クリクリの何が美味いかい！

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• 楽しいお酒は楽しい会話とセットかな？

  ちょっと前になりますが、思いがけなく楽しいお酒と素敵な会話を楽しみました。この2つが重なることって少ないんですけどね。これは、知り合いの人がやっている貸スペースで、1週間分くらいのスケジュールがメールで送られてくるのですが、「落ち込んだ時に1分間で元気になれる・・・・」という（ちょっと違ったかな？）内容のワークショップがあるのを見つけて、これは面白そうと思って参加しました。最初は場違いなところへ来てしまったな！と後悔気味だったのですが、そこで知りあった女性たちが明るくて、話が面白くて、あんなに笑ったのは久しぶりでした。この集まりは心理カウンセラーの先生の出版記念パーティ＆セミナーで、参加者はほとんどが生徒や助手、出版社の関係者でした。私のテーブルで一緒になった女性2人も、カウンセラーの教室に通っていて、先生直前の人たち。カウンセラーになろうとする人がすべて何らかの悩みをもっている訳ではありませんが、彼女たちの話を聞いていると親子の関係で悩み、このセミナーを受講して親子関係が改善されて本当に良かったと話していました。印象的だったのは、胸が傷むほど悩んでいる時、その悩みの基準をワンランク、ツーランク下げてみると楽になるということでした。極端に言えば、今、ここに生きていることに感謝できたらそのほかの悩みなんて関係ないということですね。良く言うじゃないですか。瓶の中にお酒が半分入っていてそれを「半分しかない」と考えるか、それとも「まだ半分もある」と考えるかで受け止め方がまったく違うとね。もちろん、そう簡単にすべての悩みが解決する訳ではありませんがこの方法で考えられたら悩まなくても済むことが多いんですよ。これは本当に楽です。だから、その日、一緒におしゃべりした方達とはすべてプラス思考で話しているから面白くって、お酒は美味しくって最高でした。彼女たちとは今後もまた会おうねと約束しました。近々、旬の美味しいものを食べる会を開く予定です。こうやって仲の良いお友達ができていったら楽しいですね。昨年の秋にストレスとワークオーバーから病気になり、それが気力も減退させたのでしょう。悩みっぱなしでした。でも、何とか楽になる方法があるんじゃないかと探していたんです。そういう時に、このセミナーの案内を見つけました。きっと神様が悩んでいる私に手を差し伸べてくれたと思っています。感謝しています。これから少しづつ元気を取り戻せると思います。

  2005年08月11日

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  これ、何の花か分かりますか？

  ちょっとお久しぶりのブログです。台風が過ぎてからの東京地方は本当に暑いです。今日も気温はグングン上がり34℃近くまで上がっているのではないかな？ちなみに、私の事務所の温度は39℃です。クーラーに弱いのでドライに設定していますがさずがに39℃は暑いです。昨日は42℃でした。話は変わり、そんな暑い夏になるときれいな花を咲かせ、そのあとから美味しい実をつける夏野菜たち。健気なくらい美しい花を咲かせるのです。先日のナスの花も紫色の花びらを目一杯広げて花粉を受粉しようと頑張っています。そして、下記の花も薄～いクリーム色の花びらで中心部分は濃いえび茶色。この花が初めて咲いたのを見たときはあまりの美しさと可憐さに震えが来るほど感動しました。嘘でしょう、こんなに美しい花があの野菜になるの？？？？ってね。 ハイハイ、知っている人は知っています。回答はオクラです。花の後ろに尖ったオクラが写っているでしょう。これが花が咲き終わった後のオクラなのです。野菜の花は見ていて飽きないです。観賞用の花より実をつける花の方が貪欲のような気がします。多分、子孫を残すという生物の本能そのものが強いのだと思います。

  2005年07月29日

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• 今日のランチは稲荷の醤油ラーメン。

  ラーメンは食べ物の中ではNO5に入るくらい好きですが、オタクと言われるほどではありません。オタクは男性の方が多いですね。さて、1週間前に世田谷の経堂はラーメン激戦区と言って何店か紹介しました。その時、ある方から「経堂のラーメンといったら＜稲荷＞でしょう」というコメントをいただき、「そうか、行っていなかった」。本日、思い立って行ってきました。ご主人一人でやっている店で、朝から作ったスープが無くなったらお店は終わりという店なので、閉まっているかもかも知れないと戦々恐々しながら地図を見ながら行ってきました。運良く、店は営業中ですぐに座れました。店内は9人しか座れない小さな店。お客のいるスペースとほぼ同じくらいのスペースが調理場です。この店の売り物は「つけ麺」のようですが私はそれより普通の醤油ラーメンが好きなのでそれを頼みました。両隣りの男性はつけ麺を注文していましたが麺は結構太めです。醤油ラーメンの麺はそれよりは細目ですがしっかりとコシがありツルツル感も抜群。スープは魚出汁が効いていて、さらに濃厚。しっかりとしたスープの味です。チャーシューは豚の角煮を小さく切り分けたものが何個か入っていますが、これもしっかりと煮てあります。マジに美味しかったです。何たって食べ終わった後の後味がスッキリしているので化学調味料などは一切使用していないのでしょうね。ご主人は真面目そうな男性で、お愛想も言いませんが自然体で雰囲気の良い人のようでした。経堂に来られたら食べてみる価値、絶対にあります。クリクリの個人お薦め度★★★★★

  2005年06月22日

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• 本日のテーマはラーメン。経堂ラーメン戦争です。

  私の事務所のある世田谷区経堂地区は今やラーメン激戦地区と言われており、話題の店だけでも5店舗ほどあります。事務所のある本町通り商店街はあまり商店街になっていないのですが、力（リキ）を入れて頑張っているラーメン屋が2店。九州ラーメンの＜きらら＞と味噌ラーメンのスタミナ麺で売り出した札幌ラーメン系の＜経堂　虎＞。私は九州ラーメン系の豚骨スープが駄目なので＜きらら＞は入ったことはありませんが、結構お客さんが来ているのでそこそこ美味しいのでしょう。きららがオープンする前は＜ろく味＞という室蘭ラーメンの店だったのですが、これはひどかったです。豚骨スープの臭いがあまりにも臭くて食べられないほど。いつまで続くかなと思っていたら以外や以外に3年ほども続き、ある日突然夜逃げしてしまいました。店も冷蔵庫の中も材料も前日閉店したまま居なくなってしまったので大家さんが大変だったと近くの商店街の人が行ってました。これは噂話ね（笑）個人お薦め度　食べていないので分からないゴメン＜経堂　虎＞はスープが美味しい。ギョウザもすご～く美味しいけれど小さくて値段が高いのが難点かな。でも、良い材料を使っているのだと思います。それほど美味しいんです。個人お薦め度★★★駅の近くには昔から有名な＜はるばる亭＞、昨年オープンしたつけ麺の＜大勝軒＞。駅からスズラン通り商店街を5～6分ほど歩いたところにある＜季織亭＞などがあります。昔から有名な＜はるばる亭＞はラーメン屋というよりは居酒屋にラーメンがあるという店で、ほとんど常連客でいっぱい。イスも5脚くらいしかないのでいつ行っても満員で、運よく座れたとしても一見客はものの見事に無視されます。そこでめげると常連客にはなれないのです。個人お薦め度★駅の線路沿いにある道にある＜大勝軒＞は池袋大将軒の弟子だった人が開店した店でサービスは抜群です。美味しさは好みのあるので何とも言えませんが、池袋大将軒の味が好きならばこの店の味はOKでしょうね。個人お薦め度★スズラン商店街にある＜季織亭＞はお昼は有機栽培野菜や無添加の肉・魚加工品などで作るお弁当屋さん。お値段の割には美味しいので時々買いに行っていたら、いつの間にかラーメン屋さんになっていました。ご主人がラーメン好きで趣味が高じたと聞いています。結構行けます。個人お薦め度★★★★たかがラーメン、されどラーメンでラーメンブームは結構長く続いています。でも、スープの味は好みなのでこれが一番！とは言い切れないです。皆さんも経堂へラーメンを食べに来ませんか？楽しめますよ。

