのかと考える度量を 持てば、まったく違った解決策が見えてきたりします。 そして、平和な解決策につながるのではないかと思います。 篤姫に関する本は何も読んでいないので何も知らないのですが、 これから大政奉還へ向けて篤姫がどう考え、どう行動するのかを知るのが楽しみです。 きっと彼女ならではの、器の大きいリーダーシップを発揮するのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月11日 14時27分33秒
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