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カテゴリ:植物
地球をシステム(ガイア/Gaia hypothesis)として捕らえると、
その仕組が分かってくる。 そして、非生物的システム(大気循環等)と生物的システム(生態系等)が存在し、 これらすべてのシステムがお互い複雑さをうまく共有しながらバランスを取り合って、 地球システムの中で循環または還元をしている。 これは太陽から照射されたエネルギーが無ければ起こりえない事であり、 システム間の正と負のエネルギー(エントロピー)の受渡しによって起こる。 このエネルギーはシステムが受け取れる許容範囲を超える事がないのが常である。 しかし、人間活動と言うシステムが拡大または侵攻していくにつれ、 システムの許容範囲を超えるエネルギーが与えられ、 地球システムのバランスが崩壊してきている。 とは言え、これは人間による概念であって、 異なる体系が存在する可能性も視野に入れなければなるまい。 太陽エネルギー(太陽光線)を食料へと最初に変化させるのが植物である。 これは非生物的システムから生物的システムがエネルギーを得る最初のプロセスである。 そして、大気圏や岩石圏と生物圏をつなぐ重要な役割を植物は持っている。 この役割とは、太陽エネルギーを基として多々存在する。 例えば、光合成による太陽エネルギーと二酸化炭素から酸素を作り出し、 水分を保有し、さらには、地表土の固定、日陰による水分蒸発や気温上昇の低下、 暖かい空気を冷やし、動物に食料や棲家を提供する等々たくさんの恩恵がある。 これらすべての恩恵は、正のエネルギーを負のエネルギーへと変化する事にある。 植物はこれらのエネルギーを効率良く変化させるため、 地域特性や環境条件に合わせた進化を遂げているまたは続けている。 地質的、気候的に対応進化してきた(し続けている)のである。 しかし、これを伐採、単作や移入種の栽培によって破壊している現状が増えている。 最近伸びてきているバイオ燃料生産による問題も考慮していかなければならない。 樹木だけが重要ではなく、その下にある数多くの小さな植物も役割を持っている事を 頭に留めておきたい。 植物の存在は非常にX10000000000・・・・・地球システムにとって、 大切または重要な存在である。 これらの植物の価値を守る為、 そして、恩恵を受け続ける為に、行動を起こさなければならない時が来ている。 ”Make a difference!” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月20日 14時53分15秒
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