  2005年06月15日

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• 行楽日和の一日にお仕事！！！

  ゴールデンウィークのまっただ中、それでいて平日の今日。世間は大型連休の真っ最中で長いところは14日間連続でお休みという会社もあるらしい。私は一人で会社をやっているからお休みにしても良いのにどうしても出なければならないちょっとした用事のために事務所に出てきて仕事をしています。ラジオのFM放送を聞きながら仕事をしていると「今日の日中は穏やかな気温で行楽日和の一日です。夜もお天気は崩れないのでお出かけにぴったりですね」と云っていました。そうか、みんなお出かけしているんだ。と思うと、仕事をしている自分がちと情けなくなりました。ちょっとした用事なんかほっておいて、遊びに行けば良かったかな？皆さんはどうしていますか？仕事やっている人いますよね。普通の人が遊んでいるとき仕事している人は大勢いますもの。今、ラジオから女性のジャズシンガーのミュージックが流れてきました。すご～く雰囲気いいんです。ウイスキーのロックなどを傾けたくなるほど素敵。今日はここらで帰るとします。

  2005年05月02日

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  竹の子もこの寒さでまだ顔を出しません。

  本来ならば先週の10日くらいには出荷が始まるはずの宮崎の竹の子も今年の寒さでまだ連絡が入りません。同じように九州の新玉葱も、昨年はとっくに出回っていたのに今年は寒さのせいで実の成り方が遅く、量が出せないと連絡が入りました。千葉の無農薬栽培の春キャベツは寒さで葉が巻かないために品質の劣化が激しかったとのこと。前回書きましたが、淡路の春キャベツも出荷時期が3週間ほど遅れています。昨年の玉葱は苗の定植時に集中豪雨があり、苗がすべて流されてしまうほどの被害がありました。再度定植したものとかろうじて助かったものと半々でした。しかし、種まきや定植時の天候はとっても大切で、この時期を逃すと良い作物が出来ないのです。玉葱も乾燥した土で育ったものは腐れが生じたとのことで、終了時期が1ヶ月も早まりました。去年は前代未聞の台風ラッシュだったし、異常高温が続いたし、今年も変なお天気が続いているしね、どうなるかな？まさしく二酸化炭素による地球温暖化の影響でしょうね。畑や田んぼだけでなく、山も川も海も自然界すべてがおかしくなっているようです。 今年もこの写真のように、しっかりと巻いた美味しいキャベツが出来てくると良いな～と祈ってます。

  2005年03月15日

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  最近、美味しいおみそ汁食べてますか？

  今日、新潟から手作り味噌を作っている生産者の峯村さんが来社されました。昨年、徹底的にこだわった味噌を作ったのですが本日は、販売方法についての相談に来られたのです。私はこの味噌を「超こだわり味噌」と云っていますが、何がこだわりなのかと言うと、1.自家製の無農薬大豆を使っています。2.自家製の減農薬の米を使っています。3.自家製の麹菌(こうじきん）を使っています。4.塩田・平釜製法で作った高価な天日塩を使っています。5.じっくりと1年間、熟成させました。峯村さんは毎日三食共、おみそ汁を飲んでいる大のみそ汁好き。おかずに豚汁がついていても別にみそ汁を飲むと云います。（お腹がガポガポになりそうね）そして、今回の味噌は地元の農業試験所で麹菌を作っている黒田さんというおじいちゃんと一緒に作りましたが、きっかけは黒田さんがすでに高齢なので今、麹の作り方を習っておかないと数年先では間に合わなくなると思ったからとのこと。今回作った味噌は峯村さんが作っている無農薬大豆と減農薬の米を使っており、原材料にこだわったから、塩も麹もこだわろうと思ったとのこと。本当にまろやかで風味豊かな味噌です。美味しい味噌は結構ありますが、この味噌のレベルはちょっと違います。召し上がってみるとその違いが分かりますよ。

  2005年03月11日

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  果汁たっぷりの清見オレンジはいかが？

  今日の東京地方は思いがけない雪模様。3月に入ってから1cm以上の積雪があった日は98年以来7年ぶりとのことです。一昨日、長野へ行ってきました。雪はチラホラと降る程度でお天気でしたが、最高気温は2度くらいしかなくて寒かったです。長野は寒かったと云いながら帰ってきて2日後、何と東京でも雪。明日も明後日も低気圧が関東地方まで来ているので寒い日が続くとのこと。気分的にはそろそろ春なのにね。さて、ほとんどの日本女性が好きなみかん類のお知らせです。清見オレンジは日本の温州みかんと外国産のトロピタオレンジを交配させて出来た新しいオレンジで、生のままでもフレッシュジュースとしても瑞々しい果汁を心ゆくまで楽しめます。和歌山の岩本さんの清見オレンジはエコファーム認定を受けている特別栽培品。通常栽培の1/2の農薬使用量で有機肥料中心で柑橘栽培をしています。できるだけ農薬を使わないで栽培するには病害虫に強い木を作ることが一番大切と云います。そのためには肥沃な土を作り、有機質の肥料を与えることです。そして、美味しいと云われるような食味を良くするためにいろいろな有機質のミネラルを与えます。ですから、岩本さんのみかん類は甘くて旨みがあり、瑞々しい果汁たっぷりです。○みかんの効用について□みかんの実には・免疫力をアップするビタミンＣ・疲労回復するクエン酸・ガン予防効果が期待されるβクルプトキサンチン　□みかんの袋、スジには・便秘解消に有効な「食物繊維」が・血管と血液を元気にする「ヘスペリジン」が□みかんの香りには・眠気を覚まし、頭をスッキリさせる覚醒効果・ストレスにより減少した抗体を回復させ、免疫力をアップさせる効果　・一日2個のみかんを食べれば一日のビタミンCの必要量が摂取できます。・袋もスジも食べれば食物繊維が4倍多く摂れます。・夏場は生でなくても、ジュースで補いましょう。みかん類にはこんなに効用があるんです。これ以外に肌のトラブルを防ぐ効果もありますよ。

