大人の女にできること / Mature Rules

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• 嘘をつくなと教える前に。

  子供に「嘘をつくな」と教えた記憶がない。そんなばかな、と言われるかも知れないが、おそらくないと思う。わたしは嘘をつく子供だったから。嘘をついた人を責めることはしない。嘘をつく弱さ、嘘をつかなければならない環境、嘘をつくことでうまくまわる世界。嘘をつくことでその本人が負うもの。どれもいいとは思わない。嘘はつかない方がいい。わたしは嘘をつかない、なんて嘘をつくよりも、嘘をつかないでいられる環境にすること。そして嘘をついたと知ったとき、知っていることを知らないふりをして知らせ、どうしてそうしたのかを聞けたらと思う。間違いだとしても、わたしはそうする。

  2005.03.18

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• 人の温度

  滅多に人に何かを訴えることはないが、溜めすぎるのか、どうしても聞いて欲しいときもある。アドバイスが欲しいわけでもなく、ただ聞いて欲しいとき。否定も肯定もせずただ聞いてくれる人に、そこにいる人の温度を感じて安堵する。

  2005.03.17

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• 言葉を使って何がしたいのですか？

  言葉とは、ほとんどの人が自分の意思によって使うことができる、意志を伝えることができる大切なツールである。ヘレン・ケラーやどこかの国を例に出すまでもなく、たとえ言葉を持っていても伝えることができない環境にある人もいる反面、何かを伝えるのに苦労もせず過ごしていることに鈍感になりがちなわたしたち。あなたはなんのために言葉を使っていますか。言葉を使って何がしたいのですか。喧嘩がしたい、人より優位に立ちたい、人を貶めたい、やり込めたい、ただ自分の不幸を訴えたい、もしそんなことにばかり使っているのなら、いつの日か人は言葉を取り上げられてしまうかも。わかってほしい、と訴え続けても、一方的にそうするだけで相手の言葉を聞かないならば、それはおそらく端から無理な相談なのです。人はきっと誰でも、心の中では自分をわかってほしいもの。お互い様だから成り立つもの。言葉はつながるために使いたい。言葉を素晴らしいものにするのも、酷いものにするのも自分次第。もともと上手くできないわたしは、改めてそう感じています。

  2005.03.16

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• すごい発明がしたい大人。

  電気を考えた人はすごい。車を考えた人はすごい。飛行機を考えた人はすごい。コンピューターを考えた人はすごい。すごいことを考える人はすごい。言葉を考えた人はやっぱりすごい。人がずっと笑える世界を考えられたら一番すごい。という文章を、いい大人が書いているのもある意味すごい。

  2005.03.15

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• ある寓話。

  二人の人が今にも堕ちそうになっています。それぞれ両手で掴まなければ助けられません。今にも堕ちそうですが、片手ずつ伸ばしたのでは自分も堕ちてしまいます。咄嗟にまず一人を両手で掴みましたが、もう一人は自分が先ではなかったショックから、力尽き、堕ちてしまいました。どうしてそっちが先なの？という声を残して。二人を掴めるような力がなかったのがいけなかったのでしょうか。順番を付けてはいけなかったのでしょうか。さて、どうしたらよかったのでしょうか？そんな寓話は、結構転がっているものです。

  2005.03.14

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• マイナス処理法

  マイナスをいくつ足してもマイナスはマイナスのまま。マイナスが二つになったらすぐ掛け算してしまおう。かたっぽプラスでかたっぽマイナスのときは磁石になってくっついておこう。単純に。

  2005.03.13

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• すべてが見えますか？

  やったこともないことをどこかから得た知識だけで思い込みだけでさも得意気に話すせめてよく知らないんだけどくらい付け加えてみるとか勝手な決め付けですがと一言断ってみるとか大人ならそれくらいしないと大人に見えないよ世の中すべてを見たことある人なんて一体どこにいるの？

  2005.03.12

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• 愛情の感じ方

  しゃべる言葉や笑い声そんな些細なもののなかになぜ、どうしてとかではなくなにをした、しないでもなく信じるだなんだはナンセンスただあたたかくあたたかく感じられるのがきっといいよ

  2005.03.11

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• 責任を持つ女。

  再婚して、去年出産した友人が来てくれた。数人で集まって昔のようなおしゃべり。また一からバブちゃん育てるなんてわたしはムリ。別にまた結婚しなくてもよかったのに。外野は無責任に茶化して笑う。でもしあわせそうでよかったね。前のあなたより今のあなたの方が素敵に見える。勘違いかも知れないけど優しくなった、気もする(笑)。知らない人は影で言いたい放題言う。でも誰のせいにもせず、彼女は自分の人生に、きちんと責任を持っている。

