北之庄菜おいしいよ ///=地域ブランド化プロジェクト 子どもたち 絵本や給食で=
◇東近江・近江八幡 カブの仲間で根のクビや葉のジクが紫紅色になり、漬け物などでおいしくいただけるが、昭和三十年ごろから食卓から姿を消していた伝統野菜「北之庄菜」の復活と地域ブランド化に取り組んでいる近江八幡商工会議所は、北之庄菜を知ってもらうことで生産・消費拡大につなげようと、献立に「カブと北之庄菜の甘酢和え」の一品を加えた今月十八日の「はちまんの日」給食にあわせ、啓発絵本「おいしくなーれ かぶらぶらぶ」を市内の小学校などに配布した。また、前日の十七日には北之庄の地元の子どもたちが通う八幡小学校で、三年生を対象に北之庄菜を紹介する事前授業も行った。プロジェクトチームによる事前授業--八幡小学校で--市内の子どもたちに配布された啓発絵本「おいしくなーれ かぶらぶらぶ」の簡易本 市内の公立小学校と給食のある安土中学校・安土幼稚園・老蘇幼稚園に一冊ずつ配布した。また、子どもたち全員約五千百人にはA3判を八つ折りにした八ページ(裏面は昭和三十年ごろの風景を切り絵で描いた北之庄マップ)の簡易本を、一人一冊ずつ配った。近江兄弟社小学校にも配布する。