  2005年03月04日

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  花粉症対策してますか？

  花粉症は昨年まで何ともなかった人が、今年になって突然症状が出始めるという困った病気。ただし、花粉の飛散が落ち着くととたんに症状が無くなってしまうという何だか不思議な病気です。でも、くしゃみは出るは、鼻は止まらないは、涙目で変に誤解を受けるは（笑）、そのうち微熱まで出てくるようになると、もう休養ですね。今年の花粉の飛散量は史上最大と云われています。今は気温が上がったり下がったりで「風邪ひいちゃった」という人が多いのですが、これがちょっと暖かい日が続くと、もう駄目です。花粉症です。対策方法についてちょっとまとめました。□家庭でできる花粉症対策＜2＞1.「鼻で呼吸しましょう」　口呼吸をすると花粉を吸い込んでしまうからです。2.食事は良く噛んで食べましょう　食べ物をよく噛んで食べることで唾液の分泌を促し口中の洗浄も行います。3.よく寝ましょう　十分な睡眠は体の隅々まで血液を行き渡らせて疲労回復を促します。　4..暖かいものを飲みましょう　冷たいものを体内に入れると胃腸の消化力と吸収力が落ちて栄養分の吸収が悪　くなります。必然的に白血球や赤血球の機能が低下して症状を悪化させます。暖かい飲み物にはネイティブインディアンのハーブティーがお薦めです。昔から、花粉症にはハーブティーが効くと云われていましたが、このハーブティーはアメリカインディアンの居留地に自生する天然ハーブで作ったティーです。インディアン以外人がほとんど入らない丸ごと自然の中で育まれたハーブには、不思議なエネルギーとパワーがたっぷりと含まれています。ビタミンCや粘膜の炎症を抑える成分、免疫力を高める成分などいろいろな成分がミックスされています。薬とは違いますから即効性は薄いかも知れませんが、穏やかに効いてきます。そして、しばらく飲み続けると翌年、花粉症の症状が軽くなっているのに気づくでしょう。自然の力というのはそういうものなのです。そして、緊急を要する病気以外はこのような自然治癒力を促すものの方が良いのではないかと思います。

  2005年02月21日

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  柔らかくてフワフワでしっとり、手作りパンです。

  本日のおやつは手作りパン。残念ながら、私が作ったパンではありません。土曜日に友人から紹介された埼玉のパン屋さんに取材に伺いました。ここ数年のパンブームで、都会だけでなく地方にも郊外にも様々なパン屋さんが進出しています。もちろん、昔から量産している００パンといったメーカーさんもそれなりに美味しいパンを作ろうと頑張っています。それぞれに工夫があって美味しいのですが、神谷さんのパンはほのかな甘味に香しい風味、そしてパンの身はしっとりとして柔らかくて、もう愛情すら感じてしまうほどに美味しいのです。 神谷さんのパンは「粉の持ち味を生かしたパン」。今流行のパンは小麦粉だけでなくミルクや卵、バターなどいろいろな材料が入っています。そういったパンは口当たりが良くてもちろん、美味しいのです。でも、味が濃いから食べている間に飽きが来るんです。ところが神谷さんのパンはさっぱりとした小麦粉の風味と甘味が生きていて、何枚食べても「もう一枚」です。 トーストすると香ばしい風味が加わってまた別の美味しさ。このパンはフラックスシードという種を入れたパン。フラックスシードに含まれるリグナンという成分はガンの予防や更年期障害の抑制に効果があると云われています。そして、この種は水を含ませると水がゼリー状になってくるんです。だから、パンもしっとりと柔らかく焼き上がります。私はしばらくこのパンから離れられなくなるかも知れません。なぜなら、毎日食べても全然飽きないのです。来月以降、旬の食卓便でご案内していく予定です。

  2005年02月14日

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  東京にもこんなに美しい川がありました。

  本当は今日あった出来事について書くのでしょうが、実は昨日の話です。昨日、友人が最近引っ越した西東京市へ初めて言ってきました。町村合併の奔りのような西東京市は以前は田無市と保谷市の2市で、それが5～6年ほど前に合併して出来た市です。東京都下とは云え、池袋まで急行で20分ほどの所ですから、それほど田舎ではないのですが、武蔵野の面影が随所に残っています。友人が遊びに来るようにと誘った理由の一つが写真にある小川です。鴨や白鷺（昨日はいなかった）が何羽も泳いでいてとても美しい川だから見に来るようにとの話だったのです。ひばりが丘駅からのどかな畑が広がる武蔵野の平野を車で20分くらい行き、氷川神社の入り口にその川がありました。でも、小川です。小さな川ですが「ハッ！」とするほど美しく、水が透明なのです。何羽もの鴨がじっと水の上で浮かんでいます。寒いから動くのが嫌なのかな？と思いましたが、ただ休んでいるだけのようでした。しかし、「どうして、東京でこんなに川の水が美しいの」と驚くばかりです。 そこで、小川に沿って上流に歩いていくと案内板が見えてきました。そこにはこの川は落合川の支川にあたり、湧泉であると書かれていました。川の水を見ていると、川の砂が上に浮き上がってくるのが見えます。まさしく湧き水でした。だから、こんなに透明感があって美しかったんですね。 そして、小川の中には「渡って良いよ」と云わんばかりに石がいくつか置かれていました。ちょっと足下が危なっかしいかな？と思いながらも、云ってみたくなるような石の置き方です。誘惑に狩られて石に乗り、対岸に上ろうとした時です。右足は上がったのに左足が植物の根にひっかかって思わず前につんのめりました。「痛い～」と思った時、首からぶらさげていたカメラが地面にぶつかってしまったのです。手や足の痛さよりも「レンズ割れなかったかしら」「カメラ壊れなかったかしら」の思いの方が強く、思わずレンズを覗くとズーム状態に飛び出ていたレンズが曲っているではありませんか。「キャ～！！どうしよう」恐る恐る、レンズ部分を右に左に動かして真っすぐにしたら、どうにか中に入ってくれました。その後、駅前のレストランでお茶を飲みに入った時、化粧室で試しに撮ったのが下の写真です。ズームアウトとズームインのスイッチを右に左にと動かしてレンズがスムーズに動くのを確認し、鏡に映った自分をテスト的に撮影したのです。これまでの一眼レフカメラだったら完全にレンズが狂っているでしょうね。デジカメって丈夫（？）なのね。美しい小川は見れたし、カメラは大丈夫だったし、久しぶりに友人と積もる話をして、彼女の美味しい手料理を食べられたし、充実した休日でした。暖かくなったら再度行きたい場所です。

  2005年02月07日

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  今日のおやつはデニッシュパンだよ。

  甘いものが苦手な私は、おやつというものをほとんど口にしませんでした。しかし、2週間前に止むなく禁煙を始めてからは何とも口寂しくて、たま～におやつを食べるようになりました。本日、事務所近くのパン屋さんの前を通りかかったら焼き立て００００という名前で実演販売していました。そこで、ちょっと美味しそうだったので2本買いました。お値段は1本105円。ちょっと洒落た名前がついていたのですが忘れてしまいました。 焼くときに砂糖の塊をまぶしながら焼くのでしょうね、パンの表面に埋まっていて甘いです。生地の部分はデニッシュなので千切ろうとすると生地がグンと伸びてきます。バターの風味もあって結構美味しいです。でも、こういうものばかりおやつに食べていると太ってしまうかも知れません。気をつけないとね。

