【ベルマーレ】C大阪と仙台の昇格と、昇格争いに思う
昨日、C大阪と仙台のJ1昇格(復帰)が決まり、3枠の昇格枠のうち残りは1つ。この両チームにベルマーレと甲府を加えた4チームで3つの枠を争ってきたわけですが、まずは2チーム抜けたわけで。仙台サポーターのJOHさん、歓喜復帰さん、へなへなおさん、kururiさん、昇格おめでとうございます。以前はJ1にいたチーム、というよりは、C大阪はチームとしてのスケールの大きさ、仙台は地元での熱心で熱狂的なサポーターが多いチームなので、J2にいてはいけないチーム。何年も苦労してきたチームですが、ようやく復帰を果たしたといったところですね。C大阪は本当にJ2離れした多彩で迫力のあるアタック陣は、J1でも見たいところ。G大阪との大阪ダービーも復活しますし、久々に関西4チームがJ1にそろい踏みします。 関西という土地柄は、サッカーには特に冷たい印象もあるので、4チームで盛り上げていただきたいところ。 仙台は創設当初から地域密着活動を続けて徐々に支持を集め、最初にJ1しょうかくした時は、応援は浦和にも匹敵するんではないかとさえ思いましたよ。結局2年で降格してしまいましたが、攻撃サッカーは魅力充分でした。その後はフロントの迷走、監督を毎年のように交代するなど迷走。その間、地元にプロ野球チームが誕生するなど、それまでと違う条件もでき、どうなるか気になっていましたが、以前ほどではないとはいえ、まだまだ地元での関心度や人気は高いものを保ち続けていたようで。この間、2度仙台へベルマーレの応援で行きましたが、ホームスタジアムのユアスタは素晴らしいスタジアム。その中を応援する仙台サポーターのパワーにも圧倒されっぱなしでした。チームは昨年、入れ替え戦まで進出し、あと一歩のところまで来ましたが、今年はさらに一段階段を上って昇格。C大阪との直接対決の結果次第ではJ2優勝の可能性も。7年間の下積みは長かったでしょうね。ダービーと言えば、こちらもJ1で東北ダービー実現ですね。特に山形での試合は、バックスタンドが両チームのカラーである、青とゴールドに分かれる様は見事です。J1の注目カードがまた増えました。 そして残り1枠を争う、ベルマーレと甲府。どちらのチームも、存続問題から立ち直ってきたチーム。甲府は1度上がって2年J1に留まり、ベルマーレは新会社を設立も降格して(初の降格チームに)10年に。その間、徹底した地域密着活動で地道にサポーターを増やしてきました。ベルマーレに関しては、降格してから10年になり、すっかり「門番」に。後発のチームにもどんどん昇格で先を越され、 惨めな思いもしました。その間、J2を見ることで分かったこともたくさんあったのは収穫ですが、もういい加減J2を卒業して欲しいもの。降格した時も、フジタの撤退で規模縮小、新会社になったことで、10年は我慢するつもりでいましたが、その10年ですし。 今回昇格争いを繰り広げたほかの3チームのサポーターさんたちは、マイミクさんでも特に仲のいい人達や、お世話になった方々が多く、どこか1チームが望みをかなえられないので、少々複雑な思いもしておりました。が、勝負は勝負。相手を落としたりしない、腹いせを書かない、だれそれが出なければいいとか書かないとか、直接対決のときは、気を使うなど、フェアな気持ちで応援してきました。そして、今年ほど心臓や胃には悪いですが、ベルマーレを応援していて、緊張感があり、充実した、応援しがいのあるシーズンは初めてです。ハラハラドキドキも多かったのですが、それもあと3試合で終わります。そして次の試合は、今年の運命の70%が決まる、甲府との直接対決。選手もサポーターも、最後までベストを尽くしましょう!そして最後は、笑って終わりたいですね。ゴールはすぐそこまで見えています。