  2005.03.10

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• 母親が悪い。

  息子はやたらと元気なようで、実は病弱である。小さい頃からしょっちゅう高熱を出すし、点滴などは月に数回、色々な検査も何度か受けている。今年も実はもう既に、MR検査やCTスキャンなんかもやっている。出産時にかなり体力を消耗したり極度の貧血になったせいか、わたしはまったく母乳が出なかった。そういう指導を受けたりもしたが、結局病院から、「まったく出ない人も年に何人かはいる。出ないと思うことが却ってストレスになるかも」と言われ、母乳で育てることは早くに諦めた。母親になったら自然に母乳が出ると思っていたのにまったく出なかった、というこの出来事で、自分には母性本能もないのかなと思ったりもした。母乳で育てていないということを、よくない、と言う人もあった。小さいうちは、病気ばかりするのはそのせいかとも思った。子供になにかあると、大抵の母親は自分のせいだと感じるのじゃないかと思う。未就園児の頃は乱暴だった息子を見て、保育に関わる人から「お母さんが家で叩いたりしてるんじゃないの」と言われたこともある。人を傷つけちゃいけないと、ずっと教えていたにも関わらず。あるとき、「病気をするのもその子の個性」みたいな文章を読んだ。ああ、そう思えばいいのか、とラクになったのを覚えている。考えてみれば、わたしも小さい頃はしょっちゅう熱を出していた。それが今ではまったくの病気知らず。性格に個性があるように、体質にも個性があるのかも知れない、と。今の母親は一人でわけもわからず子供を育てているような、そんな気持ちでいる人も多いと思う。誰も悪かれと思ってやっていることではなくても、子育てなんて思うとおりにいかないことばかりだ。結構面の皮が厚いと自負するわたしでさえ、なにかあると自分のせいじゃないかと昔は思っていた。神経の細いお母さんならきっと尚更だろう。でも、それもその子の個性だよ、って誰かがもし言ってあげたら、世の中のお母さんはきっともっとほっとできると思う。「治ったら外に遊びに行こうね」今年、もう何度目かの病院の待合室で、息子と話しながら、少し昔を思い出した。

  2005.03.09

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• 人を笑顔にするもの

  ３月８日はサンバの日、とやらで、暴れん坊将軍が大変なことになっていました。離婚したら眠っていた自我が解放されたのか、すごいはじけていていいなあ、と、最近の彼をある種の尊敬をもって見ています(マジで)。暗い事件、希望のない話、様々な諍いの多い日々のなかで、人をどうにか導くとか大それた意図もなく、ただ人を和ませる、自然に笑顔にさせる、そんな事ができる存在ってすごいなあ、と思います。今日、たまたま病院で読んだ週刊誌ではこんな子を見つけました。かわいすぎです。よかったら見てくださいね。

  2005.03.08

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• 気付く優しさ。

  他愛もない話をして電話を切ったのに、しばらくしたらまたかかってきた。どうしたの？「なんかあったの？」え、どうして？「いつもと違うから」そう言われて初めて、自分の気分に気が付く。なんだかわからないけど、そう言えばなんか元気ないな。「そっか。人間だからそんなときもあるよ」みつお風だね、人間だもの(笑)。いつもと違うって、わかるの？「そんなのすぐわかるよ」自分で気が付かないことに気付いてくれて、なんかうれしかった。

  2005.03.07

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• 理解できない、と言う覚悟。

  人は他人を簡単には理解できない理解できると思う方が問題かも知れないだからこそ理解してもらうとうれしい、という感情がきっと人間にはある他人に対して直接「理解できない」と言うのはある意味、そこに境界線を引いたことを知らせることだそうではなく、もしただ単純に理解したいという気持ちからならば、教えて欲しい、と言える謙虚さをもって初めて使える言葉なのじゃないだろうか

  2005.03.06

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• 上手に謝れますか？

  本気で怒ることは滅多にない。怒っても大抵すぐ忘れる。その代わり、本当に怒ったときは、きちんと相手にそれを伝えないと気が済まない。ちょっと前に、それはどうよ、ということがあって人に怒った。怒ったと言っても、メールで一言、だったけど。その後、「ご立腹のようだから」と電話があったが、ふざけたように話すので「そうね」と言ってさっさと切った。数日後、店の入り口に、当の本人が遠慮がちに姿を現した。どうしたの？と聞くと、「今日仕事休みだから」といつもより大人しい声。しばらく世間話をしたが、先日のことについて何か言うわけでもない。わたしはいつまでも怒っていたいわけではないので、この前なんで怒ったかわかってるの？と、こちらから訊いた。「わかってるから来たんです」と、珍しく敬語。わかってるって、一度もちゃんと謝ってないじゃない。「･･･そういう性格だから」そうだね、損な性格してる(笑)。知ってるけど、もう一回あったら知らないよ、というわたしの性格も、知ってるから来たんだよね。許そう。「偉そうだ(笑)」