  2005年02月04日

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  2月はコレが旨いよ！

  松の内が過ぎたな～と思っていたら、早くも2月に入ってしまいました。昨日から全国的な寒波が日本列島を包んでいるようで、各地から雪の話が舞い込んできます。さて、2月と言えばそろそろ梅の開花便りが聞こえて来そうな気配がありますが、実際の2月は一年中で一番寒くて、雪国だったら降雪量が一番多いのも2月です。だから、2月はまだ冬なのです。ということは、身体もまだ冬状態ですから、食べ物も寒さに負けないようにしっかりと暖まるモノが必要ということなんですね。ということで、今回は2月の食べ物についてのお話を少々・・・。●皆さんも大好きな柑橘類についてミカンを始めとした柑橘類は温暖な地域でしか出来ません。東北・北海道でミカンが取れるって聞いたことないでしょう？多分、神奈川と静岡県の堺目ぐらいが柑橘類栽培の北限だろうと思います。ミカンは早いところで10月中旬くらいから収穫が始まり、極早生（ごくわせ）・中早生（なかわせ）・晩生（おくて）・中晩生（なかおくて）・極晩生（ごくおくて）というかな？何回か品種が変わりながら2月上旬ぐらいまでがシーズンです。（ハウスミカンは別ですよ）そして、2月に入るとミカンに代わって伊予柑、デコポン、ポンカン、清見オレンジ、甘夏、日向ナツといった具合に5月ぐらいまで次々に続きます。そうそう、四国の文旦は11月～12月にかけて出てきますね。ハウスモノはもうちょっと早いかな。柑橘類はなんだかんだと言いながらも7ヶ月くらいはあるんですね。それ以外にハウスものもありますから、年間通すと柑橘類がない時期は2～3ヶ月くらいのものなんですね。柑橘類にはクエン酸とビタミンＣがたっぷりと含まれていて、肌のトラブル防止や解消に大いに役立ちます。美しいお肌を保ちたいならば柑橘類をたっぷり取ることですね。100年以上、無農薬の畑で作る柑橘セット。味が濃くて虜（とりこ）になりそうです。 ●好きな人は目がなくなる牡蛎について各季節には＜００の風物詩＞と言われる食材がありますが、冬は何だと思いますか？タラ？フグ？カニ？いいえ牡蛎です。牡蛎は海のミルクと言われるほど栄養価が高い貝類でいろいろな栄養分がバランス良く含まれていると同時に牡蛎にしかないというか、牡蛎に大量に含まれているものがあります。・まずはタウリンです。タウリンは血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす作用があり、そのことにより肝臓の機能性を高める働きがあります。・亜鉛です。亜鉛を含む食材は少なくて、代表的なのがこの牡蛎です。亜鉛不足になると食べ物の味が分からなくなる味覚障害を起こしますし、男性ならば男性機能が衰えるとか。といった具合に、牡蛎には他の食材にはない特別な栄養素があるんですね。天然モノは別として養殖カキは2月の厳寒時期からが本番です。植物性プランクトンの餌をたっぷりと吸収してふっくらと太ったカキはできるならば熱を通して食べたほうが良いですよ。二枚貝の中で生で内蔵ごと食べるのは牡蛎だけです。だから生食べるとあたりやすいのです。全国的にも珍しい能登の一年カキ。取り寄せてでも食べてみる価値ありますよ。

  2005年02月01日

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  甘くてシャキシャキした家庭菜園で作ったほうれん草です。

  食べたものの画像がテーマですが、この画像は昨年撮影した住まいの屋上で作っている家庭菜園のほうれん草です。でき上がった画像じゃなきゃいけないのかも知れませんが、それだと違いが分かりません。土の上でしっかりと育っている我が家のほうれん草は肉厚で葉っぱもピンピンとして見るからに美味しそうでしょう？プランタンで作った野菜は美味しいの？と思われる方もいるでしょうが、有機肥料をたっぷりと入れて作ると畑で作る野菜より美味しいのが出来るんですよ。そうなんです。このプランタンで作ったほうれん草は本当に美味しいのです。これを食べてしまうと、お店で買ってきたモノは味が薄くて食べられません。家のほうれん草は赤い部分は特にですが、葉っぱの先まで甘くて肉厚だからシャキシャキして歯ごたえがあります。毎年、作るのですがやっぱりほうれん草は冬が一番で、今が最高で「旬」です。今晩はこれのお浸し、卵に入れてオムレツ、ゴマ和えのほうれん草づくしの予定です。。

  2005年01月26日

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  今夜はオーソドックスにカレーにします。

  毎日～、献立を考えるのは本当に大変ですよね。私はフルタイムで働いているので毎日は作れません。だから、作れる時は自分のお得意料理だったり、その時に自分が食べたいと思うものを作っています。そこで、今夜はオーソドックスにカレーです。丁度カレーの材料が揃っているんですよね。北海道から送られてきた有機ジャガイモの詰め合わせ（メークインと男爵）、淡路から取り寄せた有機の玉葱、先週買った人参とニンニク、先月末ブロックで買って冷凍しておいた豚肉があったのです。肉ジャガでも良かったんですが、今日はすごく寒いので暖かカレーが食べたくなりました。また、これはお薦めなのですが、兵庫県の淡路の玉葱って調理すると甘味が増すのです。他産地の玉葱とまったく味が違うのに驚きです。是非、一度使ってみて下さい。カレーの味を引き立たせるのが夏場ならばナス。そして干しエビ。この2つを入れるのと入れないのとでは美味しさが違うので、皆さまも一度お試し下さい。そして、玉葱はけちらないでたっぷりと使ってね。カレーのルーの箱に玉葱1個なんて書かれているけれど、2個以上使ったほうが甘味が出て抜群に美味しくなります。

