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カテゴリ:中国・台湾
上海はパック旅行に参加したり、仲間と一緒に行く方が向いているでしょう。格安の、しかも、一人旅の上海は難しいと感じました。『地球の歩き方』の上海編も、上級志向でホテルやらレストランやら高級な店ばかり載っていて、私にはほとんど役にたたない本でした。今回はあっという間に上海行きを決めたので、旅行の準備ができず、とりあえず『地球の歩き方』を買いましたが。
さて、空港到着から、いろいろつまずいて、ようやくホテルに到着したのですが、、、 ここでも、ホテルの料金がおかしいとか、保証金を払うようにとかで30分程かかりました。こちらは疲れているうえに、すぐトイレに行きたかったのに。 ところが、ここから私の旅は好転していくのです。 ホテルの周りを散策してみると、欧米や日本人の観光客らしき人はだれ一人いません。ここは昔の日本人租界の一角で、現在も上海の下町という感じ。旅社、ホテル、レストラン、コンビニ、屋台、マッサージ屋など安いところがたくさんあります。この地区が気に入りました。次回上海に行く時も、この近辺に泊まります。ここはヨーロッパスタイルの荘厳な建築物が多い、あのバンド(外灘、ワイタン)にも近いし、長距離バスターミナルへも歩いていける。 レストランで食べると高くなりますが、屋台はとにかく安い(日本人にとって)。ある屋台で焼き飯を食べると、3元(40円)でした。味もそんなに悪くなかったし、その量がまたすごい!ほんとうにすごい! 日本で食べる焼き飯の2倍はありました。これはタイよりずっと安い。タイならカオパット(焼き飯)はだいたい30B(90円)はしますから。こんな屋台で焼き飯を食べたら、あと何も食べれなくなりますよ。食欲旺盛な高校生あたりが来たら、喜ぶだろうね、こういうところは。 私は、比較的安いレストランや屋台で食べた話ばかりしてますが、あなどるなかれ! です。その国の屋台(一番底辺の)で食べて、安くておいしいということは、その国の、国民の食のレベルがかなり高いということです。高い金を払って高級レストランで食べても、おいしくないところもけっこうありますから。 コンビニでビールを買うと、青島ビール(いろいろ種類がある)が、大瓶で確か3元(40円)はしないと思いました。 ところが、氷の方が高くて、100円ぐらい。私はタイ生活以来、ビールには氷を入れて飲むのが習慣になっています。冷蔵庫に入っていても、冷えていないのが多いので。酒飲みには最高ですね、この国は。酒は安いし、料理はうまいし! ホテルの近くにはマッサージ屋が多い。疲れていた私は、さっそく揉んでもらいに行く。どこも女性ばかりで、ちょっと怪しい感じの店ではありましたが。なかなか上手でした。店のオーナーが英語で、あんたはラッキーだと言ってました。他の店では、ぼったくりの怖い店があるそうです。ホテルの近辺には、揚州のマッサージとうたっているところが多い。古来揚州のマッサージは有名で、現在でも、揚州からたくさんの女性が出稼ぎで上海に来て、マッサージしています。 まさか、自分がブログを作って、そこに自分の体験談を載せるとは思っていませんでしたので、ものの値段など忘れてしまったものが多くて、より明確な説明ができないのが残念です。 次の日は、近くの申家賓館(132元、約1800円)に移動。ここは小奇麗で、客もたくさん泊まっていました。初めて行った時に、部屋はあるかと聞いたら、例によって例のごとく、没有(メイヨウ、ない)という返事でした。私は、ただでは引き下がらず、予約を入れてあると言ってみたら、なにやらゴソゴソしていて、いいということになりました。早速、その時に金を払っておきました。受付が替わると、対応ががらっと変わることが多いので。 友人も、上海にはたいした見るものはないよと言ってましが、私も、最低限のバンド(外灘)を見ただけで、観光は終わりました。今後も上海に来る機会は何度もあると思うし。 上海でつくづく感じたのは、高層建築では、上海はすでに東京を追い越しているということ。街中活気があり、高度経済成長真っ只中というところ。上海がいろんな面で東京を追い越す日は近づいているでしょう。 1930年代の懐かしの上海。といっても、私が当時生きてたわけでありませんが、好きで上海に関するいろんな本は読んでいます。当時の日本のジャズマンは、上海かニューヨークを目指したといいますが、また上海の黄金時代がやって来るかもしれません。 次回は、江都、揚州、蘇州について書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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