  2005.03.05

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• いつまでとは、神さまは教えないのです。

  何年何月何日までいついつまでと知っていたならどうでしょうもしや明日までと知っていたならどうでしょう一瞬一秒を無駄にしないとか明日が終わるときああ、まだだったと感謝するでしょうかそれほど人は強くないからいつまでとは、神さまは教えないのです

  2005.03.04

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• 懐かしさと新しさと。

  小学校からの同級生が、出張ついでに訪ねてきてくれた。出会って30年以上ともなると、何年も会わなくても会話には困らない。すっかり東京から遠のいているわたしと違い、今だ現役で華やかな仕事をしている彼女は、色々な友人たちと交流がある。懐かしい名前の近況をいくつも聞き、あっという間に時間が過ぎる。あー、久しぶりに色んな懐かしい人に会いたいなあ。「帰るときは言ってくれればすぐ人、集めるから」そうだね、いつでも急に帰るから、あんまりみんなに連絡してない。「まー、そういう役目はやってあげるから」小さい頃はいじめられやすいタイプの子だった。積極的にいじめてたことはないけれど、わたしも普通の子供らしい残酷さで接していたと思う。小さい頃のおどけた様子はきっと身を守る術だったのか、大人になった彼女は堂々としていて昔よりかっこいい。「合コンとか頼まれてすると、いちいち、なんで結婚しないんですかとか聞かれて鬱陶しいから、レズなんです、って言うことにしてる」と笑う。貫禄ありすぎ(笑)。で、彼は？「ドラマみたいで今、語りつくせないから。また月末来るから泊めて」わはは、いいよ。ずっと昔から知っている彼女の、新しい顔にまた会えそうだ。

  2005.03.03

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• 宇野千代の読み方

  宇野千代は三度読め、という格言がある。というのはまた嘘です。宇野千代の本を初めて読んだのは大学生の頃。親友に勧められて読んだのだが、彼女ほど宇野千代っぽく？生きていなかったわたしには、ふーん、なるほどね、くらいの印象しかなかった。次に読んだのはそれから十年近く経っていただろうか、今からもう十年ほど前のことになると思う。エッセイのようなものを何冊か読んだが、ああ、そうそう、と頷くことが前より多くなっていた。一昨年あたりからか、時間が空いたときに同じ本を読むようになった。どんなことが書いてあったかすっかり忘れているものとばかり思っていたが、驚いたことに、もっと違った発見があった。この十年の間に、わたしはすっかり宇野千代化？していた。四度離婚したとか、小説を書いたとかいうわけではない。あまりに頷けるのだ。まるで以前読んだことがそのまま身になっていたかと思うくらい、一冊のエッセイのなかに言葉こそ違え、同じ思いが溢れている。「私にとって、計画は何もない。ただ、ああしたい、こうしたい、と絶えず思い描いて、それが喩え、少々無理なことであってもやって了う。」「人間というものは、一旦覚悟を決めたとなると、どんなことでも出来るものです。」「不思議なことであるが、何でもそうだと思い込んだことはその通りになるものである。内証で白状すると、この私の思い込みが外れる、と言うことには、絶対なりたくない、なっては自分の思い込みに対して申し訳ない、と思っているので、決して外れることのないように、努力するのである。」「人生のことは凡て、言葉の暗示である。」「私はいつでも、愉しくないことがあると、大急ぎで忘れることにした。思い出さないようにした。そして全く忘れるようになった。これが私の人生観でもあったが、しかし、私はひそかに思うのであった。私はそれほど弱虫で、臆病なのかも知れないと。」「私は凡ゆることを覚えていて忘れないほど、強くはない。」「私なら、自分が最後に下した決断を、絶対に信じる、ということです。」「自分は何でもやれる。そうだ、何でもやれるのだ。そう思っているとは、何と呆れたものではないか。」「悪口を言うと気持ちが悪い。私はただ、気持ちの悪いことはしないだけなのだ。」「悪いことも出来る人が、人の気持ちがよく分かる。私は決して浮気しない、といばって言う人には、人の気持ちはわからない。」「私には人に抱かれて、よよと泣いたという経験がなかった。泣くと言うことがなかった。感極まっても決して泣くことのない女を、人はどう言う心で受けとめるものであろうか。人に訴えることの嫌いな女、或いは訴えたいという気持ちを持たない女、それが本性であるかと思われているのに、ほんとうはその反対であるとどうして言えようか。」まったく、わたしのことでしょうか(なわけない)。60とか80とか過ぎて書かれた宇野千代の智慧と、ようやっと40になろうというわたしの中身が同じわけはない。まだまだ底は浅い。十年経ったらまた読んでみよう。またなにか違うものを感じるのかも知れない。宇野千代は十年ごとに読め。