  2005年01月21日

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• 今日のランチは75点かな？

  本日のランチは私が所属している会の新年会。場所は銀座5丁目の＜銀座　庵＞。和食中心のデザイナーズレストランという感じの店でちょっと薄暗くてお洒落な雰囲気の店でした。お洒落は良いんだけど、店に入った途端、店員さんが「足下に気をつけてください」「はい、そこも気をつけてください」「はい、そこは一段下がってますので気をつけて下さい」の連続。親切だな！と思いつつも、あれだけ「気をつけてください」を云われ続けると「この店、大丈夫かしら？」と心配になります。案の定、知りあいが帰りに突っかかりました（笑）。やっぱり多少お洒落は控えても、床は段差がないほうが安全です。メニューは季節の先取りかな？と思われる菜の花と胡桃の和え物、空豆、ボイルしたエビの前菜。次いで、おこげを入れた腕に、カキを揚げたもの、小さめの伊勢エビ、葱やチンゲンサイを入れて味付けしたスープをかけたお料理。これは美味しかったわ。次は京水菜と大根の千六本のサラダ、そしてメインディッシュのヒレステーキ。ヒレ肉は柔らかかったけれど量が少なかったな・・・。そして、お肉は適当に脂がないと旨みが少ないことを実感しました。そして鯛を炊き込んだご飯にお漬物とお椀。最後にデザートにコーヒーというところでした。アルコールは白・赤のワイン、生ビール、日本酒などがありましたが何と言ってもランチなのでせいぜい1～2杯といったところ。だって、その後皆さん仕事がまっているから酔っぱらえません。これで5.000円とのこと。今回は補助があったので支払った金額は3.000円でしたが、5.000円ならばちょっと高いかな？それぞれの料理の味や見せ方などはとっても良かったですね。量は女性向きの量で、男性には少ないでしょう。帰りがけに他のスペースを見たら、3～4人ぐらいのプライベート空間にいくつも分かれてました。そうなんですよ、今流行の「セレブに憧れる女性」が行くような店だったんです。中に居るお客を見たら、セレブ（？）というお客さんが多かったですね。評価はそれぞれでしょうが、ちょっと甘めで75点。何たって若い男性の店員さんがお料理の説明を丁寧にしてくれたし、ちょっと不安になったけれど「足下に気をつけてください」を連呼して大変だな？と思ったから・・・。（笑）女性を喜ばせたいと思う男性やちょっとお洒落に銀座でランチしたいと思う女性グループにはピッタリのお店ですよ。

  2005年01月13日

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  今晩のおかずは和食です。

  ちょっと遅めですが、皆さま明けましておめでとうございます。皆さまのおせち料理はどのような内容でしたら？私は毎年、自分で子供の頃から食べ親しんできたおせち料理をつくるのですが、今年は仕事先のお付合いで、何と3万円のおせち料理を買う羽目になりました。三の重まであり、合計36種類ものお料理がデ～ンとテーブルに並びました。デジカメを事務所に忘れてきてしまったので、画像がないのが残念。世の中、100万円のおせち料理もあると話題になりましたが私にとって3万円のおせち料理って超贅沢です。でも、知りあいにその話をしたところ、「1～2万円代のおせちは不味いよ」とのこと。値段は高かったですが、それなりに美味しかったし、手間ひまかからなかったので今回は良しとしました。さて、本日の晩ご飯のおかずは群馬から届いた浅漬けとこんにゃく料理にしようと思ってます。まずは昔ながらの白菜漬け。白菜の甘みと旨み、適度な塩分が抜群の美味しさです。 もう一つは柚子大根漬け。ちょっと甘めの大根漬けに柚子の香りが抜群の相性。 どちらも特別栽培で作った野菜なので、土の栄養分をたっぷりと吸収しているから旨みが違うんです。そして、浅漬けはサラダ感覚で食べられますが乳酸菌が入っているのでミネラル不足になる冬の食べ物として最高の食材なのです。来週早々にはこのお漬物とコンニャクセットをご案内します。今回は、今日この画像を撮影したのでひと足早く、皆さまにお知らせしました。撮影後の食材は、そうです。我が家の夜のおかずになるのです。あ～、楽しみです。

  2005年01月08日

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  昔の納豆って、こういう味と風味だったと思います。

  最近、またもや大豆加工品が注目を浴びていますね。大豆は身体に良いと言われていますが、中でも納豆のネバネバが血液をサラサラにするのはご存知ですか？納豆菌によって作られる酵素ナットウキナーゼは血栓を溶かして血液をサラサラにします。効果は8時間ほど持続すると言われていますから脳梗塞予防には夕食に食べるのが良いとか。そして、50回ほどよくかき混ぜるのがコツです。でも、市販されている納豆の大豆のほとんどが輸入ものです。本来、国産大豆は輸入大豆に比べて豆の大きさが大きくてふっくらしています。下の写真の納豆は山形県でほとんど農薬も化成肥料も使わないで有機肥料で育てたニシユタカという品種の大豆を使った納豆。ニシユタカは豆そのものの味は良いのですが、硬いために納豆に仕上がる時間が掛かりすぎて普通の納豆屋さんでは使われない品種。それを、蒸す時間と温度を調節することで昔ながらの本当に美味しい納豆に仕上げた逸品です。納豆好きな人は「柔らかくて美味しいね」と皆さん言われますよ。是非一度、お試し下さい。

  2004年12月21日

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  米沢牛のすき焼きセット、年末・年始にいかがですか？

  今年も押し迫ってきましたね。皆さんにとって今年は良い一年でしたか？私は良いも悪いもいろいろな事があった激動（ちょっと大げさかな？）の年でした。ホームページもオープンしたし、このプログにも参加したし、過労で病気になってしまったし・・・といろいろありました。安全で健康に良い食べ物を案内している私が病気になったのではおかしいのですが、でも病気になって健康が一番大事でそのためには食べ物が重要ということを痛切に思い知らされました。皆さんも、健康に十分注意して下さいね。医食同源という言葉がありますが、病気になるのは良いものを身体に入れていないから。医と食は根本が同じということなのですね。さて、ちょっとコマーシャルを一つ。下記の画像は山形県の米沢牛のリブロース肉のすき焼きセットです。お肉だけでなく、地元の葱、生しいたけ、豆腐、糸こんにゃく、地卵、エノキダケがセットになっているので、買い足さなくてもこのセットですき焼きが食べられてしまうという便利なセットです。「このお肉美味しいね」と誰もが満足しますよ。

  2004年12月18日

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• 絶対感激するよ。豚久の豚カツ！！

  私の事務所は世田谷区の経堂にあります。経堂はオフィス街というよりは住宅地。商店街から一歩中に入るとやや高級なお家が並んでいます。だから、商店街も充実していて銀行や大型スーパー、飲食店も結構あります。その中で絶対お薦めというお店が豚カツの「豚久」。知る人ぞ知るという豚カツ屋。お肉は旨くて柔らかくて肉汁たっぷり。注文の度にお肉を切って、食パンをオリジナルの笊で卸ながらパン粉を作ります。こんな店見たことないでしょう？だから、カツを一口齧ると、衣がサクッ、旨みたっぷりの肉汁がジュワ～とお口の中に広がります。ご飯は山形のひとめぼれ、味噌汁は毎朝、昆布と鰹節で出しを取り、味噌は信州味噌。キャベツは丁寧に包丁で千切りしたものだから機械で切ったものと違ってサクサクして甘味があります。さらに、お新香は夏場はぬか漬け、秋～冬は大根や白菜漬けが出て、これは自家製の漬物。いろいろな場所で豚カツを食べますが、豚久より美味しい豚カツにお目にかかったことがありません。「仕事してるね」と誰かの口癖があったけれど、まさしく仕事しまくっています。経堂に来たら、絶対に寄ってみて。友人知人を連れて行くけれど、みんな100％感激して帰ってきます。カニコロッケも季節もののカキフライも評判良いです。今日、久しぶりにランチを食べに行ってきましたがいつもと変わらぬ美味しさでした。あ～、本物って良いですね。お腹だけでなく心も豊になりますからね。

