カテゴリ:読書
「紅白歌合戦と日本人」は大晦日に行われるNHKの紅白歌合戦の歴史やおもしろエピソードを紹介していた。著者に著者はテレビ文化論が専門の太田省一氏。そこそこ分厚い本で読了するのに時間がかかったおもしろかった。紅白は毎年「(今年の)テーマ」と出演者が決められ、歌っているそうだがそこにいろんなエピソードがあり、ワイドショー的な内容も含まれるようになり、大衆に支持されたそうな。この本では初期~80.90年代~今という風に分けてかかれていたが、昔はほとんどの国民が当たり前のように観ていたが、他のTV局も力を入れだし分散化し視聴率も降下。その後も若者の演歌離れや「えっなんで○○(歌手)が出てるん?」という不思議なこともありさらに視聴率は降下していたが、3.11以降再び人気が復活したそうな。いや~内容もなりながら、こういうことをコツコツと調べている社会学者があるとは驚きである。まぁ、こんなものだろう。「3Dプリンターで世界はどう変わるのか」は将来大きなビジネスチャンスを引き起こすであろう3Dプリンターについつ書かれていた。ここ1.2年くらい前からメディアに取り上げられ気になっており、入門編としてこの新書を読んだがとてもわかりやすかった。ひとえに3Dプリンターといっても各社ともいろいろ開発しており、手法や素材加工技術が違いその辺を詳しく説明していた。この3Dプリンターは非常に利便性が高く、職人技術の伝承・精密機械分野・再生医療・食べ物などに使われ将来かならず必要になるそうな。今までは非常に高額だったが最近は個人用の3Dプリンターも販売され、個人でもアクセサリーやフィギュアが簡単に作れるそうな。いや~なかなか興味深くおもしろかった。いみなり難しい技術書を読むのなら、この本を読むのをお勧めする。
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Last updated
December 14, 2013 12:03:40 AM
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