  2005.03.02

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• 過ぎたるは及ばざるが如し、のような。

  なにやらまた、リニューアルが行われたようですね。大変なご苦労だったかとは思うのですが、記事の投稿時間とか、誰かのアリバイ工作とかに必要なんでしょうか？見れば、ずっと昔の記事まで、投稿時間が出てるのは、ある意味すごいっちゃすごいのですが･･･いっぺんにいくつも書いてるとか、大晦日の日記を10日も後に書いてるとか、そこまで見てる人はいないですよね？しかもたまに書けないはずの時間に書いてたりとか、え？･･･わたしのとこだけ、非表示とかできないすか？

  2005.03.01

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• 思い残さない日々。

  「思い残すことがないようにね」ある人へのメールに書いた自分の言葉。文字にしてみて改めて気が付いた。これはいつも、自分に対して思っていたことだ。とても素敵な女性がいた。もっと話せばよかったな。一度くらい一緒に飲みたかった。そんな後悔が少しあった。今のわたしの歳まで、彼女は生きていなかった。ああ、人生って、歳を取って終わるわけではないんだ、と改めて気付かせてくれた人だった。もっとやりたいことはあっただろうし、行きたいところもあっただろう。でも不思議と、彼女はそれを思い残さずに逝った気がする。そんな素敵なひとだった。わたしもそんな風に日々を送ろう。と、メールを送ってから、改めて思った。

  2005.02.28

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• 勝ちの定義

  勝ち組負け組とかいうのはよくわかりませんが敢えて言わせてもらうならたくさん泣いてもたくさん怒ってもたくさん間違ってもたくさん失敗してもいいから一体どれだけ笑ったか最期は笑ってさようならそれで一人勝ちってことじゃないでしょうかただし人を嘲笑ったらゼロに戻りますのでご注意を

  2005.02.27

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• 人生の奥義。

  人生は楽しいものでも楽しくないものでもない楽しむものである　　　　～ある女の戯言～

  2005.02.26

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• 好きな男は誉めなさい。

  至極単純な女である。好きな間は相手の欠点のようなところも含めて好きである。好きじゃなくなると、いいと思っていたところさえ、何もかもいやだ。その人を好きな間は、他人に悪口めいたこと一つを言うこともない。もう何もかもサイコー！とまでいかなくても、まあそんなようなもの。好きな男の愚痴を言っている人は勿体ないと思う。のろけて言っているのがわかればかわいくて好きなのだが、どう考えても愚痴、みたいのは、理解しがたいものがある。恋は盲目、あばたもえくぼと言うではないか。いつまで続くかわからない。せめて好きでいる間くらい、けちけちせずに好きな男を誉めよう。その方がお互い、確実に楽しいから。

  2005.02.25

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• 夢を語る場所

  よくいらっしゃるお客様が、ご自分の仕事について語る。「今度とあるプロスポーツチームに営業に行こうと思って」え、全然関連性のない職種なのに、また何故？と聞いてみると、へえー、そんな発想があるのか、とびっくりするようなつながり。「アメリカなんかだとあるんですけどね、そういうの。日本ではもしかすると初めてかも知れないなあ」すごいなあ、成功するといいですね。気が付いてみると、店でお客様とお話する内容には意外に前向きなものが多い。今度こういうことするんだ、したいな、しようと思ってる、そんな話が多い気がする。今日こんないやなことがあって、という話をそんなに聞かない。へえ、すごいな、頑張ってくださいね、と返しながら、こちらが励まされるような気持ちになる。人の夢を聞くのは楽しい。なんだか自分までわくわくする。この場所にいることを、よかったな、と、そういうときに改めて思う。

  2005.02.24

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• わたしたちは悩まない。

  右か左か後ろか前か過去か未来か東か西かわたしたちは悩まない夢を見られるのは今があるから笑えるのはここにいるから進むべきところへ進むべきときに進む今はただここで笑うわたしたちは悩まない。