  2004年12月14日

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• 寒い冬は滋養たっぷりの冬食材で暖まりましょう。

  季節の「旬」の食べ物には、その季節を健康で元気に過ごすための栄養分などが沢山含まれているのはご存知ですね。冬野菜の冬大根、ごぼう、人参、葱、ほうれん草なども寒さが増してくると味が濃くなって本当に美味しくなります。魚も脂がのってくるし、もちろんお肉もそうなのです。冬は寒さで筋肉が縮まるために血液の流れも悪くなります。そうなると血液が体内の隅々まで行き渡らなくなるので身体が冷えてしまいます。大体、そういう時に風邪を引くのですね。だから、風邪を引きたくなかったら冬の食材を暖めてたっぷり摂ること。血液が十分に流れていたら、ちょっとぐらいの無理をしても風邪は引きませんよ。これを医食同源と言うらしいです。12月の「旬の食卓便」は冬の食材を沢山ご用意しました。もちろん、安全で飛びッきり美味しい食材ばかりです。また、贈り物としても喜ばれるギフト商品もあります。是非、旬の食卓便をご覧下さいね。

  2004年12月10日

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• その後の新潟小千谷市近辺について

  私の第2の故郷とも言える小千谷市の棚田周辺で暮らすＨさんご家族はとうとう今月半ばから仮設住宅に入居することが決まったとのこと。以前から、家の土台の部分が相当やられており、余震が来るたびに壁が落ちてきている。地震が収まったとしてもとても住める状態ではないとのこと。90歳のおばあちゃんは娘の住む東京に引き取ってもらったとのこと。最初は地震を怖がっていたので東京へ行くのが楽しみと様子だったらしいのですが慣れない都会暮らしが馴染まないらしくて「早く帰りたい」と言っているとのことです。Ｈさんは「年寄りは我が儘だから」と言っていますが、誰だって90年も住み慣れた場所から突然車と人が溢れている東京に連れてこられたら戸惑いますよね。惚けないといいけれどそれが心配です。今年は暖冬の予想でまだ雪もチラホラ程度ですからずいぶんと助かっているようですが、1月過ぎが怖いです。湿った雪が大量に降る大雪の地域ですからね。今は自衛隊、マスコミ関係者、各種ボランティアなどが町中に入り乱れて何を手伝ったら良いのか分からない状態とのこと。そこで、雪が溶けて春になったら、お手伝いに行くことにしました。もし、行ければ雪下ろしの時も行こうと思ってます。皆さんの中で手伝いたいという方がおられたらご連絡ください。

  2004年12月06日

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• 飯田橋のラーメン屋

  昨夜、飯田橋で白神山地とその周辺に住む住民たちのドキュメント映画の自主上映会がありました。とっても期待していたのですが、映画は監督の思い入れが強すぎたためにだれ気味でやや不満。だって、前編･後編で4時間もあるのですよ。テーマの白神山地は素晴らしく美しいのに、残念。知りあいたちとそんな感想を言い合いながら「お腹空いたから、何か食べて行こうよ」ということで、駅の近辺でラーメンでも食べようという話に。入ったラーメン屋さんは今はやりの豚骨ベーススープで醤油、味噌、辛子の3種類から選べるらしい。それぞれが醤油、味噌を注文して出てきたラーメンの味は？・・・。麺は硬すぎるし、スープは変に甘いし。中の一人が「う～ん、旨いね」と言うので、「これが？本当に美味しいの？」と聞くと、「せっかくお金を払って食べるんだもの、美味しいと思ってたべなきゃ食べられないでしょう」とのこと。そうか、不味いものを注文してしまった時は、そういう方法もあったのかと変に納得した一夜でした。サービスも愛想も悪かったし、店もあまり清潔じゃなかった。次はもっと美味しい店を探すぞ！

  2004年11月30日

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  アメ色に輝くアジの干物

  昨日、ある異業種交流会でこだわりの食材についてのミニトークをしました。その際に、画像があればより分かりやすいのでは？と主催者の方に言われたので10数点の画像を用意していきました。四国と静岡県の産地や生産者、食材を紹介したのですが、最後の「天日干しで無添加のアジの干物」がスクリーンに映し出されると一斉に「オオ～！！」トークが終わってビフェスタイルで食事をしていると、若い女性たちから「あのアジの干物、すご～く美味しそう。あんなに脂がのっていて、色もアメ色のアジの干物は見たこともない」と絶賛されました。当の私もその画像について説明しながら、「本当にこのアジの干物は美味しかったな～」と思い出すほど。新鮮な旬の魚を丁寧に裁き、自然の風と日光で天日干しした無添加の干物は本当に美味しいんですよ。ウソじゃありませんって。一度試してみて。

  2004年11月26日

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  野菜中心の食生活がダイエットには一番でしょう。

  それほど太っていると思えないのに何故か女性は痩せたがる人が多くてダイエットブームですね。確かに、お風呂上がりの時など、全身鏡に映った自分のお腹が二段腹、三段腹になっていると「痩せなくっちゃ」と思う気持ちは分からなくもありません。でも、痩せたいからと云って必要な栄養分を摂らないと、10年ほどしてから、そのツケは必ず来ます。人間は、三大栄養素と云われるタンパク質、脂質、糖質は必ず必要ですが、肥満の人はこれを必要以上に摂りすぎているから太ってしまうのですね。二段腹程度ならば良いのですが、内蔵に脂肪がつくと結構大変です。でも、ダイエットしようとしている女性のほとんどが太っているとは思えないのですが、そう思うのは私だけでしょうか？＜ダイエットしたい人は野菜です＞ ダイエットに一番良いのは野菜中心の食事に代えること。そして炭水化物のお米やパンを玄米や五穀米や全粒子と云われるモノにすることです。お肉や甘いものは控えめにしてね。美味しいものを食べ放題の飽食の時代から、現代の食生活は「頭で考える食事時代」へと変わってきています。何といっても健康が一番。健康なくしてスレンダー美人もありません。野菜って味がないと思う人が多いのですが、本当においしい野菜はカルシウムなどの甘味があってとても美味しいですよ。一度本当に美味しい野菜を食べてみてください。

  2004年11月22日

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• 風邪が流行っていますね。

  最近、寒くなってきたせいか風邪が流行っているようです。今朝、通勤電車の中で本当につらそうにせき込む女性がいました。横にいって背中をさすってあげたいほどせき込んでいるんです。見知らぬ他人のセキが気になるのは、ちょっと前まで自分も同じように苦しい思いをしていたから。11月に入ってすぐに肺気胸という病気になってしまいました。この病気は痩せ型の若い男性に多い病気らしいのですが若くなくても女性でも掛かりますとの医者の話。おかげさまで症状は軽くて痛みも少なくて済んだのですが、同じ時期に風邪にかかってしまいました。肺の機能が低下している時期の風邪ですから、すご～いセキが出て、電車になんか乗っている場合じゃありません。恥ずかしいのと苦しいのとで、出勤せずに途中で降りて帰ってきてしまいました。今年の風邪は直りが遅いそうですが、まだ少しセキが出ます。そして、肺気胸の経験者の方、お便りください。お医者さんからは再発の可能性が50％あると云われていますから、経験者の方に再発しないための方法を教えていただきたいと思います。皆さまも油断しないで暖かいものを身体に入れて寒い冬をお過ごしくださいね。

