ガソリンと冷蔵庫
旅行や出張から帰ってくると、冷蔵庫が空っぽで、車のガソリンも空っぽなことが多い。(車は別にして、冷蔵庫は意図的に空にしてから出かけるのだが。)今日は、昼過ぎから遠くの韓国系スーパーマーケットに買い物に行ってきた。ここだとアジア系の野菜や品物が買えるのである。スーパーの名前は「スーパーH」。もともと近くにあった「ハナルン」というスーパーの拡大版。ハナルンがアジア食品のみしか扱ってなかったのに対して、スーパーHは、safeway, giantといったアメリカのスーパーで扱う西洋用品も置いてあるため、一箇所で買い物が済むという特徴がある。ただ、西の方へ30分(私は一人で運転していくと行きは45分くらいかかるが・・・)車を走らせないといけない。国道66号線のダラス空港への出口(確か67番?)を超えていくので(スーパーは60番)、割りと遠い気がする。スーパーHで嬉しいのが、日本と同じようなふかふかのパンが売っていること。ヤマザキパンとかの「熟成」パンがコンビ二に並んでいる日本は贅沢だ。パン食のくせに、アメリカのパンは、味が単調で「おいしい~」というものは、珍しい。。ちなみに、以前、友人宅でご馳走してもらったときに(まだスーパーHを知らなかった頃)、「デザートに「スーパーH ケーキ」を用意してあるの。」と言われて、一同「????」。どんなケーキなんだろう・・・とみんな一瞬どきどきしたこともあったっけ。でも、本当に、今日並んでいたケーキもおいしそうだった。(ホールでしか売っていないので、私は今回も買えませんでしたが。)大量に買い込みをして帰ってくると、アパートのコンセルジュがまたいない。。常駐の契約なのに、いつも必要なときに限ってどこかに行っている。コンセルジュに用はないが、カウンター越しに保管されているショッピングカート(誰かがスーパーから持ち帰ってきたものを、共同資産として?後生大事に管理している)が使いたいのだ。コンセルジュのカウンター裏に回るためには、ドアが付いていて、鍵がかかっており、奴の戻りを待たないことにはいずれにしてもカートは使わせてもらえない。。待つことしばし、30分。冷凍食品も溶けるので、諦めて何度かに分けて運ぶことにする。。こうやって、腰をひねったことが数回。。全部運び終えて、冷蔵庫がぱんぱんになると心も満たされた。ガソリンもスーパーに行く途中で満タンにしたので、車も安心。食料とガソリンが備蓄されていると、心に余裕が生まれるのは私だけだろうか。あんなに腹が立っていたコンセルジュ不在も、冷蔵庫に物が入ると、どうでもよくなった。必要最低限な持つべきものを持つのは、人にやさしい気持ちでいられるためにも、精神的に大切なのかも・・・?