ガンバらないガンバの敗北
ドラえもんフルCGアニメ映画化し、秦基博の主題歌も売れて、こりゃ、CGアニメいいなと、猫のドラえもんに続き、ねずみのガンバで・・・とでも思ったのかな???『図書館戦争』『バクマン。』……上位は順当なれど『ガンバ』が目を疑うほどの大コケ!!【週末映画興行成績】>予期せぬ大コケとなってしまった映画もある。『GAMBA ガンバと仲間たち(以下『GAMBA』)』だ。 なんと596スクリーンで公開されながら、土日2日間での動員は約5万9,000人、興収は約7,500万。1スクリーンあたりの動員が2日間で100人弱という、 目を疑う結果に沈んだ。 そもそも、昔のアニメ版のガンバには作品全体に流れる悲しさ、ねずみの無力さ、そして、力弱きゆえに、仲間が無残にやられるとことか子供ながらにトラウマになりそうな残酷で哀しいシーンもあったけど、絶対的な脅威のノロイに立ち向かう勇気と旅をしていく中で出会う友との友情とか、大いに学ぶものがあったし、今の見てもなかなか名作だと思うけど、CG化したガンバのデザインのこれじゃない感がハンパないし、ポスターから感じる変なほのぼの感に、ガンバたちの旅の決意とか全然感じないし、出会いと別れを繰り返し、成長していくガンバたちの話をそもそも2時間そこらでまとめるには無理あるんだって。古臭くても、CGなんか使わないのに、こっちのが圧勝。v(^∀^*)