  2004年11月18日

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  新米は今が売り時、避難生活でも何のその！

  中越地震の震源地の真上にある川口町で農業を営むMさんの家も今回の地震で家の壁が崩れるなどの被害に合いました。そのMさんのお米は一般のお客さん以外に、都内の某百貨店とスーパーさんにも卸しています。地震発生直後は交通網が回復するまで納品停止でしたが、それから2週間も過ぎると「そろそろ、どうでしょうか？」の問い合わせが・・・。まだ、家にも帰れないのにどうしようかな？と思いましたが新米は11月.12月が一番の売れ時で、農家さんだってそれは十分承知しています。携帯に電話しました。「どうですか？国道17号線もようやく通れるようになったようだし、後は精米作業が出来るかどうかですが？」Mさんはやってくれました。川口町は日中は家の片づけだけに帰宅許可が出るのですが、Mさんはしっかりと米を精米して袋詰めにして発送してくれたのです。「米は冷蔵庫に入れてあったので問題はなかったけど、米のある場所へ行くまでが大変だった。天井や棚からいろんなものが落ちていたからね。それをかき分けてようやく米にたどり着いたよ」と、大変な割にうれしそうな声が聞こえてきました。避難生活が長引いた場合、やることがないと精神的に落ち込むので、仕事でも何でもやることを見つけて行動していると、気が紛れて元気になると聞いたことがあります。一週間前に聞いた声とは明らかに違って元気な声でした。「あ～、良かった」後は、余震がなくなってくれることを祈るばかりです。頑張ってMさん。

  2004年11月09日

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  やっぱり米沢牛は最高！でした

  米沢牛のすき焼きを食べました。うらやましいでしょう？？うううう～んま～い！！！私は今回で3回目ですが、何度食べても感動です。 でも、純粋に食事としてのすき焼きではなくて、撮影のためです。食べ物の撮影は最終カットが決まるまでに時間がかかるので、直前までは別の牛肉を使うのが普通。そのお肉だって100ｇ/￥850もするんですが、撮影後に食べ比べるとまったく味が違うのです。これって、何なのでしょう。いつも不思議です。超こだわりの肉屋さんの肉で、普通の肉は屠殺（ちょっと嫌な言葉ね）してからブロック別に分けるとすぐに冷凍保存します。そして注文に応じて冷凍したまま配送するのが普通の方法ですが、このこだわり肉店は市場のセリ権を持っているので丸ごと1頭を買い上げた後、ブロックに分けてから冷蔵保存するのです。この冷凍か冷蔵かで味が大きく変わるとのこと。魚介類でも生と冷凍品とはまったく味が違うので、うなずけます。皆さまには美味しそうな画像をお見せいたします。ゴメンね。

  2004年11月02日

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  野菜の高値にお手上げです。

  季節の野菜を扱っていますが、今年の異常気象には泣かされっぱなしです。今年、この気候に影響されなかった地域は無いと断言できるほどおかしな天候続きです。夏場の高温続きの時、千葉の農家さんが「秋口に収穫するはずの葉物が暑いから8月にでき上がってしまうんだよ、秋は野菜の価格が相当に上がるよ」と云っていましたが、その通りでしたね。11月いっぱいはこの状況が続くと思います。産地の価格があまりにも高いので、こちらが利益を乗せられない状況です。卸業の方は、皆このような状況ですね。

  2004年10月28日

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  お米の古里が中越地震で壊滅状態です。

  これまで美味しいお米について2回ほどお話しましたが、その魚沼コシヒカリの産地が、土曜日の大地震で壊滅状態になりました。前回の日記の画像にある風景は新潟県の山古志村を山の上から見たものす。昔は、冬になると4ｍ近くの積雪で「陸の孤島」になってしまうほど山奥の村。それが、今回の地震で道路が地滑りの土で同じように孤立してしまったのです。また、お米を出荷してくださる農家さんはその山古志村から10kmほど離れた川口町。地震発生から1日たった翌日の夜、ようやく連絡がつきました。「いや～、すごいことになったよ。川口はめちゃめちゃ。道路も線路も、古い家は潰れたものもあるしね。これからどうなるか心配だね」と云っておりました。現在は近くの学校の校庭に集落全員が集まって避難生活をしているとのことですが、夜が寒くなるので心配です。私は過去7年間に渡って、小千谷と川口、山古志近辺で農業体験を実施してきました。ですから、この地域は忘れられないたくさんの思い出の地です。農業体験に参加された方々に連絡を入れて支援金をお送りするようにしたいと思ってます。旬の食卓便の中に小千谷周辺で農業体験を行った時の「産地訪問記」があります。下の画像をクリックしてください。宜しかったらお読みくださいね。

  2004年10月25日

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• ご飯が美味しいとお菜はほんの付け足しで十分だわ。

  今、我が家では幻の米と言われる棚田で作る魚沼コシヒカリを食べています。それも昔ながらのハザ掛けした天日干し。（すご～く贅沢でしょう！）色、艶、粘り、香り、それぞれのバランスが抜群で本当に美味しいのです。仕事の関係で農家さんが送ってくれました。とっても高いお米なのですが、これを一度に50kgとか買われる方もいるんですよ。という話はさておいて、新潟だけでなく棚田の米はどの産地のモノも平場の米より美味しいです。というのは、平場は生活雑廃水を含んだ農業用水を引き込みますが、棚田はほとんどが山間にあるために自然のきれいな沢水だったりします。そして、昼夜の温度差が甘味と粘りのある米を作り上げます。そういうお米だと、おかずは焼き魚にみそ汁、納豆か梅干しでもついていればもう十分。主食のお米が美味しいと、お菜はほんの付け足しで良いのです。プロの調理人が「素材が良いと調理人が腕をふるえないからな」と言いますが、良く分かります。良い素材はあまりいじらないでそのまま煮炊きしたり焼いたり、モノによっては生のままで食べた方が美味しいですね。でも、棚田は年々減少しています。生産効率が上がらない上に、棚田を作る農家さんが高齢化していて跡継ぎがいないからです。いつまで棚田米を食べられるか、私も心配です。皆さんも機会があったら、どの産地のモノでも良いですから一度召し上がってみてください。絶対美味しいですよ。