  2005.02.23

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• 女の格

  ちょっと前に「女の格」がどうの、という雑誌のタイトルを見た。読んでいないのでどんな内容なのかわからないが、女の格ってなんだろうなあ、と少し考えた。格上、格下、とかいう相対的なランク分けは興味ない。それよりも、格というのを一種の品格として考えてみると、確かに女の格というのは重要かも知れない。それは氏育ちや持ち物、或いは社会的な立場、容姿や付き合う男性とかなんかで決まるものじゃない。教育云々の話でもない。品格＝人格なのではないかと思う。おしゃべりでもうわさ好きでもちょっと意地悪でもいいけれど、頭に来ることがあったら相手の悪口のひとつも言ってもいいけれど、ただひとつだけ、よくないと思うことがある。それは意味のない悪口。どうしてあなたがそのことを言うの？関係もなければ建設的な意見でもなく、という無意味な悪口は、できればしたくない。そんな些細なことでも随分違うように思う。

  2005.02.22

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• 愛はいくつに活用するのか。

  過去だの未来だの、嘘だとかほんとだとか、信じる信じない、なんて色々付け足すからわからなくなる。愛してる。愛してた。愛してない。わたしの辞書には愛なんて３段活用しかない。しかも句点で終わるから、その後に「から」とか「けど」とかも付かない。状態で考えたら、過去形さえもほんとはない。愛してる。愛してない。ほんとはそれ以外、どんな活用形も必要ないでしょ。理由とか、原因とかはまた別の話。どんな形なのかまず、自分でよく見てごらん。

  2005.02.21

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• 恋愛指南書なんて大人は読まない。

  最近本屋に行くとやや腹が立つ。自分が子供の頃と比べて売っている本が多すぎて、読みたいと思う本がなかなか見つけられないのだ。どれもこれも読みたい本ばかり、ならば嬉しい悲鳴なのだけど、今のわたしが読むにはどうも、という本までも、あちらこちらに混在しているので選ぶのに手間取る。特に最近はさまざまな指南本みたいなものが多くて、いいエッセイと一緒くたに置かれていたりするから厄介だ。題名や装丁を見て手にとってみて、パラパラとめくったそれが恋愛マニュアルみたいだったりすると、もうガッカリだ。以前も書いたと思うが、マニュアル本の類は滅多に読まない。ましてや恋愛を指南する、みたいなのは特に。恋愛なんて、人によって違う。占いじゃない恋愛相談とかもよくわからない。人に聞いたってわかるわけないじゃん！こうやったらうまくいきますよ、なんて答がないのが恋愛なのだ。それでうまくいかなかったらどうしてくれる、って、誰もどうもしてくれないんだから。大体、そういうマニュアル通りにやっておちる男なんて、面白くもなんともないではないか。ただ読んで面白がるならいいけれど、もしほんとに恋に悩んでいるとかだったら、そういう類の本を読むよりも、一人の女の伝記でも読んだほうがずっといい。うわべだけじゃないなにか、がきっと見つかるから。てなわけで、売り場を女性向け、とかで分けたりするのをやめようよ、大きな本屋さん。※最近本屋で必要以上に時間がかかるため、やや毒を吐きましたこと、お許しくださいませ。

  2005.02.20

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• 不器用な女

  半年くらい会っていなかった友人が訪ねてきてくれた。一つ年下だけど、女手一つで二人の子供を育てている、わたしよりかなーりしっかりしている、尊敬する人だ。ほとんど自分の収入だけで、上の子の進学まで問題なくやりくりしてきた。「養育費、また止まったから公証人役場に相談に行ってきた。これが生活費だったらほんと、どうするつもりなのかと思うよ」下手にしっかりやれるから安心しちゃってるのかもね。「まあ気持ちはわからないでもないけどね。すんごい小さな時から会ってないんだから」そんな話や近況を、お互い笑いながら話す。「今付き合ってる人、10こも下なんだけどどう思う？」別に自分、独身なんだからいいんじゃない？何が問題？「上の子とも10歳しか違わない」二人でわはは、と大爆笑。多分さ、上の子が結婚したらそんなことも気にならなくなるよ。「あ、それは確かにそうかもね」もういっぱい頑張ってるんだから、楽しくやりなよ。「そうだね。それはそう思ってる」なんつーか、やっぱりあれだね、もうちょっと打算とか、妥協とかできるとラクできるみたいだから(笑)。「それってお互い、絶対無理でしょ？」うん、ムリムリ。「わたしたちってさあ、いい歳して、多分求めてるものが純粋すぎるんじゃない？」え、わたしも(笑)？「うん、あなたもわたしも不器用よ。それしか出来ないから好きなんだけどね(笑)」その台詞、そのままお返しします。

