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テーマ:今日の出来事(291372)
カテゴリ:べんきょー
iPS細胞、作製効率100倍にという、面白そうな見出しがyahooニュースにあったので、
どんな記事だろうと思い、見てみた黒山羊です。 iPS細胞、作製効率百倍…京大・山中教授ら うろ覚えの知識ながら、iPS作製の際に、 細胞をiPS細胞とする効率が悪いことが、現状の問題の1つとしてあったと思います。 その問題が多少解決されたのかな、 どのように解決されたのだろうと思い、興味を持ちました。 まー、 このような研究は間違いなくnatureだろうなー、と。 後で詳しく読んでみないと、なんともいえないのですが、 (Suppression of induced pluripotent stem cell generation by the p53-p21 pathway Hyenjong Hong Keisuke Okita & Shinya Yamanaka et al:Nature advance online publication 9 August 2009 )(http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature08235.html) p53が大事だったんですね。(p53-p21なんだー) p53とは、 記事にも簡単に紹介されていますが、 細胞のDNAが損傷を受けたりしたときに、損傷の修復に働いたり、 損傷が酷すぎる場合には、細胞を自ら殺させるように働くことが分かっている遺伝子です。 がん研究においては、 全てがんでみるとは、この遺伝子へ変異が50%以上見られるだったかな・・・ がん以外の研究においても、非常にメジャーな遺伝子です。 p53の機能を落とすことで、作製効率があがった。 ということをニュースの記事では述べていました。 というと、これは、 iPSにしようとすると、iPS化は細胞自体にストレスがかかっているということを暗に示唆していないか?と。 作製時のみだけ限定して、ストレスを発生させない方法が見つかれば、 もうちょっと効率が上がるのではないか?と考えたのと同時に、 やっぱ、無理に若返らせるって、そりゃー細胞も嫌がるわなぁーとも思った黒山羊でした。 P.S. そういえば、かかねば・・・(ry お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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