  2004年10月15日

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• 美味しいモノ情報

  本日、画像を4点アップしました。左側のミカンは和歌山県の特産品の早生ミカンの＜ゆら早生＞です。この時期のミカンとしては抜群に甘くてジューシーなミカンです。写真は何と言っても自然光で撮るのが一番きれいです。光が均等に回るんですよ。2枚目は肉ジャガです。私の仕事のHPの中のメニューと一緒に掲載するために家で自分で作りました。撮影後に食べましたが、とても美味しかったですよ。皆さんも作ってみてはいかが？子供も大人も大好きですよね。3枚目はその材料の根菜セットです。北海道の有機JAS認定のジャガイモ・玉葱・人参が5kg入っています。4枚目は和食のイメージ画像。これが全然うまく撮れませんでした。集合写真はスタイリストが小道具を揃えてくれると結構イメージ通りに上がるのですが、何といっても自分で魚を焼いて、みそ汁を作って・・・・という状態から撮影するので不満足の出来です。昔、カメラマンをやってましたが、ここ10年以上は趣味で撮影しても、仕事としては遠ざかっていたので確実に腕は落ちていますね。これらの画像は前にも書きましたが、自社のHP用の画像です。全国の旬の食材をご案内するページなので、月に1～2回はページを更新すると同時に商品の撮影もしなくてはならないのです。そして、食材だからそれの出来上がり状態のカットも必要ということです。産地へ行って作物や食材を探し、それをお店や個人のお客様に売り込み、さらにHP用のコピーを書いて商品撮影して・・・・・いったい自分は何屋なの？という状態ですが、結構精神的には充実しています。皆さまも旬の食卓便のページを見てくださいね。http://syun-syoku.jpでも、画像を入れた栗クリのHPを作りたいと思って、コントロールパネルをあっちもこっちもクリックして、どうにかこうにか画像を入れたのですが、まだまだ分からないことが多いのです。誰か教えてくれないかな？

  2004年10月12日

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• 27日の日記

  今日は、先日偶然に入ってとても美味しかったカレー屋さんのお話です。このお店は五反田駅から3分ほどのところにあるHot Spoonというカレー屋さん。開店してからまだ五ヶ月という新しいお店。基本はビーフカレーとチキンカレー。この二つは別々に作るとのことで、手間も時間も倍かかるらしい。私はお薦めのビーフカレーを注文。お肉はスプーンで簡単にちぎれるほど柔らかくてビーフの旨みとコクがあって本当に美味しかった。ステーキカレーというのもあって、隣の男性がそれを食べていたので横目でちょっと除いてみると、レア焼きの一口大にカットしたビーフがカレーの上にド～ンと乗っかっていて、これまた旨そう！！次はこれにしようかな？あっさりした鷄ガラスープのカレーも魅力的。カウンター前の壁にはビーフとチキンのスープの作り方がイラスト入りで紹介されており、カレーが来る間にそれを読むのも面白かった。「フムフム、チキンスープはこう作るのか・・・」。最近、どのお店に入っても「予想通りに不味かった」という店ばかりだったけど、うれしいかなまだまだ良いお店もあるのね。カレーに付き物の「フクシン漬け」と「ラッキョウ」も美味しかったし、従業員の応対もキビキビして好感がもてたし、店内も清潔感でいっぱいだったし、私の中では結構点が高いお店。値段が手ごろな750円もうれしかったです。皆さんも五反田へ行くことがあったら行ってみたらどうですか？カレー好きの人だったらきっと満足されると思います。でも、エスニック料理のような香辛料がたっぷりというカレーではありませんからご注意ください。

  2004年09月27日

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• 16日の日記

  初回の日記からすっかりとご無沙汰してしまいました。本日は、農家さんについての話です。今年の台風は6月に日本に上陸してから9月までに計3回。各地に様々な被害を及ぼしましたが、私の取引先の産地も大きな被害を受けました。6月の台風は丁度収穫期を迎えた山形の露地の「さくらんぼ」畑を直撃して全体の8割が駄目になってしまいました。さらに、9月の台風ではブドウと下旬に出荷予定の洋梨を直撃。ブドウは葉と房が擦れてまったく商品にならなかったとのこと。長野県のブドウとリンゴ農家さんは、何と3回の台風に襲われてブドウもリンゴも大変な被害で、声も出ないほど落胆しています。この果樹園は昨年の夏、雹（ヒョウ）が降って、リンゴの価格が例年の半値以下にまで下がってしまったのです。昨年は、私もこの農家さんを応援するために「傷ついた林檎たち」としてお客様に大きくPRしました。そんな落胆した農家さんたちが大勢いる中、とてもたくましい方もいるのです。一昨年と昨年と2回連続で大雨と台風の被害を受けた北海道の南瓜農家・笹谷さんは次のように話してくれました。「栗田さん、南瓜はほとんど駄目だったけどさ、でも命があっただけでも本当に良かったよ。長万部の村なんて一つの村が無くなってしまったんだよ。いっぱい人も亡くなったしね、また来年頑張るさ！」でもこの農家さんは2年連続で南瓜収入がゼロです。命が助かっただけでも幸せだよ！と元気な声で話されましたが、この強かさに驚かされます。どうしてこんなに元気な声で話ができるのかとね。笹谷さん夫婦は、北海道の開拓地へ入植した方で、最初のころはこれが畑なの？と思うほど荒れ果てた土地から石を取り除き、さらに作物を植えられる状態にするまでに本当に苦労されたとのこと。冬は雪に閉ざされ、実際に農業ができるのは春の5月～10月中旬までのわずか半年ちょっとしかありません。その間にも長雨や大雨、干ばつなど様々な被害に合いながらも無農薬で作物を作ってきたのです。打たれ強いと言えば、それまでですが、お天気に文句を言ってもしかたないとの思いが強いのでしょう。「今年駄目だったから、来年また頑張るさ」には驚きというよりも尊敬の念すら覚えました。どの農家さんもこのように割り切れるかと言うと、決してそうではありません。実際に農業を止めてしまった人も大勢います。でも、止めた人と笹谷さんの大きな違いは、「美味しいって言ってくれる野菜を皆に届けたいんだよね」ではないでしょか。私はこれからも、このように一生懸命頑張っている生産者の皆さんを応援していきたいと考えています。

  2004年09月16日

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• 2日の日記

  本日が初めての「クリクリの何が美味いかい」です。仕事柄全国の産地を訪問したり産地から寄せられる情報について感じたことや日々の食べ物についての感想などを日記にして皆さまにお知らせいたします。毎月第一木曜日は私が所属している会の定例の昼食会。場所は銀座三丁目にある「響銀座三丁目店」。気軽な昼食会として毎月行っているのですが、きっかけは「お昼ご飯は誰でも食べるでしょう。月に1度くらい仲間が集まって情報交換を兼ねながらランチを食べようよ」から始まり、先月で100回を超えました。本日は16名定員のところ、18名も集まって大盛況。6月から現在の会場に変わったのですが、一番良かったことは、美味しいことです。値段もほとんど同じなのに味はまったくの別物です。このお店は冷凍品やレトルト品は絶対に使いませんし、野菜も産地直送です。実を云えば、饗さんは私のお取引き先ですが、どんなにひいき目に見ても前のお店とは月とスッポン。新鮮な食材で丁寧に調理するとこれほど味が違うということを実感しました。皆さまも一度行かれてはいかがですか？多分、予想以上に満足されると思いますよ。でも、ランチ時は待たされることを覚悟でね。＜終＞

  2004年09月01日

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