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カテゴリ:鹿児島県
曽於市の北端、都城市と接する山間部にある洞窟。県の天然記念物、国指定天然記念物に指定されている。
入り口の幅14.6m、高さ6.4m、全長209.5m。火砕流堆積物中に形成された洞穴として国内最大級の規模を誇る。約2万9000年前に姶良カルデラから噴出した入戸火砕流が広く蓄積し、霧島山系の湧き水の浸食によって、数千年の長い年月をかけてこの洞窟を形成した。 昔から地元の人々に大切に守られ、毎年お釈迦さまの誕生日(4月8日)に近い日曜日には、洞穴の付近で中谷の奴踊りが奉納される他、刀踊りと棒踊りも毎年奉納されている。 近年では"秘境のパワースポット"として雑誌などでも取り上げられ注目を集め、多くの観光客が訪れている。 洞穴の前にある赤塗りの鳥居。くぐった先は神秘的な空気に包まれた神域。 洞穴の前にある、倒れた巨木。 洞穴入り口。山の斜面にぽっかりと空いた巨大な穴。その先は誰も近づけんぞと言わんばかりに、ただひたすら暗闇が広がっている。 入り口にある岩穴観音像。 洞穴の内部。内部に照明などは一切ないため、ランプや懐中電灯必須。天井を見てみると、沢山の穴がぽつぽつと空いているのが確認できる。これは吹き抜けパイプと呼ばれるもので、火山ガスが抜けていった痕跡。2016年(平成29年)の測量結果、内部には307個もの吹き抜けパイプがあったとのことで、これだけの数が確認できるのは非常に珍しいそう。 内部からは今も水が湧き出ており、小川となって外へ流れ出ていっている。 内部は途中から立ち入り禁止となっており、残念ながら奥まで行くことはできない。 内部から見た外の景色。思わず息を呑むような、神秘的な光景。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.08 21:30:01
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