  2005.02.19

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• あったかいひと。

  先日店でイベントをしてくれた人たちからメールを貰った。また、そのときの感想を書いたホームページなんかも見せて貰った。そのあちこちに、あったかかった、とあった。あったかく迎えてくれた、人がとてもあったかかった、最高だった、って、読んでて照れてしまうような言葉がいくつもあった。自分があったかい人間だと思うことはあまりない。表現が下手だな、うまくやれないな、と思うことの方が多い。だから無理してあったかく振舞っている、のではない。誰か来てくれたらうれしいし、楽しくなってくれたらもっとうれしい。考えているとしたらそれくらい。そこに温度を感じてくれる人こそあったかいひとだと思った。

  2005.02.18

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• 違う女

  自分は特別な存在だと思いたがるくせに、人と違うとその人を否定したがる。どうして？違うってさ、自分は特別ってことじゃない。みんなと変わらないなんてまっぴらごめんよ、わたしなんて。やった、てなもんよ。いやマジで。

  2005.02.17

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• 身のほど知らずじゃいけませんか？

  『私たちは子供のころから「上着を作るときは、手持ちの布地で作らなければなりません」と教えられます。これは「身のほどをわきまえるべきです」とか、「手の届かないものを求めるべきではありません」とかいう意味です。同じ意味で、達成できる見込みのない目標を追いかけるのは無駄な行為だと申せましょう。ここでの問題は、実際に試してみるまでは何が達成可能かわからない、ということです。希望やアイデアを早々に諦めるのは、貴重品を捨ててしまうのと同じくらい愚かなことかもしれません。私は何も、「今週、非現実的になりなさい」と勧めているわけではありません。でも、実現の可能性が少しでもあるのだったら、簡単に却下しないでください。あなたが考えている以上に、多くのことが実現可能なのですから。』 と、ジョナサン・ケイナーは双子座の今週を予測していました。正直、わたしは自分の身のほどを知っていないのだと思います。でもだからこそ、できると思うことがたくさんある。どこが身のほどかなんて考えていたら、できることなんてわたしにはほとんどなくなってしまうかも。でも当たったぞ、ジョナサン(呼び捨て)！いえ、みなさまのおかげで企画が通りました。またちょっとやることが増えるけど、わたしは天下の身のほど知らずですから、きっとなんとかなるでしょう。頑張るぞい♪

  2005.02.16

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• いちばんたいせつなこと

  一緒にいると楽しい話していると笑えるたくさん笑うことこれ以上たいせつなことってあるのかな

  2005.02.15

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• しあわせの感じ方

  「幸せになるためのイタリア語講座」という映画を観た。しあわせって、気の持ちようだと思うけど、しあわせって思えないときもある。そんなときは無理にしあわせを探さなくてもいいけれど、結構小さいことでしあわせを感じることもできる。しあわせって、うれしいってことだよね。すべてがハッピーなことばかりとはいかなくても、毎日なにか「うれしい」があったらそれがしあわせ。なかなかほんのりと、いい映画でした。

  2005.02.14

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• あなたのなかの小さな子供

  大人はある日、突然大人になったのじゃない。子供が大きくなっただけ。その子供がいなくなった人が立派な大人なのじゃない。あなたのなかのどこかで見つけた小さな子供に、「あなたを知ってるよ」って、微笑んであげられるのがきっと素敵な大人。

  2005.02.13

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• つなぐ、つながる。

  何度も書いていると思うけれど、本当に縁というのは不思議だ。今日はまた新しい出逢いがあった。遠くからわざわざ訪ねてきてくれた人たち。そういえば、何故ここを見つけてくれたのか、それも訊いていなかったけれど。きっと色んな偶然が重なって、同じ時間を過ごせた。とてもやさしい時間だった。ありがとう、とたくさん言ってもらったけど、つながるのは、両方からだから。こちらこそありがとう。とても楽しかったです。

  2005.02.12

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• Plan Yourself

  なんとかイベントの企画書をまとめあげた。何故やりたいのか、結局わたしはなにがしたいのか、書いているうちに、自分ではっきり見えてきた。ああ、わたしはこういうことがしたいのか。と、改めて自分を知った。案外、いいことしようとしてるかも、なんて、ちょっと自己満足だけど、自分も満足させられなくて、誰を満足させられるだろう。

  2005.02.11

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• あなたのことなどわからない。

  あなたがなにを想いなにを決めるのかどうしてそうするのかどんなことをしてきてどんな気持ちを抱えているのかすべてを知ることはきっとないでしょうだからこそほんの少しでもなにかが見えたときどこかがふれあったとき人は優しくなれる気がするのです

  2005.02.10

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• 書くという行為

  人は何故言葉を綴るのだろうそこに綴りたいことがあるからだなにか残したいことがあるからだ道徳の教科書が読みたいわけではない数字やただの記録が見たいわけでもないきっと書きたいなにかそれを持っている人書くという行為でその人が何を残そうとしているのかわたしはきっとそれを読みたいのだろう

