XTC
パンク~ニューウェイヴ以降で私が最も敬愛するバンド、XTC。 聴き始めたきっかけは高校時代、『MUMMER』発売時に音楽雑誌のディスクレビューで興味を持ったコト。 ただし、当時の私はプログレにハマっており、なけなしの小遣いで買うのはもっぱらジェネシスやピンク・フロイド等のアルバムでした。 で、XTCについては、とりあえずFMで『MUMMER』からの何曲かをエアチェックしたところ気に入り、その後貸しレコード屋で借りました。さらに続く『BIG EXPRESS』も同様。 しかし、その後都内の大学に進学したのをきっかけに、中古盤屋巡りをするようになり、旧譜もあっという間に全部集めました。 彼らのアルバムはどれもサイコーですが、あの頃イチバン繰り返し聴いていたのは4thアルバム『BLACK SEA』だと思います。 スティーヴ・リリィホワイトのプロデュースで、ゲイトリヴァーブによるドシャバシャしたドラムが炸裂し、それに乗ったギターもめちゃめちゃソリッド。ともかく全編通して怒濤の勢いです。 思えば大学時代、これをカセットテープに録ってウォークマンで聴きながら、毎日都内を闊歩したものでした。 そんなわけで、未だに冒頭の「RESPECTABLE STREET」のイントロのギターを聴くたびに血湧き肉躍ります。