  2005.02.09

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• 「今日の占い」活用法？

  朝、時計代わりにつけている番組で、「今日の占い」とかのランキングをやっている。一応気にして見てはいるのだけど、あれが当たった！と思ったためしがない。「今日の１位は双子座のあなたです」とか言われても特別なこともないまま一日が終わったり、逆に最下位と言われたのに案外いい一日だったり。なーんだ、あんまり当たらないな、と思ってたけど、実はそうじゃないのかも。今日はついてる、と言われるから期待したり油断したりする。なんでもないとがっかりする。今日は最低の日、と言われたからちょっと注意深くなったり、無意識に気持ちの持ちようを変えてみたりしてる。少しでもいいことがあると喜べる。のかもね。ってことは、毎日今日は最下位、って思ってた方が、実は結構一日楽しかったりして。逆に一位、って言われた日は朝からがっかりしとく、とか。そんなの、気にしないで毎日頑張ればいいだけか(笑)。

  2005.02.08

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• 想像を創造する。

  人は自分が思ったことしかやれない。やりたいとかやりたくないとかじゃなくて、今これをやる、と思ったことしかやれない。人があなたの手を持って無理矢理させるのじゃない。あなたの思いがあなたを動かす。なにを想像し、なにを創造するのか。自分ですればいい。

  2005.02.07

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• 上手な議論の仕方

  自分の意見を少しも変えるつもりがないのに問題提議をしてはいけない。答が変わらないのなら、他人に意見を求める必要はない。聞く耳がない人に議論はできない。解決したい、改善したい、というつもりなら、議論することはたしかに有意義だ。大抵反対意見の中に大きなヒントが隠れているものだから。でも化学や物理の実験でもない限り、客観的に話し合うなんてきっと不可能に近い。それでも議論したいなら、まず人の話を聞かなくちゃ。それができないならそれは勝手に自分の中にしまっておきなさい。って、わかってるからわたしはあんまり議論しないのさ。議論するってとっても難しいよね、頑張らないと(笑)。

  2005.02.06

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• 本屋さんになりたい。

  子供の頃から読書が好きだ。毎日のように本屋さんに寄り道していた。今でも、本屋に入ると平気で１時間は過ぎてしまう。多分、食費を抜かしたら、１番遣っているのは本代だと思う。なのに、最近読む速度が追い付いていない。読みたい本が溜まりすぎている。ああ、もしかしたら本屋さんになればよかったのかも知れない。一日中本に囲まれていて、読みたい本は確実に手に入る。気に入る本を次々見つけられる。でもきっと、本屋さんになっても、読みたい本をすべて読み終えることなんて永遠にないんだろうな。うーん、どうしたらこの問題は解決するんだろう。今もまだ読んでいない読みたい本が目の前に積まれている。あ、もしかしたら本屋さんに行かなければいいだけの話か。･･･絶対無理。

  2005.02.05

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• Real　Friends

  「この人と絶対友だちになりたい、と思ってメールしたの。そんな女の人は後にも先にもいない。やっぱり私の目は間違ってなかったと思う」わたしが今度やろうと思っていることを話したら、友人がそう言って笑った。わたしが書いた文章を見て彼女がメールをくれたことが、わたしたちのお付き合いの始まり。言葉や文章にはその人が表れる、とわたしは思っている。だからそれで好きになってもらえるのはすごくうれしい。期待を裏切らないように、なんて偉そうなことは思ってないけど、自分の直感は正しいと思っている彼女のために、ちゃんと頑張らなくちゃ、なんてちょっと気合が入った。

  2005.02.04

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• 決めるのは自分の心。

  どうしてもやりたい、ということがまた出来た。やるとなったら結構大掛かりなことになる。大丈夫かな、と思う自分もいる。でも正直、やりたいと自分で思うからには、きっと出来るんだと思っている自分の方が強い。こんな機会はそういくつもあるものじゃない。これも何かのめぐり合わせなのだろう。一人で出来ることじゃないから、一緒にやることになるスタッフに訊いてみた。わたしはやりたいけど、一人じゃ出来ないから、もしやりたくないなら無理しないで諦めるから、と。しばらく考えてから、「いいですよ、やりましょう。なんかそういうイベントがあった方が楽しい」と言ってくれた。きっと大変だよ？「そうでしょうね」いいの？「やってみましょうよ」ありがとう。頑張って企画書書いてみる。まずその企画が通るかどうかもわからない。でもやってみなければ実現することもない。なんのために？そこまでする価値はある？何が残る？そんなことはわからない。やるもやらないも、なんでも最後に決めるのは人それぞれ自分の心。それがいくつも繋がれば、きっと何かになる。わたしにとってはそれこそが大きな価値のあることなんだと思う。

  2005.02.03

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• いまさら若く見えればいいってもんじゃなくて。

  学校の行事で撮った写真を貰った。やばい、一人だけ浮いている。「お母さんって、やっぱり若いね」違うと思う、息子よ。若いっていうかさ、こうやって改めて見ると、表情だけがもう、反抗的な若者のそれ、って感じなわけで。まわりの優しそうなお母さんと顔つきが違うっていうか。あー、一体いくつまで世の中に(？)反抗を続けるのか、と、ちょっと(だけ)反省。きちんとそれなりに年を重ねた人になりたいんだってば。「近くで見ればちゃんともっと年取ってるよね」･･･それもなんですが。

  2005.02.02

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• 優しい聞き役

  滅多に愚痴は言わないけどたまにこぼすとちゃんと聞いてくれる深刻にアドバイスしたりなんかしないくだらない駄洒落とか言ってたまに聞いてないふりもしたり最後にちゃんと、頑張ってねって言ういつも、優しい聞き役だね

  2005.02.01

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• 女優魂、ありますか？

  携帯のカメラで、何枚撮れば自分のベストショットが撮れるか、という話になって笑った。「30枚くらい撮ってやっと１枚」わはは、そこまでじゃないけど。「でも１枚じゃ絶対ダメでしょ？」うん、何回かもちろん削除する。ほんとに綺麗な友人は、いつ写真に撮っても失敗がない。もとが違うっちゃ違うんだけど、やっぱり綺麗な人には、人に見られてる、っていう意識が常にあるんだろうな。わたしなんか気づかないうちにすぐ、気が抜けたアホ面になる。ミニスカートを履くと足が細くなる、とか、女優は夏でも撮影中は汗をかかない、とか言うけれど、それはあながち嘘ではないと思う。いつも気合を入れているのは疲れるから無理だとしても、外にいるときくらいは女優顔になりたいものだ。そんなの無理？だったらまず、鏡を覗いてるときくらいの表情のつもりで歩いてみよう。それくらい、女だったら誰でもできると思う。不意にショウウィンドウに映った自分に、がっかりしないように。そのうちきっと、毎回ベストショットが撮れるようになる(願望)。

  2005.01.31

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• 現代人の消息

  今年に入って、お姿を見ないお客様がいらっしゃる。年末までは毎日いらしていたのに、今年はまだ一度もお見えになっていない。なにかお気に召さないことでもあったのならいいが(よくないけど)、以前は度々あった町でばったり、という場面もまだない。「うちのマンションのポスト、一軒も名前出てないんだよ」と、以前その方がおっしゃっていた。他人に名前を知られたくないとか、今は色々イヤなことがあるからね。お年を召した方の一人暮らし。何かあったときに駆けつける人はいるのだろうか。何かあったとわかる人はいるのだろうか。自分を含めて、現代人がどんなところに生きているのか、少し考えさせられる。

  2005.01.30

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• わずか数分で100万ドル集める女。

  「シャロン・ストーンと申します。この場でムカパ大統領に１万ドル（約１０３万円）寄付します。私に賛同する人、立ってください」―。　世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」の会議場で２８日、「氷の微笑」などに出演した米女優シャロン・ストーンさんが傍聴席から立ち上がり、壇上で政府開発援助（ＯＤＡ）の増額を訴えていたタンザニアのムカパ大統領と聴衆にこう呼び掛けた。１０分足らずの間に呼び掛けに応じ、１００万ドル（約１億３００万円）が集まった。(1月29日共同通信伝)どのような資金調達が有効か、という討議がなされていた最中だったようですね。ネットのニュースで読んだだけなのでわからないのですが、段取りとかネゴシエーションとかナシでいきなりなんでしょうか？これってある意味、女にしかできない禁じ手？というより、女優だからこそかもね。たとえわたしがやったって100万ドルなんて集まらないでしょ。とにかく快勝。すごいぞ、シャロン・ストーン。いくつになっても綺麗でいるのは無駄じゃないのね。「氷の微笑２」頑張ってください。

  2005.01.29

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• 当たり前だとか普通だとか。

  そんなの当たり前、とか、それが普通、とか、そういう判断基準はわたしには向いていない。人にとっての当たり前は別にわたしの当たり前とは限らない。人の普通も普通と思えなかったりする。なのにそのくせ、息子には「そんなの当たり前でしょ」とか、「普通そうじゃないでしょ」とか言ってるもの。それが一般的に当たり前じゃない話だったとしたら目も当てられない、って、変なお母さん持つと苦労するよね、すまぬ。

  2005.01.28

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